面倒くさいは金になる
本書を読み終えた貴方は、
面倒くさいのが好きになります。
僕自身、今まで沢山の「面倒くさい」に
儲けさせて貰いました。
本当に面倒くさい事が好きですね
ハッキリ言うと「知らない」は罪です。
今の不安、今の収入、今の生活。
全て貴方のせいです
意見ととるか、批判ととるか、
それはあなたの課題です。
嫌気がさした人は読み進める事を
おすすめしません。
突然ですが、知って得をした事。
知らなくて損した経験ありますか?
買い物にて、
毎月第2木曜日は感謝祭で全商品10%OFF。
10000円分買えば1000円引き。
知っていれば1000円得する。
知らなければ1000円の損である。
資本主義の貧富の差は単純にこれだけ。
「想像」「行動」「情報」の差です。
1000円札が目の前にあれば手に取るのに、
チラシや広告など1000円得する「情報」は障壁画高いと感じる。
だが、これが資本主義の穴である。
だから簡単なんだって思ってます。
めんどくさいは金になる。
本書も10回見る人はいません。
その面倒くささが差になり、金になります。
それでは本題です。
マーケティングとは?
Google検索をすれば
「顧客の欲求を満たすために企業が行う
あらゆる活動の総称」と記載されますが
僕が考えるマーケティングとは
夢や目標のゴール設定をし、そのゴールを
達成する為の戦略と定義付けしてます。
つまり、マーケティングを習得すれば
ビジネスに限らず、
皆さんが勤めてる会社の人間関係、
一生涯を共にする夫婦関係、
恋愛やプライベートな人間関係も良好になり、
豊かな人生に出来るという事です。
このコンテンツは単なる
【稼ぐための情報】ではなく
【人生を豊かにする】コンテンツといっても
過言ではありません。
人生の悩みの99%、
いや100%が【人間関係】です。
某有名著書でも断言してますよね。
お金が全てじゃないけど、全てに金は必要。
貧乏時代に毎日思っていました、
酷い時にはスーパーで廃棄前の
消費期限切れのお惣菜を貰ってた貧乏時代も
経験してる僕が断言します。
マーケティングとは簡単にいうと
「相手の気持ちがわかる」ということ。
横文字で難しく捉える必要はない。
日常的に皆さんもマーケティングします。
例えば、テストで100点をとったら
○○をプレゼントしてほしい、
気に入ってる異性と会うために
共通の友人から誘った後に
○○さんも誘ってみないか?
というのもそれに近いですよね。
ゴール設定をし、そのゴールを達成する為の
戦略がマーケティングの概念です。
人類である以上、この世の中は事業を作るのも
消費者も全て人間であり人間には1人残らず
「感情」や「心理」が働きます。
心理学を制すものはマーケティングを熟知し、
マーケティングを熟知してる人は人生を制す。
と言っても過言ではないでしょう。
マーケティングの手順は、主に6つあります。
①5W2Hを考える
②市場調査をする
③STP分析をする
④マーケティングを考える
⑤実行する
⑥PDCAを回す
1つずつ学習してください。
①5W2Hを考える
5W2Hとは
・What(何を)
・Why(なぜ)
・Who(誰に、誰が)
・When(いつ)
・Where(どこで)
・How(とのように)
・How much(いくらで)
これを考えるということです。
【What(何を)】
ここでは自分が販売する商品を考えます。
まずは、自分の販売したい商品を考えましょう。
【Why(なぜ)】
ここでは、なぜあなたが
その商品を選んだのかを考えます。
理由もなく、なんとなく選んだ商品は、
残念ながら効率よく売れはしません。
【Who(誰が、誰に)】
ここでは、あなたが選んだ商品を、
誰が、誰に売るのかを考えます。
「誰が」の部分は、あなたでもありますし、
例えば代理店を雇う場合は、
代理店の営業マンとなります。
「誰に」というのは、あなたの選んだ商品を買ってくれる人を指します。
誰に売りたいか、誰が買ってくれるのかを、
考えるようにしましょう。
ここでペルソナについてお話します。
◎ペルソナ
ペルソナ(persona)とは、
サービス・商品の典型的なユーザー像のことで、マーケティング関連において活用される概念です。
実際にその人物が実在しているかのように、
年齢、性別、居住地、職業、役職、年収、趣味、特技、価値観、家族構成、生い立ち、休日の過ごし方、ライフスタイル……などリアリティのある詳細な情報を設定していきます。
ペルソナを設定する重要性とは
商品開発、マーケティングには、
世代も性別も違う様々な人間が関わります。
また、個人が製品に対して考えているイメージや視点も全く同じとは限りません。
関係者の認識が共通でないまま
マーケティング活動を進めてしまうと、
それぞれの思う人物像にバラツキが出てしまい、ターゲット像が曖昧になってしまいます。
ターゲット像が上手く定まっていない状態では、効果的なマーケティング活動が難しくなります。
また、関係者の幅広い意見を1つの製品に
取り入れようとして、結果的にユーザーニーズを満たす製品ができ上がらない可能性も出てきます。
そこで必要なのが、人物像への理解を深めるために「ペルソナ」を作成することです。
具体的なユーザー像を設定することで
関係者間の認識を統一することができ、
自社がとるべき戦略が明確になります。
ペルソナを設定するメリットは3つあります。
①仲間同士で、共通した人物像を形成できる
担当者間で認識がズレたままでは、
無駄な作業が発生したり、
スケジュールが遅れるといった
トラブルになりかねません。
ペルソナという1人の代表的な人格を設定することで、異なる分野の担当者とも
共通の人物像をイメージすることができ、
効率よくプロジェクトを進行することができます。
② ユーザー視点の精度を高めることができる
定量データや多くの情報をもとに詳細な情報まで設定したペルソナは、1つの人格のようなものです。
ペルソナのニーズを満たすような
製品を考えることは、
そのほか多くのユーザーのニーズを
満たすことにつながり、
結果的にユーザー視点の精度を高めることができます。
ユーザー視点の精度を高め、
ユーザーが求めるものを製品に集約すれば、
製品の完成度を高めることにもつながります。
③ 時間、コストの削減ができる
ペルソナを設定することでユーザー像が
的確になれば、その後のプロジェクトの
方針もはっきりとします。
プロジェクトの方針が明確になれば、
本当に効果的なアイデアだけに絞ることが
できるため、作業時間、実施に関わるコストなどの削減が可能です。
【When(いつ)】
「いつ」と定義付けていますが、
ここは期間を表します。
目的達成までの期間は、
いつからいつまででしょうか?
また、キャンペーンを打つことを
考えている際は、キャンペーンを
どの時期に行う予定でしょうか。
それを決めるのが、このWhenの分野です。
また、なぜその時期にしたのかという
Whyも一緒に考えると効率的です。
【Where(場所・流通経路)】
あなたが決めた商品を、どこで販売しますか?
また、どこで新規のユーザーさんに知ってもらうのでしょうか?
自分の販売する商品の流通経路を考えることは、マーケティングにおいて非常に重要です。
【How(どうやって)】
次に、どうやって販売するのかを考えます。
代理店を雇うのか、SNS広告、Web広告、TVCM、プロモーションも様々です...
さまざまな販売戦略がありますが、どうやって販売するのかを考えるのは簡単ではありません。
自分の選んだ商品や、ペルソナの集客状況に合わせて、どうやって販売するかを考えましょう。
【How much(いくらで)】
そして、その商品をいくらで販売するかを考えます。
もちろん、いくらで販売するか、価格を割り出すためには相場感が重要です。
この相場感を出すためにマーケティングチャプターの2である、市場調査が必要となります。
それではさっそく、市場調査を見ていきましょう。
②市場調査とは
市場調査は現代のマーケティングにおいて
欠かせない調査であり、
別名「マーケットリサーチ」とも呼ばれています。
マーケティングの専門書によれば、
市場調査とは「数字や数値で現在の市場を把握し、マーケティング施策(どうすれば製品が売れるかの作戦)を立てること」を言います。
例えば、新しい車を開発しようとしていたとします。
売れるためには、顧客のニーズを把握して
製品を作らねばなりません。
市場調査では、こうした事前に
知っておくべき情報を収集し、分析し、
製品開発に役立てます。
例として、車市場の場合は以下のようなことを調べます。
・国民の車の所有率
・一人当たりの所有台数
・顧客が一台にかける値段
・購入してから何年目で買い換えることが多いのか
・購入する車のどのような部分を重視しているか
・現在、車を販売しているメーカー(競合他社)の数
・車産業において、各メーカー(競合他社)の市場占有率
これらの情報を知ることによって、
次に解説するSTP分析に進めるようになります。
孫氏の兵法学で、敵を知り己を知れば
百戦危うからずという言葉がありますが、
まさに自分の戦う市場や競合を知っておくことで、商売で成功する可能性が上がります。
具体的に、市場調査の方法は4つあるので、見ていきましょう。
◎定量調査
定量調査とは、消費者や見込顧客に対して、
対面・郵送・Webなどを用いてインタビューや
アンケートを行い、データを収集します。
ダイレクトにクライアントの声を聞くことが
出来るので、「何を求めているのか」が
ハッキリわかり、自社製品の改善や、
新サービスの提供がしやすくなります。
市場調査の最も代表的な方法といえます。
僕がよくInstagramのストーリーで、
アンケートを取っているのも、
この市場調査にあたります。
◎定性調査
定性調査とは、
属性(年齢・性別・職業など)が
共通するグループにグループインタビューを
行い、本音や本人が認識できなかった意見を引き出す手法です。
これを行うことによって、
グループの意識を認識することができ、
定量調査では分からなかった深層部分を
探ることが出来ます。
◎覆面調査
覆面調査とは、第三者が消費者として
実際にサービスを利用し、
依頼主に情報提供する方法です。
いわゆる、潜入調査のようなものです。
◎統計データ調査
統計データ調査とは、政府や大学など公的機関が調査・公表している統計データをもとに、
ターゲットとなる顧客の属性(年齢・性別・職業など)に合わせて、数値の割り出しや統計データを調査します。
これを行うことによって、過去のデータから
市場調査を行うことが出来ます。
統計なので、おおよそが当たっているので、
この統計データ調査から市場調査をするマーケターも多くいます。
◎マーケティングリサーチ
マーケティングリサーチとは、市場調査と
同じ意味に使われることが多いですが、
厳密に言えば市場調査はデータや数値で
現在の市場動向を知るのに対し、
マーケティングリサーチではもっと広義的に、
未来の市場動向に対しても予測や分析、考察を行います。
また、一部の専門書では、「市場調査は統計学的に、マーケティングリサーチは国語的に市場を検証すること」だとも説明しています。
上記で説明した市場調査は、
マーケティングリサーチの一部とも言えます。
イメージで言えば、過去から現在の調査が
市場調査、過去から未来までの調査が
マーケティングリサーチだと言えます。
過去から現在については、数値というかたちで様々なデータが存在します。
統計データ調査が分かりやすいですね。
また、市場調査とは違い、
製品の内容のみに留まらず広告や流通などに
関しても調査を行います。
僕がこの製品を販売する前に、
いくつかコンテンツを無料配布し、
感想を送ってもらったのも、
マーケティングリサーチの一部となります。
・製品テスト
製品テストは、顧客に新製品や、
すでに販売されている対象製品を
実際に使用してもらい、
顧客の評価を探る調査方法です。
顧客が新製品に対してどんな印象を持つか、
どこを改良すればより売り上げを伸ばすことが
できるかなどの課題が浮き彫りになります。
僕が行う無料プレゼントが、これにあたります。
・事前事後調査
事前事後調査とは、イベントなどの
広告キャンペーンを実施前・実施後で調査し、
その結果を比較して宣伝効果を
測定する場合のような調査方法です。
また、製品テストで、製品を試用する前後での
購入意向の変化を見る場合などもあります。
・ホームユーステスト
ホームユーステストとは、製品テストのひとつです。
テスター(試供品)を各家庭に配って
しばらくの間使ってもらい、
その結果を記録してもらいます。
テスト期間終了後にその記録を提出してもらい、補足質問を行って製品に対する意見を求めます。
日常生活の中で行われるテストであるため、
より製品の実際の使用状況に近いかたちで
顧客の意見が聞ける、有用な調査方法です。
・パッケージテスト
パッケージテストとは、
製品容器のデザインや色合い、
使いやすさ、材質などに関してのテストです。
顧客にパッケージについての評価や実際に
その商品を購入したいかなどの意見、
店頭での目立ちやすさについてどう思うかなどの感想を集めます。
また、違うパッケージを2つ用意し、
それを市場に出してテストをする、
ABテストの手法が使われることもあります。
その場合、良かった方を採用していくので、
より製品に磨きをかけることができるでしょう。
・ネーミングテスト
ネーミングテストとは、
いくつかの候補の中からどの名前が
その製品によく合うか、その他候補の名前に対する意見、印象を顧客に尋ねるテストです。
また、企業によっては、ネーミングを
クライアントに決めてもらうことによって、
顧客との信頼関係を築いている場合もあります。
キッズ向けのアニメなんかが、
よく使う印象があります。
・テストマーケティング
テストマーケティングとは、
新製品を実際に販売して、
その売り上げの様子を観察するテストです。
中規模都市をターゲットに、
全国発売と同等の環境に置いて、宣伝、
広告、販促イベントなどの反応を見ます。
その期間、顧客や小売店への調査を並行して
行い、製品の知名度や購入率、シェア、
小売店の取り扱い率、宣伝効果などを計測します。
この結果に基づいて全国発売の対策を練り、
将来の販売数や売り上げなどを予測するために行われます。
◎まとめ
マーケティングリサーチは
日本語に訳すと市場調査となり、
このため日本では実際の市場調査と混同されて
認識されているケースが多くみられます。
しかし、市場調査が「市場」の動向のみを
探るものであるのに対し、
マーケティングリサーチは市場の中身、
顧客や満足度に至るまでを調査するものです。
現場を把握するために行われるのが市場調査、
データや数値のみでは計れない潜在的なニーズを察知し予測するのがマーケティングリサーチといえるでしょう。
③STP分析とは
5W2Hを決め、市場調査をした後は、
STP分析に移っていきます。
STP分析とは
S=セグメンテーション
T=ターゲッティング
P=ポジショニング
これら3つを分析することです。
1つずつ解説していきます。
◎セグメンテーションとは
セグメンテーションとは市場の細分化のことを言います。
このある市場を車に例えると、高級車もあれば、ファミリーカーもありますし、年配の方が乗る物もあれば、若い方に人気の軽自動車もあります。
いわゆるジャンル分けのことを言います。
このようにジャンル分けすることを、
セグメンテーションと言います。
◎ターゲッティングとは
ターゲッティングは、
細分化した市場の中で、
どこをターゲットにするかを
決めること言います。
例えば車の市場ならば、
いろいろある車メーカーの中で
トヨタ!と決めることです。
簡単ですよね?
◎ポジショニングとは
ポジショニングとは、
市場でターゲットを決めたら、
その中で自社の位置づけを決めることです。
車の例で言うならば、トヨタの中でも、
高い車もあれば、安い車もありますし、
年配向けの車もあれば、若者向けの車もあります。
これらを二次元のパーセプションマップを
記入して、競合他社の位置付けの把握と、
自分が競合に巻き込まれないよう、
どの位置づけで戦うかを決めます。
パーセプションマップを書き、
自社はどこに位置付けするかを決める、
これがポジショニングです。
次にUSPを考えます。
USPとは、
unique selling propositionの訳で、
ひとことで言えばコンセプトのことです。
コンセプトは非常に重要です。
コンセプトによって、どのくらい商品が売れるのか決まると言っても過言ではありません。
後ほど例も出しますが、
まず最初に売れやすいコンセプトを教えます。
売れやすいコンセプトは、下記の3つを満たしていることが条件になります。
①大衆が共感できる
②顧客にメリットが伝わる
③他社と差別化が出来ている
この3つを満たした、コンセプトを考えます。
いくつか、企業の例を出します。
・セブンイレブンの場合
「空いててよかった、セブンイレブン」
急にコンビニで売られている商品が
必要となることってありますよね。
トイレを借りるのもそうです。
その時に「空いててよかった」と
誰もが思うでしょう。
これは、大衆が共感できると言えます。
また、いつでも空いてるという、顧客メリットもはっきりと伝えることが出来ていますね。
さらに、当時は24時間やっている強みというのが、セブンイレブンだけだったので、
「空いててよかった」というのは、
他社にないものだと言えます。
・ドミノピザ
熱々のピザを30分でお届けします。
間に合わなければ無料
これも30分でお届けし、
間に合わなかったら無料という部分が、
顧客のメリットを表しています。
また、間に合わなかったら
無料にするという大胆なコピーは、
他社に真似できませんでした。
熱々のピザを30分以内というのも、
大衆の共感を得ています。
まさにドミノピザは、このUSPで成功したと
言っても過言ではないくらい、
マーケティングの世界では有名なUSPとなりました。
・フェデックス
絶対に、何としてでも一晩で届けたい時に。
フェデックスは、
日本では馴染みがないかもしれませんが、
アメリカでは有名な配達会社です。
今ほど配達サービスが整っていなかった時代に、一晩で届けるというのは、非常に強いコピーでした。
これも、3つの条件に当てはまっています。
こういった、扱う商品や自社のUSPを考えることが、ポジショニングの最大の仕事とも言えます。
ここまで完了したら、次にマーケティングの戦略を考えていきます。
【マーケティングを考える】
ここから具体的なマーケティング(戦略)を
考えていきます。
基本的に使うのは「4P」と「4C」というスキルになります。
1つずつ解説します。
【4P】
4Pとは、Pから始まる単語の頭文字を
とったものが4つあるということです。
Product(製品)
Price(価格)
Place(流通経路)
Promotion(販促)
この4つの軸をまずは考えます。
・Product(製品)
製品やサービスを考えます。
品質・デザイン・ブランド名・パッケージ・
サービス・保証までを含めて製品と考えますが、その根本には、
「製品を通して顧客ニーズをどう満たすか」
「製品を通して提供できるメリットは何か」
という観点があります。
そのうえで、自社の製品を既存の市場の中で
どう位置付けるかも重要になり、これには次に
説明する価格も大きく関わってきます。
・Price(価格)
市場で販売するうえでの価格です。
価格を設定することで必然的に
決定されてしまうものが、ターゲット層です。
価格を決定する過程では、
「顧客が購入してくれる価格なのか」
「製品価値との整合性はあるか」
「適正な利益を得られる価格であるか」
ということの慎重な検討が不可欠となります。
そして、価格によって定まったターゲット層に
確実に製品を届けるためには、
「どのような形で製品を市場に流通させるのか」ということが鍵を握ります。
・Place(流通経路)
製品を市場に流通させるための
流通経路や販売する場所を指します。
実存店舗であれば、自社店舗・コンビニ・
百貨店など形態は多岐にわたりますし、
立地や店舗数も考える必要があります。
いずれにせよ、「ターゲット層に確実に製品を届けることができる流通形態になっているのか」という観点でその妥当性を検証する必要があります。
また、どのような経路で販売するかということは、その製品のイメージ戦略にもつながります。
コンビニでいつでも購入できる商品と、
百貨店でしか取り扱いがない商品では、
同じ商品であったとしても、その製品に対して
顧客がもつイメージは大きく異なるでしょう。
・Promotion(販促)
市場の顧客ニーズを満たす製品を製作し、
ターゲット層を決め、そのターゲット層に
購入機会を提供できる流通・販売経路を確保します。
この後で、更に必要になることが、
「いかに製品を認知してもらうか」
ということです。
製品がどれほど優れていても
認知されていなければ意味はありませんし、
認知してもらったうえで、更に購入してもらえなければ企業に利益は生じません。
代表的な例としては広告やCMがありますが、
この他にイベントの実施やメルマガの送付などもプロモーションのひとつの手法となります。
また、流通の検討と同様に、
プロモーションに関しても
「情報を確実にターゲット層に届ける」
という観点から、発信メディアや市場に
流す情報、そしてプロモーションにかける
予算を検討する必要があります。
この4つのPを考えるのが、
まずはマーケティング戦略を考える第一歩です。
◎4C
今説明した4Pでは、足りない部分があります。
それは、4Pはあくまでも、企業(販売側)の主観で語られているということです。
つまり、顧客目線に立って考えないと、
本当に効率よく商品を売ることは出来ません。
この4Cとは、4Pが販売側視点なのに対し、
顧客目線で語られています。
1つずつ解説していきます。
・Customer Value(顧客価値)
価値とは、製品やサービスの購入によって
得られる広義の価値を意味します。
製品そのものだけでなく、アフターサービスを
受けられる、情緒的ベネフィットを得られる
(楽しい気分になれる、優越感に浸れる)
なども価値に含まれます。
一方、製品とは、
売り手の視点で見た、品質や機能、
ブランド名、サービスなどのことです。
当たり前ですが、買い手が欲しいと
思わなければ売れません。
買い手のニーズをしっかりと捉え、
そのニーズを満たす製品やサービスを
提供することが求められます。
・Cost(経費)
コストは製品やサービスを検討する際の
重要な要素の1つですが、
買い手が製品やサービスに支払う金額は、
コストの一部でしかありません。
コストを考えるときは、
購入や利用時の移動時間なども含めて考えます。
また、価格については売り手が状況に応じて
値下げや割引などを行い、
買い手が納得できる価格を提示できるかが
ポイントとなります。
・Convenience(利便性)
製品やサービスの入手しやすさが利便性です。
どんなに優れた製品やサービスも、
それらが入手困難であれば、
買い手に届けることができません。
売り手にとっての流通は買い手にとっての
利便性と表裏一体であり、
同列に考えるべき要素でもあります。
したがって、販売エリアや販売方法
(直販をするのか、販売代理店と契約するのか)など、流通チャネルの最適化に取り組む必要があります。
・Communication(コミュニケーション)
マーケティングを成功させるためには、
買い手と売り手の間の双方向の
コミュニケーションが不可欠です。
売り手は一方的な製品やサービスの
情報提供に終始するのではなく、
買い手の声に耳を傾ける必要があります。
コミュニケーション活動の一環として
コールセンターを設置する企業も
少なくありません。
4Pと4Cを考えたら、次にいよいよ実戦です。
【実行と改善】
ここまで、5W2Hの考案、
市場調査、STP分析、
マーケティングミックスを考えてきました。
あとは、行動と改善のみなのですが、
ここで気がついたでしょうか。
実は、ここまでは全てが計画であると
言うことです。
ビジネスも、恋愛も、人間関係も、
すべては計画が重要です。
特にビジネスなんかは、段取り(準備)が
8割だと言われるほどに重要です。
ビジネスで結果が出ていない人は、
徹底した計画を練っていないことが
要因であることが多いです。
計画を練ったら、あとはその通りに行動し、
改善するだけです。
それだけで、物事がうまくいく確率は、
今までの何倍にも上がると思います。
専門用語が多く大変だと思いますが、
何度も繰り返すことが重要です。
頑張ってくださいね。
◎高速でPDCAを回す
実行と改善のフローは、
「高速でPDCAを回す」これにつきます。
PDCAとは
Plan(計画)
Do(実行)
Check(評価)
Action(改善)
のことをさし、「回す」と言うのは、
繰り返すことを言います。
5W2Hからマーケティングミックスまでを
計画としたら、あとは実行します。
いざ実行してみると、ズレが生じ、
うまくいかないこともしばしば。
その時は、それを評価して見直し、
改善点を探します。
そしてまた計画を練り直し、実行する、、、
この繰り返しこそが、ビジネスでは大切です。
「仮説と検証を繰り返す」
という言い方もしますが、
ここまで来れば大抵の物事は上手く進むので、
頑張ってみてください。
最後まで見てくれてありがとう。
サラリーマン太郎。