情報の正しい捉え方とは?

転職して地方の単身赴任生活から都内郊外での生活が始まった3月頃、東京新聞の購読を始めました。

新型コロナウイルスの流行により社会的に様々な面での変化がとても速かったこの一年、市民一人ひとりの政治に対する当事者意識は変わったと思います。
"遅いインターネット"から言葉を借りれば、非日常から日常へと。

政治に対して投票という形で権利を行使するうえで、日々目や耳にするメディア発の情報はとても大きい。
また昨今はソーシャルネットワーキングサービスで触れる情報も、その人の政治に対するイメージや意識に直結している部分も多いと思います。

スピードと直感的な部分(リツイート数やランキング上位の情報)ではかなり大きな影響を与えると思いますが、果たしてその情報は多角的にみて支持できるものなのか。こういったところにモヤモヤを感じています。

私は家にテレビを置いていないので、新聞からメインで情報を得ています(SNSも見ます)。
情報の適正な捉え方をできているかはまだ分かりませんが、時代に逆行していると言われる新聞は情報過多の時代だからこそ必要なものを提示していると思います。それは次のことです。

・一次情報から二次情報への"情報の文脈"を捉える力

新聞社ライターの方の構成力みたいなものは読んでいてとても勉強になってます(特に社説)。情報を購読者又は視聴者に伝える上で、事実から伝えたい情報(二次または三次情報)に至るプロセスが明快で、これが理解されることはとても大切。
特に文章で"伝える"を仕事にされている方々の構成力に触れることは、情報を正しく捉え自分の頭で考える力を鍛えてくれると思います。

自分自身まだまだですが、SNSに溢れるスピードの速い情報と、それとは逆の紙面などから得られる情報それぞれを適正に捉えて自分の考えをしっかり持てるようになりたい。

メディア媒体の違いが情報の受け取り方に与える影響についても、メディアそれぞれの構造やメリデメを知ってなきゃなとも思います。
noteで様々な方の考えや思いに触れて毎日刺激を受けてます。

これからもちょっとずつ自分の思考について言語化し整理していきたいと思います。

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