【球場紹介】ひなたサンマリンスタジアム宮崎
闘魂沸る日向の潮風
NPBでは読売の春季・秋季キャンプやSBの宮崎開催試合として使用されてきたサンマリンだが、宮崎Sが誕生してからは独立リーグとの関わりが一層色濃くなった。
23シーズンはSB4軍戦でしか使用されなかったが、球団史上最大スケールの球場での開催となった。
オフシーズンに行われるPリーグやファーム日本選手権、高校野球などでも使用されており、年中野球ファンが詰めかける。
宮崎県総合運動公園には他にひむか(ひなたひむかスタジアム)が存在する。
こんにちは、サク来です。
今回はNPB・KALともに関わりの深いサンマリンを紹介してまいります。
読売のキャンプ地・NPB公式戦開催球場として
サンマリンは読売の春秋キャンプ地として、SBの「ファイト!!九州デー」の宮崎開催球場として用いられている。
NPB公式戦開催はSBの他に、オリックス・読売も使用している。
また23年春に行われた第5回WBCでは侍ジャパンのキャンプ地としても利用されており、NPBのスーパースターが勢揃いした。
2月末にはSBとの練習試合も行われ、多くの観客が日の丸を背負う勇姿を見に集った。
アクセスについて
車だと宮崎ICを降りて10分足らずで宮崎県総合運動公園へ到着する。
公園の入り口に到着すれば、看板の案内に従って行けば、だだっ広い専用駐車場が見える。
電車で行くなら木花駅から徒歩がおすすめ。
宮崎駅から木花駅まで約20分、徒歩で10分ほどで到着するため、長期で滞在するなら宮崎駅周辺の宿を拠点とすればいい。
ただ木花駅はICカードが使えないため、注意が必要だ。
球場紹介
入り口
ゲートは何ヶ所もあるため、一見するとどこからでも入れるように見える。
ただキャンプや公式戦などでは特定のゲートのみを解放し、残りを閉鎖している場合が多い。
各ゲートの階段を昇ると、2階コンコースが広がる。
2階コンコース
2階コンコースは上記の図面の通り、どの方向からでもスタンドへ向かうことができる。
通路は広くもなく、狭くもなく。
至る所に喫煙エリアがあり、高得点。
一塁側
ゲートを潜ると、グラウンドとスタンドが待ち構える。
スタンドの中央を移動しながら、階段を使って昇り降りする。
階段を上段まで昇ると、3階コンコースとなる。
バックネット近くが薄紅色、それ以降は水色のベンチとなっている。
ベンチはサク来でもゆとりをもって座ることができ、前の座席ともスペースがあり、ゆったりできる印象。
全体的な構造としては坊っちゃんに近しい。
三塁側
一塁側同様、薄紅色と水色のベンチが広がる。
色々と似ている坊ちゃんとの違いは、車椅子席であろう。
坊っちゃんが通路の前に出っ張る形に対し、サンマリンは後ろの座席を削っている。
バックネット
バックネットも一・三塁側と同様に座席があるが、3階コンコースに中継室・記者室などがある。
スコアとSBO表記等の簡易表記はデジタル式。
3階コンコース
3階コンコースは日陰の部分が多く、ベビーカーを置いて観戦する観客も見られる。
各ゲートの階段を昇ると、4階へと行ける。
4階
スタジアムから見ると、2段に見える部分。
坊っちゃんでは立ち入り禁止になっていたため拝むことは叶わなかったが、サンマリンでは成功した。
席数は多くはないが、背もたれ・肘掛けがないため席を跨いでの移動が可能。
見晴らし最高。
一番上だから陽の光を遮るものも屋根しかなく、のんびり大らかな気分で観戦ができる。
最上段から一望するスタジアムは最高の眺め。
その他
バックスクリーンは横長。
坊っちゃんとは異なり、スコアボードの下にSBOカウントや風速が表示されている。
球場外には練習場やブルペンが備え付けられている。
キャンプでは選手たちが汗を流す様子が見られる。
スタンドの各階にはエレベーターがあり、車椅子を使用されている方でも最上階までひとっ飛び。
いかがだったでしょうか。
宮崎Sでは昨年のSB4軍戦でしか使用されませんでしたが、Pリーグなどでお世話になる球場です。
良い球場なので、いつか火の国戦も行われることを祈りましょう。
詳細情報
公式サイト
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