Gibson Les Paul Studio '98

■導入理由
・こちらの記事に詳細は記載したが、新品購入したGibson Les Paul Studio Liteに初期不良があったため交換で手に入れた

・ずっと手元に置いておいたわけでなく、高校時代のバンドのギターの相方がギブソンのレスポールを欲しがっていたため、大学入学時にmomoseのストラトを手に入れたタイミングで5万とかで譲っていた(2004年夏ごろ)

・ところが2021年1月に上記の友人が手放そうかなと連絡をくれたので、迎えに行って検討させてほしいと相談。久しぶりに対面したところカナリきれいに維持してくれていたので状態もよく、結構ピカピカ・・譲った時のまま持ってきたみたいなコンディションで、元カノに偶然再会したら今もきれいだったみたいな感覚で懐かしくなり迎え入れた(ただし自分が譲った時点でトーンカットしててw、再会後も変わってなくてワロタ・・メタル仕様すぎ、、)

■使ってみてどう?
・まず、重い(4.55kg)、、久しぶりに見ると赤が結構えげつない感じ。生音は思っていたより大きい

・再会後のNGポイント:①チョーキングするとチューニング狂いまくる、②テールピースベタ付けしてるが弦がサドルに到達する前にブリッジに干渉してる、③上記の通りトーンカットされてる

・NGポイント改善①:チューニングの件はグローバーペグのトルクが弱かったので締め増し。また、お世話になってるリペアショップでナットを普通の牛骨のものに交換してもらってかなり改善された

・NGポイント改善②:テールピース上げ目のほうが緩いテンションで音もふんわりする感じなので、GuitarworksのFIXER入れて10mm上げて固定。テンションは柔らかくなったし、ブリッジ干渉しなくなった。FIXER入れて変わったのはあんまり分からないかも・・アルミ製のテールピースとかにしたら顕著に分かるのかなぁ

・NGポイント改善③:トーンカットの件はコンデンサもあまり良くなさそうなセラミックコンデンサが使われてたので、Sprague Orange Drop 716P 0.022uF 400Vてやつにして、手元にあったOYAIDE 3398-16という配線材で配線し直し

・PUは誰も購入時から替えてないからフロントが490R、リア498Tの組み合わせ。所有するヴィンテージのFender Jazzmaster '65と比較すると音量の差がめちゃくちゃある、当然こっちのほうがクソでかい

・Jazzmasterではゲルマニウムファズ掛けっぱで手元でボリューム絞ってクリーンと歪みを調整するようにしてたが、同じセッティングでやろうとするとボリュームを1とかにしてもクリーンにならない・・ファズのゲインを下げて何とか納得できる状態にできた

・音の伸びが素晴らしいのと、ネックのカマボコ型がギブソン!て感じでしっかりしててよい。レスポール的な基音しっかり感がよい。JCアンプ直とかで単音長いフレーズでも心細くない。楽器として勿論良いんだけど、工業製品としてもしっかりしてる感じでカタログ通りの性能ちゃんとありますよーって感じがする(分かります?笑)

・最近弾き込んでたら明らかに感覚が変わってきて、鳴るようになってきた感じがある(当然耳や感覚が慣れてきたというのはあると思うけど)。自分的にはメインに昇格なんだけど、バンドメンバー的にはJazzmasterのfender的な倍音多い感じが好きなようで、徐々にシフトしていきたい

・やりたいこととしては・・フロントPUがもうちょっと解像度高いシングル感がほしい感じなので、P-90のハムバッカーサイズのものをつけてみたい感じ。候補としては・・Gibson P-94、Seymour Duncan SPH90-1n Phat Cat、KENT ARMSTRONG WPU900、とかとか

■思ったこと/教訓
・90's ギブソン結構よいと思いますよ、ほんとに迷っている型は昨今の情勢や円安で買えなくなる前に買ってしまってよいと思います、もう値下がりすることはないと思われ・・


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