見出し画像

【回顧録#30】はじめまして、BCリーグ

こんにちは、サク来です。

今回は初めてのBC観戦となった23シーズンの8月5日:埼玉武蔵HB-栃木GBの試合を振り返ります。


以前投稿したnoteについて、詳しく掘り下げる内容となっています。

それでは、参ります。

2023年8月5日12時ごろ@東京駅


大学のゼミ合宿を終えて、現地解散したサク来。
前々からこの後に県営大宮で行われる埼玉武蔵HB-栃木GBの試合へいくことを計画していたサク来は、解散後すぐ東京駅から埼玉方面へと向かいました。
電車で1時間ほどだったでしょうか、大宮駅へ到着し、そこからスーツケース転がしながらスタジアムへ向かいました。

道中のセブンイレブンにて、印刷機能で歌詞カードを印刷し、15時前までには大宮公園へ到着していました。



同日16時ごろ@県営大宮


球場の周りには開門を待っている様子のファンたちでいっぱいでした。

チケットを買った後は近くのローソンへ向かい、フリースペースにて埼武連への差し入れやそんちょうさんと電話したり非常に有意義な時間を過ごしました。

この日のそんちょうさんは冷蔵庫くんと藤崎台で行われた宮崎S戦に行っており、初回に12得点したため、馬鹿みたいにトランペットを演奏して完璧にくたばった様子でした。
クーラーで涼しいサク来は高みの見物をするしかありませんでした。

16時をすぎて再び県営大宮へ戻ると、すでに開門した球場周りは多くの人で埋め尽くされていました。

埼武連代表のTOMMYさんが他の団員たちとたむろしていたので、ここで初めてご挨拶。
差し入れを手渡したところで、以前から面識のあったぎっこさんにスタンドのあれこれを教えてもらう形で入場しました。



客席は少しづつ埋まっていき、PB前までには青文字の”OHMIYA”が隠れるほどでした。
この日は台湾の楽天モンキーズからチアがやってきており、前方のお立ち台付近は別料金で入れる専用エリアとなっていました。



試合開始までも時間があったので、グッズショップでタオルを買いにいくことにしました。
この時購入したのは、阪口選手と清田選手。
阪口選手については、熊本GLのこともあって勝手に親近感を覚えており、山岸mgに話すと、「おっ!りゅーきやん!!」とニコニコで当時の思い出を振り返っていたことがあって購入しました。

翌年、まさか火の国にやってくるとは思いもしませんでした。

試合開始が近づくにつれて一塁側応援席は埋まっていき、スタメン発表時には多くの観客が詰めかけていました。


同日18時@県営大宮一塁側


デーゲームからナイターゲームへと変更された一戦は、タイブレークまで縺れる試合となりました。

23シーズン 8/5 vs栃木GB@県営大宮

埼玉武蔵HB5-4栃木GB ○辻 ⚫︎峯村

一球速報より


初回に先制するも、すぐに逆転され、そのままゼロ更新。
最終9回に追いついて、10回裏に青木選手のサヨナラ打でスタンドはこれ以上ない盛り上がりを見せました。

サク来は設けられた応援エリアのすぐ隣に座りました。

攻撃時は立ち上がり声を張り上げ、それ以外はnoteで使えるネタを探しに球場をウロウロしていました。

一塁側からバックネットまで、隅々まで散策していると、三塁側:栃木GB私設応援団の応援エリアまで辿り着きました。



対岸から見ていると手書きの横断幕が非常に印象的でしたが、近づいてみるとその精密さに気づきました。
23シーズンのグラチャンが愛媛での開催に合わせてか、「四国が呼んでいる」がエリアを隔てるフェンスに沿う形で貼り出されていたのですが、クオリティとデカさに驚かされました。



またスタンド最上段には、開催球場である坊っちゃんの郵便番号と住所が写された手書きの横断幕が存在感を示しており、グラチャンにかける思いだけでなくユーモアセンスに関心を持ちました。


攻撃終了後、次の攻撃までに用を足そうとトイレの扉を開くと、同じく一塁側で応援していた高校生の子とすれ違いました。
彼は大人だらけの一塁側の中で最も若いなのだそうですが、最も熱と気概を持って挑んでいることが、離れた所から見ていても明らかでした。
当時脳死スピーカー応援から立ち直る最中の火の国では見たことがない光景で、心の底に熱いものを感じた所まではいいのですが、トイレですれ違った時の目がギンギンで、覚醒剤を使用しててもおかしくないほどキマっている様子でした。
薬物使用を疑って大便器周りに何か落ちていないか探していると、流されていない便器があって非常に嫌な気持ちになりました。

その彼とはあまぞらくんといい、その後埼武連-Grizzlyに加入し、昨日のレジスタではリードでスタンドを統率していました。
すごくいい光景だなぁと思いつつ、あの日のことを思い出すとどうしても上手く笑顔になれません。


9回、1点差の場面でチャンステーマ「熊谷の武蔵ちゃん」が発動すると、一塁側は大盛り上がり。
スピーカーから流れるメロディに合わせてファンだけでなく前方お立ち台に立っていたチアたちも左右に走り抜け、「何か起こるんじゃないか」と思いました。
その予感通り、土壇場で同点に追いつき、熱狂。
攻撃終了後は座席の移動を伴う運動に疲弊した大人たちがダウンしており、このイニングにかけた本気度を感じ取ることができました。

タイブレークとなる10回、表に1点を失った後の攻撃で再び「熊谷の武蔵ちゃん」が発動します。
すでに鳴り物禁止時刻を超えていたため、いわゆる人力ベアーズとなり、一塁側は声の限りを尽くしました。
すると片山選手のタイムリーで同点に追いつき、続く青木選手がサヨナラタイムリーを放ち、一塁側は大熱狂。
サク来はサヨナラが決まった瞬間、隣の人と抱き合い、歓喜の時を分かち合いました。


ヒーローインタビューを待たずに、サク来は電車の兼ね合いでTOMMYさんらに挨拶をし、「愛媛で会いましょう」と笑いながら別れました。
まさか実現するとは。


同日22時過ぎ@大宮公園駅


スーツケースを転がし大宮公園駅へついたサク来でしたが、ここで問題発生。
交通系ICカードを紛失したのでした。
焦るサク来でしたが、当時やっていた修行するラジオに入っていたそんちょうさんらに落ち着くよう説得され、大急ぎで来た道を辿りました。


結果、埼玉武蔵HBのスタッフがスタンドで拾得していたらしく、全ての人に感謝の心を抱きながら帰路につきました。
大宮公園駅はすでにサク来の目的地までの電車がないと判明したので、また大宮駅へ向かいました。
道中、一塁側で走り回ったファンの方と一緒になり、修行するラジオを通して応援に関するあれこれを話しました。

あっという間に駅へ着くと、乗車し、目的地に到着。
声ガラガラで日焼けしたサク来は、親戚に心配されつつ深い眠りにつきました。


今回は以上となります。

次の内容も全く決まっていません。
どうせまた期間が空くでしょうが、どうかお待ちください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?