それは一筋の明かりになるかもしれない
昨日は3月に退職した仲間ともう一人の仲間の3人で久しぶりにランチに行ってきました。
駅の近くのお店をチョイス。主要の駅だと連休で激混みということを予想し適度に観光地から外れた駅のお店にしてみました。
退職した仲間は別の土地に引っ越してしまい、連休でこちらに戻ってきていたタイミングだったのです。
3月最終出勤日のちすぐの引っ越しだったのでかなり慌ただしさがあっただろうなと思いつつ気がかりではあったのです。
昨日話を聴くと
「ああ、数年前の私とにているなぁ」という感覚でした。
全く知らない土地に行っての戸惑いや
そこでかけられた言葉のダメージとか
頑張らなきゃと思いつつ、がんばりきれない孤独感とか
ああ、あの時と似ている。
いやいや同感してしまうのは違うぞ。と過去の自分と切り離すことが大変でした。
物理的には「ひとりぼっちではなく」とも
心がひとりぼっちと感じるのって本当にしんどいよな…と話を聴きながら
だまってうなづくしかありませんでした。
新しい場所で「居場所を探さなきゃ」と力を入れすぎなくてもいいし
慣れなくちゃと追い込まなくてもいい。
あの時の私に向けたかった言葉を、そっと伝えるにとどめました。
ちょっと悲しいなぁ・・・という雰囲気が漂う中
もう一人の仲間が発した言葉が素敵でした。
(具体的には割愛しますが)
涙ぐんだ仲間が「そういえば…」とはっとした顔をしました。
私はそういう経験ないですけど~と言いつついった言葉が
悲しいという雰囲気から引っ張り上げた瞬間でした。
以前、この仲間から私もかけられた言葉で「はっ」としたことがあり
柔らかい言葉なんですけどそういえば!と立ち返ることができ
今に至ってることは確か。
昨日もその瞬間に立ち会えました。
色んな事があるけど、ついその渦中にいるとわからないことは
ちょっとした投げかけでぱっと視点が変わることもあるんですよね。
またこんな時間をすごしたいなと
改めてありがたいと感じたところでした。