【プレイバック#17】紡がれる魂の絆、フェニックスリーグ後半戦(2023.10.19-10.30)
こんにちは、サク来です。
今回の回顧録ではPリーグ後半戦を振り返って参りたいと思います。
(前半戦はこちらから)
今回Pリーグ(後半)に帯同したサラマン戦士は、
瀬井裕紀選手
西寿哉コーチ
の2名。
他には、大分Bの辻選手や北九州Pの薮選手、後のドラフトでNPB入りを果たすことになる栃木GBの尾田選手と、今回はBC選手の比重が多く感じました。
また前半戦に引き続き、埼玉武蔵HBの町田選手と茨城APの土田選手が帯同されました。
今回はサラマン戦士の活躍を重点的に紹介して、試合を振り返って参りたいと思います。
※なお、フェニックスリーグでは勝利投手・敗戦投手・ホールド・セーブの記録が公表されていないため、本記事の記載はあくまでもサク来の判断によるものとなります。ご了承ください。
IPBLは3回に香川OG・森本選手に先制打を浴びますが、4回に信濃GS・中村選手の同点打で追いつくと、清水選手・尾田選手ら栃木GB組の連打で3点を加え逆転します。
7回に土田選手と士別SB・七戸選手のタイムリーで2点、8回に町田選手のタイムリーで1点を加えます。
投手陣は美唄BD・山田大選手と富山GRN・林選手がそれぞれ4イニング、神奈川FD・誉田選手が1イニングを投げ、勝利へ導きました。
瀬井選手は3番・レフトで出場し、5打数2安打をマークしました。
4回に群馬DP・布施選手のダブルプレーの間に1点を得たIPBL。
しかし6回に石狩RP・増田選手が平沢選手にスリーランホームランを浴び逆転を許してしまいます。
その後打線は勢いを出せず敗戦。
瀬井選手は6回に代打で出場しましたが、2打数無安打でした。
初回に仲三河選手・古川選手のタイムリーで3点を失ったIPBL。
3回に尾田選手・町田選手の連打で1点差まで追いつきますが、5回に誉田選手が仲三河選手にスリーランホームランを浴び、点差が埋まりません。
8回にモンテル選手の犠牲フライでダメ押しを追加され、敗北。
瀬井選手は6番・ショートで出場し、第1打席に四球を選びました。
2回に新潟ABC・片山選手、神奈川FD・川村怜選手、群馬DP・國弘選手らによるタイムリーで4点を先制しますが、直後にイ選手のタイムリーで2点を失います。
6回に尾田選手・薮選手の連打で2点を追加すると、8回に宮崎Sの冨樫選手が②失点してしまいます。
ですが最終回は誉田選手がきちんと納め、6-5と接戦をものにしました。
瀬井選手は3番・ショートで出場し、三振二つの後四球を3つ選びました。
瀬井選手はこの日3番・セカンドでスタメン出場しましたが、7回に自身のエラーで先制を許してしまいます。
しかし、直後に町田選手が阪神の先発ローテにも食い込んでいる青柳選手からツーランホームランを放ち逆転します。
喜びも束の間、また直後に町田選手の悪送球で1点を失うと、9回に中川選手の犠牲フライで勝ち越しを許してしまいます。
その裏の攻撃も静かに終わり、敗北を喫しました。
3回に相手の悪送球などで2点を先制すると、4回に清水選手の犠牲フライと石川MS・森本選手のタイムリーで2点。
5回に片山選手が1点、6回に土田選手が2点、その裏に1点を失いますが8回に布施選手が1点、9回には森本選手・國弘選手・土田選手がそれぞれ1点ずつ加え13-1で大勝利。
瀬井選手はこの日2番・レフトで出場しましたが、この流れに乗れず5回を最後に交代しています。
IPBLは初回に町田選手のタイムリーで先制しますが、2回に先発の群馬DP・薗選手が愛媛MP・堀川選手に同点のホームランを打たれます。
5回に七戸選手の犠牲フライで勝ち越し、6回に土田選手のツーランホームランで3点のリードを得たIPBLでしたが、直後に宮崎S・力丸選手がまさかの勝ち越しを許してしまいます。
7回は山科選手が捕まり2点を失ったIPBL。
最終回に相手の悪送球で1点を返しますが反撃及ばず敗戦。
瀬井選手は代打で6回に出場しますが、2打数無安打に終わっています。
3回に押し出しで2点を先制したIPBLは、4回に二俣選手のタイムリーヒットで1点を失います。
5回に町田選手の犠牲フライで再び点差を2点としますが、6回に内田選手のタイムリーツーベースで中々点差が広がりません。
すると8回に茨城AP・北原選手が初球内でタイムリーをあげ、流れを変えました。
最後は新潟ABC・下川選手が抑え、白星を掴みました。
瀬井選手は代打での出場でしたが、無安打でした。
初回に林選手が捕まり3失点しますが、2回に七戸選手・川村怜選手・國弘選手らで同点に追いつきます。
4回に勝ち越しを許しますが、すぐさま町田選手・中村選手のタイムリーで勝ち越します。
流れを掴んだかと思われましたが、7回に山田雄選手が崩れ4失点。
逆転負けを喫してしまいました。
瀬井選手は3番・ショートで出場しましたが、4打数無安打でした。
先発の下川選手はヒットを打たれても決して崩れない投球スタイルを貫き、3回で5奪三振をあげます。
2番手以降は山田大選手・薗選手・小野寺選手が投げ、日ハム打線を4安打に抑える大活躍を見せます。
しかしIPBLも相手投手を打ち崩せず、結局9回まで無安打に終わってしまい、被ノーヒットノーランで最終戦を閉めました。
瀬井選手は9番・セカンドで先発出場しましたが、第1打席で併殺に倒れ、そのまま交代しました。
【まとめ】
10戦5勝4敗1分(通算17戦8勝8敗1分)
(記事執筆時現在)フェニックスリーグ7位
(首位西武とゲーム差5.5、3位日ハムとゲーム差1.5、9位ロッテ・中日とゲーム差1.0、最下位KBO①とゲーム差6.5、サク来調べ)
前後半合わせ、ちょうど勝率5割。
SBと並んでPリーグ第7位に入りました。
全16チームのフレッシュな顔ぶれが揃う中で、この戦績は中々なものだと思いました。
火の国からは瀬井選手、仲村選手、有田選手、松江選手、西コーチらが選抜され、新たな交友を作りました。
5割で終わりましたが、来年は優勝できるよう更なるレベルアップが期待されます。
今回を持って今シーズンのプレイバックは終了となります。
次回はKAL24シーズン開幕からとなる予定です。
新しい顔ぶれにも期待したいですね。