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この記事をはじめたきっかけ

 こんにちは。近所の桜も満開です。今週は卒業式や修了式という大学も多かったですね。新しい環境に戸惑うことも多いですが、頑張ってください!

 さて、新しい環境にチャレンジする方の中には、「フットサルという競技を深く研究してみたい!」と考えているかたもいるのではないでしょうか?
この記事を始めたのも、そういった学生の方たちをサポートしたいと考えたのが、きっかけです。

論文投稿数の圧倒的な差

 すでに研究を始められた方ならお分かりですが、日本におけるフットサル研究は非常に少ない状況です。特にスポーツパフォーマンスにおいて、日本学術会議協力学術研究団体が発行するジャーナルに掲載される査読付き論文は数えるほどです(自分も出せていないので、エラそうなことは言えませんが...)。

 一方で海外ではフットサルを対象としたトレーニング科学の論文が毎日のように発行されている現状です。『世に出ている論文の多くは現場では直接的なメリットはない』と考える現場の指導者もいるようですが、トライ&エラーを積み重ねることができる環境こそが脅威であり、もし2021年のフットサルワールドカップが開催され、日本代表が出場した時は、この部分で顕著な差が見られるかもしれません。

研究を進めるためのハードルを下げたい

 日本でフットサル研究が行われなかった理由は、色々と理由は考えられますが、一番の理由は純粋にフットサルを競技として取り組む大学生や大学院生が少なかったことと、研究対象となるようなオフィシャルなリーグが無かったためと思われます。

 一方、先行研究が少なすぎる競技は手を出しにくいのも事実。先行研究が少なく指導する人もいないためにフットサルを対象とした研究を諦める。それがまた、フットサルを対象としない理由になる・・・そんな悪循環を断ち切りたいと思っています。

 そこで、海外の研究を紹介しつつ、フットサルの研究を進めるきっかけになってもらえるような内容を紹介していきたいと思いたちました。もちろん、自身も競技フットサルに関わってきたので、現場でも役に立つような知識を紹介できればと思います。

まずは研究してみよう!

 大学の体育会系フットサル部も増え、国内の大学リーグや全日本大学フットサル大会などオフィシャルなリーグや大会が充実してきました。

 まずは、自身の所属する研究分野でフットサルを対象として研究を行ってみてはどうでしょうか?

 皆さんの力で、日本のフットサルがより魅力的なものになることを期待して。
 

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こちたま/フットサル研究者、アナリスト、指導者
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