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【プレイバック#23】エースが達成した完全試合(2024.6.8-6.23)

こんにちは、サク来です。

今回のプレイバックでは、ひぜしんにて行われた佐賀IDとの2連戦、小林での宮崎Sとの3連戦、下関にて行われた北九州Pとの3連戦を振り返ります。

24シーズン 6/8 vs佐賀ID@ひぜしん

火の国20-0佐賀ID ○田島 ⚫︎ディアラオ 本塁打 モタ11、山口嶺生3、小林1

一球速報より

佐賀IDとの初対戦となったひぜしんでの一戦、初回の攻撃で一塁にランナーを置いた場面でモタ選手が11号となるツーランホームランで先制しました。
さらに小林選手が4回にタイムリーツーベースを、6回に併殺の間、7回にオマール選手の犠牲フライが飛び出し、それぞれ1点ずつ加えます。
先発の田島選手は5回を投げ無失点、2番手・吉村選手も2回を1安打に抑えました。
9回の攻撃、先頭のオマール選手がヒットを放つと、続く代打・山口嶺生選手がレフト越えのホームランを放ちます。
ここから火の国打線は止まらず、代打・森下選手のツーベースヒットを皮切りに、この回打者三巡に迫る猛攻を見せ、この回14点を取りました。
最後は8回から投げている山田選手が抑え、試合終了。
打線爆発、快勝で7連勝となりました。


24シーズン 6/9 vs佐賀ID@ひぜしん

火の国11-0佐賀ID ○松江 ⚫︎パウロ 本塁打 オマール5

一球速報より

最終回の猛攻の翌日のゲームは、独立リーグに新たな歴史を打ち立てた一戦でした。
初回にモタ選手・オマール選手の犠牲フライなどで3点を先制すると、3回にオマール選手・有田選手・山口嶺生選手のタイムリーで6点を加え、9-0とします。
先発の松江選手は毎回のように奪三振を奪い、5回までに8奪三振。
さらに被安打・与四死球・エラー共にゼロだったため、回を抑えるたびにスタンドの期待が高まります。
7回に10奪三振に達すると、8回を投げ終えた時点で許した出塁はゼロ。
打線は4回以降チャンスを作るも得点できず、スコアは9-0のまま。
規定のコールド点数に達することなく迎えた最終9回。
オマール選手のツーランホームランで11-0まで点差を広げ、最後の守備に挑みます。
マウンドに立つは、もちろん松江選手。
先頭のリズキー選手を見逃し三振に切り取ると、続く代打・サミーラ選手も見逃し三振。
9回裏、2死。
代打・ハムダニ選手が初球打ちすると、打球は途中から守備についている藤原選手の元へ。
一塁に転送し最後のアウトを取ると、松江選手は天高く両手を突き上げ、他の選手たちはマウンドへ向かい、松江選手を讃えます。

独立リーグにおける公式戦:9イニングの試合における完全試合は史上初の大偉業。
見事大金字塔を打ち立てました。


24シーズン 6/14 vs宮崎S@小林

火の国6-2宮崎S ○田島 ⚫︎木山 H波多野

一球速報より

小林で行われた宮崎Sとの3連戦。
先制したのは宮崎S、2回に岡田選手が田島選手からタイムリーツーベースをはなち、1点を入れます。
火の国は4回、四球二つで作ったチャンスを藤原選手が逃さずものにして、同点に追いつきます。
6回に福田虎選手にタイムリーを浴び、再び追う展開となりますが、直後の7回に中川選手のタイムリーで再び追いつくと、8回にモタ選手のタイムリーで勝ち越しに成功します。
さらに9回には小林選手のタイムリーツーベースで2点、大河選手のタイムリーで1点を加え、点差を広げます。
田島選手が7回2失点で降板すると、8回は波多野選手、9回は山口翔選手がピシャリと抑え、勝利。
宮崎Sとの3連戦初戦をものにしました。


24シーズン 6/15 vs宮崎S@小林

火の国2-0宮崎S ○丹 ⚫︎田中大 S山口翔 

一球速報より

火の国は2回、2死から今津選手が四球で出塁すると、続く有田選手がヒットエンドランを仕掛け、先制点を手に入れます。
先発の丹選手は安打を許しても失点を防ぐ投球で、7回まで無失点の投球を披露します。
7回、満塁で迎えたモタ選手の打席にて四球を選び1点を加え、8回に2死1・2塁のピンチを背負いますが、杉選手を凡打に抑え、切り抜けました。
最終回は山口翔選手が四者凡退に抑え、試合終了。
連勝は11まで延びました。


24シーズン 6/16 vs宮崎S@小林

火の国12-0宮崎S ○山田 ⚫︎佐々木 本塁打 モタ12

一球速報より

先発の山田選手、4月に大分B相手にKOを喰らって以来の登板となりました。
初回、2回と安打を許しますが、その後の打者を抑え、崩れません。
先制したのは火の国、3回にアルバレス選手・藤原選手が出塁すると、続く大河選手のタイムリーで先制すると、モタ選手、今津選手、中川選手、小林選手にタイムリーと相手の守備の乱れで、この回6点を入れます。
5回にはアルバレス選手のタイムリーヒットが飛び出すと、満塁のチャンスでモタ選手がグランドスラムを叩き込み、再び6点を入れます。
山田選手は5回を投げ、被安打3、四死球0の失点0と前回のリベンジを果たし降板します。
6回は神田選手が登板するも、1死満塁のピンチを背負い古殿選手とスイッチ。
捕手の広畑選手から代わった金田選手が後逸して1点を失いますが、藤原選手を見逃し三振、続く大豊選手に投じた初球が再び後逸となり、三塁走者・福井選手が本塁へ突っ込みますが、ボールがバックネットに跳ね返り金田選手の元へ。
そのまま古殿選手に転送し、本塁をカバーしてアウトにしてみせ、大ピンチを切り抜けます。
7回は遠藤選手が登板し、杉選手・渡嘉敷選手を空振り三振に打ち取り、コールド勝ち。
宮崎・佐賀相手ですが11連勝を打ち立て、北九州P戦に挑むこととなりました。

なおこの試合で金丸監督ラストゲームとなりました。


24シーズン 6/21 vs北九州P@筑豊緑地

火の国6-9北九州P ○伊藤 ⚫︎丹 H行木 本塁打 薮2、モタ13、オマール6

一球速報より

絶対に負けられない北九州Pとの3連戦、先発の田島選手は初回、和希選手と宮本選手のタイムリー、薮選手のスリーランホームランで5失点してしまいます。
いきなり追う展開になりましたが、直後の攻撃でモタ選手のソロホームランと有田選手のタイムリーで2点、5回にオマール選手のツーランホームランで1点差まで追いつくと、7回にモタ選手のタイムリーで同点に追いついて見せます。
5回途中から登板した丹選手は6回も無失点に抑えますが、7回に横山選手にタイムリーツーベースを浴びます。
さらに8回から登板した波多野選手が捕まり3失点。
9回に今津選手が中村総選手からタイムリーを放ちますが、反撃はここまで。
連勝は11でストップしました。


24シーズン 6/22 vs北九州P@下関

雨天により試合開始前中止

一球速報より

未明より降り頻る雨で試合前中止が発表されました。


24シーズン 6/23 vs北九州P@下関

雨天により試合開始前中止

一球速報より

22日時点でこの日の中止も発表されました。


【まとめ】

32戦18勝14敗

(記事執筆現在)KAL3位、

(首位北九州Pとゲーム差6.5、2位大分Bにゲーム差5.5、最下位宮崎Sにゲーム差17.5)


連勝は11でストップしましたが、首位争いに首の皮一枚喰らいついています。
投手陣では松江選手の完全試合達成や、山田選手のKAL初白星など先発陣に明るい話題が出てきており、野手陣もモタ選手や途中加入のアルバレス選手が活躍。
打線が固まりつつある状態となっており、大きな進展と言っていいでしょう。
最後の北九州P戦は惜しくも落としてしまいましたが、打線がもっとチャンスを活かせられれば、対等に戦えると思います。

また今回課題となった中継ぎ陣。
バテ気味になる夏に向けて、神田選手や波多野選手など不安材料が挙げられますが、ここにきて新たな戦力・舘野選手がやってきました。
荒西監督代行とは信濃GS時代を共にしており、早速チームに合流すると、みんなと仲良くしている様子が見られました。

次回は大分Bとの藤崎台で行われる二日間となります。
北九州Pに最も近い球団を打ちのめして、勝利の足がかりを掴みたいところです。

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