これからもゆるく果たしていきますんで
数年前、県外から帰省すると父から
俺に何かあったら、頼むな。
そんなことを笑顔で父に言われることがありました。
これは特段珍しいことではなく、常々父が冗談のように口にしていたことだったので
ずーっと先の話ね、その時には任せといて。ただ先だから。
とこれまた冗談のように返答していました。
父も満足そうにしていましたが
その時が訪れたのは、数か月後と私が思ったよりもずいぶん早かった。
聞いてない!ずっと先って言ったじゃないか。怒りにも似た感情でした。
任せろと言ったから、という理由は2割くらいですが
父亡きあと自分ができる範囲で「父から頼む」と言われたことを継続しています。
不思議なことにこの「自分ができる範囲ではなく、無理をしてやったことって本当うまくいかなかったのです。
よくいう「良かれと思って」という相手にとっては全然よくないことでした。
主に母に対してですが、当初は本当にうまくいかなくてよくぶつかり合いました。数週間口をきかなかった期間もザラにありました。
(猫ちゃん大困惑)
ただ、父が言っていた「頼むな」ってこんな状況ではないよな…
自分の犠牲を払って、無理してまでのことではないぞ。
生きていたらそういうだろうなぁ。
そんなわけで、母の問題を自分と切り離す、無理しない範囲でできることをする、ってことを徹底したら本当にうまくいくようになりました。
これが「頼むな」だったんじゃないかな…と今では感じています。
ただ、これは今のベストなのでまた変化していくことがあると思います。
そのときにはその時のできることを変化させようかな。
しかし、早い。頼まれるのはもっと先だったぞ!パパめ。
この文句はしばらく言わせてもらいますからね。