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偏らない難しさよ。

今日は90分ほど職場の別部署主催の講演会に参加してきました。
障害のある方の支援というテーマで、私の仕事にも大いに関わってきます。
実際、その別部署と連携して相談を受けている方・連携していなくとも自分から開示してくれる人・そう思しき方…などなど
実際に仕事で対峙する場面が多いわけです。

トピックとしてはその方々の「教科書的な」特性の話から入ってくというもの。話を聴きながら「あの方…」「この方…」と顔が思い浮かびます。


話を聴いていて印象的だったのは
”それは障害からくる特性”なのか”経験不足”なのか、という事。


例えば「コミュニケーションが今一つうまくない」ということ一つとっても
脳の機能的に「コミュニケーションがうまくない」に繋がっているのか
今まで他者と関わってくる機会を持ってこなかったので、どうしたらいいのかわからない、からくる「うまくいかない」なのか…

それとも両方なのだろうか。

普段話を聴きながら観察をする中で「もしかしたらこれは特性なのでは?」と自分なりに仮説を立てながら相談の時間を過ごしています。
そう、「特性」という仮説をメインに話を聴いていたけど
実は経験不足、という事もあったのではないかな…と結構強めの衝撃を受けました。

いやいや、結構強めの思い込みを含めていた可能性…
そんなことを講演中にずっしり感じてしまい、もうなんだか頭を抱えたくなりました。
その説明の時には、だいぶウンウン頷いてしまい
「あ、頷いてくださっている方もいますね」とにこやかな笑顔を講師の方に向けられました。

内容はもちろんなのですが、これは障害があるなしって関係あるんだろう…か。あー、なんかだいぶ偏った見方をしていたんだ…とかなり痛い想いをして講演を聞き終えました。
なーんか気軽に聞いてこよう。と思っていたけどまぁそんなわけにもいかずまたしても自分の足りないところを確認した次第です。かーっ

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