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料理の思い出

テレビで一般の方に密着した番組を放送していて
とある日の晩ご飯が”炊き込みご飯”。
おいしそう、と思い視聴しながら私の脳内は幼稚園生だったころにタイムスリップしていました。


当時、転勤族で暮らしておりその時は群馬で生活をしていました。
新潟に近いエリアに住んでいたので山が近い。
近所からいただいたり、購入したまいたけを
母が炊き込みご飯にしてくれて、食卓に頻繁に登場しました。

それがうまいのなんのったらない。

マイタケの香りがふわぁっと立ち上り、だしの効いたご飯とナイスバランス。

‥‥ああ、また食べたいなぁと思いながら番組そっちのけでマイタケご飯を再現していました。


記憶力がそこまでよくない私が唯一記憶に残ることは
食べ物の記憶。

マイタケご飯はもちろんですが、
熊本にいるときに土曜日の昼学校から帰ってきたときに出てきたきなこもち
寒い岩手に暮らしているときはホカホカのグラタン…

ああ、すぐに再現できます。

くいいじが相当はっているのは、猫ちゃんといい勝負ということと
その時期はあまり学校が楽しくないというか…行きたくないというか…
もう一つのコミュニティでうまくいっていないことが多かった。

その中で、私の楽しみは日々の母が作ってくれた料理。
だから記憶に残っているんだと思います。
外から鍵がかけられる謎のトイレに閉じ込められたり
ひとりだけ背が高くておかしいとなかま外れにされたり

そんなチキショウと思う生活から帰ってくるとおいしいご飯。

私にとって楽しみでもあり、救いだった。
だからこそ食いしん坊だけでは片付けられない
”食べることに対する”思いを再確認できました。


…とはいえ食い意地がないわけでは…もにょもにょ

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