彼未満彼以上

初めて出会ったのは9月23日。彼岸の中日だ。物事が上手くいかなくなるとそれを始めた日がどんな日かを考えたりしてしまう。人間は色んなことを関連付けて考えがちだけれど、それは本当は全く別の事柄で関係の無いことだと昔の学者が書いていた。ただ今回はそうなっただけ。ということに過ぎない。まだ過程かもしれないけれど。

彼は今日、今も仕事だろう。外は暗い。メッセージが来ないのは私がスマホの待受を変えたからではない、部屋の模様替えをしたからではない。彼のリズムを理解していると思える程近く感じる時とやはり遠くにいる人なのだと納得する時がある。

いつも同じ時間帯にメッセージをくれ、いつの間にか私の生活の一部となっていた。毎日会っていなくてもいつも存在を感じる。他愛もない言葉のやり取りだと思っていたが、そういう他愛もないやり取りが出来るというのは特別な事だとようやく気付き始めた。ようやく。大器晩成型と昔から言われてきたがこんな所でその特性を発揮しないでほしい。

つづく。

編集後記
今日は無理やりでも書きたかったのでえいやっととりあえず書きました。まぁどうにかなるだろうという気持ちです。続き物を書く時の投稿の仕方勉強しないとです。