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【プレイバック#30】旧友との対戦‼︎フェニックスリーグ前半戦(2024.10.7-10.16)

こんにちは、サク来です。
今回と次回のプレイバックでは、Pリーグを振り返ります。

前半戦に選抜されたサラマン戦士は、

  • 波多野陸哉投手

  • 松江優作投手

の2名。

松江選手は22シーズンから3年連続でPリーグに選抜されました。

その他KALからは、大分B・新太郎選手や北九州Pの脱サラ戦士の中村総投手、宮崎Sの城戸選手らが、また今年のグラチャンで活躍した栃木GB・武蔵選手に竹本投手や、信濃GS・田島選手、ドラフト候補として注目されている茨城AP・陽選手など実力者が揃いました。

今回はサラマン戦士の活躍を重点的に紹介して、試合を振り返って参りたいと思います。

※フェニックスリーグでは勝利投手・敗戦投手の記録が公表されていないため、本記事の記載はあくまでもサク来の判断によるものとなります。
また、今年から一球速報による試合結果の配信がなくなったため、一部試合が振り返られない可能性があります。ご了承ください。

24シーズン 10/7 vsハヤテ@SOKKEN

IPBL0-5ハヤテ ○奥田 ⚫︎松江

Pリーグ公式サイトより

24シーズンのPリーグ初戦は今年からNPBファームに新規加入したくふうハヤテベンチャーズ静岡。
先発の松江投手は初回から3回までをパーフェクトにおさえますが、4回に2死1・3塁のピンチを背負います。
迎えるバッターはかつての友、仲村選手。
2-2で迎えた6球目で空振り三振を奪います。
5回に草場選手にタイムリーを打たれ、5回1失点でマウンドを降りた松江投手。
しかし打線がチャンスをものにすることができず、終盤に向かいました。
7回は埼玉武蔵HB・大生投手が、8回は富山GRNの道崎投手がそれぞれ1失点、9回は北九州P・中村総投手が2点を失い0-5と点差は広がります。
最後は田中健投手に抑えられ、試合終了。
IPBL、初戦を落としました。


24シーズン 10/8 vs広島@天福

IPBL15-2広島 ○竹本 ⚫︎日髙

Pリーグ公式サイト、安芸の者がゆくより

2戦目・広島戦の先発はグラチャンでも好投した栃木GB・竹本投手。
広島打線を5回無失点に抑えます。
打線は3回、信濃GS・ジェス選手のタイムリーで先制すると、4回は神奈川FD・井上選手の犠牲フライ、5回は石川MS・路真選手のヒットと石狩RP・兼村選手のタイムリー、栃木GB・武蔵選手のタイムリーで8-0としました。
6、7回も1点ずつ取り、勢いに乗るIPBL。
7回裏に2点を失いますが、8回に武蔵選手、ジェス選手、北九州P・中田選手のタイムリーで15-2と試合を決定づけました。
9回に波多野投手が登板。
ヒットとエラーで無死1・2塁のピンチを背負いますが、そこから三者連続見逃し三振で抑え、試合終了。
IPBL代表、24年初白星となりました。


24シーズン 10/9 vs中日@都城

IPBL1-4中日 ○野中 ⚫︎誉田 本塁打 川上

Pリーグ公式サイトより

先制は2回、昨年まで大分Bに所属していた中日・川上選手にホームランを浴び、追う展開となります。
さらに6回、味谷選手と日渡選手にタイムリーを打たれ、0-4となります。
IPBLは8回、四球からチャンスを作り、茨城AP・陽選手の犠牲フライで1点を返しますが、反撃はそこまで。
9回に脱サラ戦士・石森投手が登板し、三者凡退に抑えられ、試合終了。
脱KAL戦士にしてやられた一戦でした。


24シーズン 10/10 vs阪神@SOKKEN

IPBL3-2阪神 ○道﨑 ⚫︎伊藤稜

Pリーグ公式サイトより

阪神は5回、百﨑選手のタイムリーで群馬DP・北田投手からタイムリーを放ちます。
IPBLは相手先発の西純選手に手も足も出ませんでしたが、7回、代わった伊藤稜から城戸選手、新太郎選手の連打でチャンスを作ると、続く路真選手、信濃GS・田島選手のタイムリーで同点に追いつき、群馬DP・國弘選手のタイムリーで逆転します。
8回は、中村総投手が無失点に抑え、9回は波多野投手が登板。
ピンチを作りましたが、最後は戸井選手を抑え、試合終了。
終盤に逆転し、点差を守りきりました。


24シーズン 10/11 vsハンファ@サンマリン

IPBL5-6ハンファ ○金 ⚫︎大生

Pリーグ公式サイトより

KBOのハンファイーグルスとの一戦、IPBLは初回、路真選手のタイムリーと埼玉武蔵HB・田村選手の犠牲フライで2点を先制します。
3回に崔選手・文選手のタイムリーで同点に追いつかれますが、直後に宮崎S・藤川選手のタイムリーで勝ち越しに成功。
直後に1点を失いますが、その裏に路真選手に2本目のタイムリーが生まれ、点差を放させません。
このまま行くと思われましたが、6回に1点を失うと、7回に大生投手が打たれ、逆転を許します。
打線も追いつくことができず、この試合を落としました。


24シーズン 10/12 vsSB@都城

IPBL4-7SB ○大関 ⚫︎中村総 本塁打 リチャード、リチャード

Pリーグ公式サイトより

先制はIPBL、3回に武蔵選手のタイムリーで先制しますが、4回にリチャード選手のスリーランホームランで逆転されます。
先発の松江投手は4回以外は無失点に抑え、2番手の道﨑選手に後を託しました。
その後、7回の陽選手のタイムリーツーベースと8回の新太郎選手のタイムリーなどで逆転しますが、8回に登板した中村総投手がリチャード選手に再びスリーランを被弾。
9回は波多野選手が抑えましたが、裏の攻撃は大関投手に抑えられ、試合終了。
普段は育成選手と対戦することが多いKAL界隈でしたが、支配下選手の胆力の強さを知らしめられました。


24シーズン 10/13 vs斗山@清武第二

雨天により試合前中止

Pリーグ公式サイトより

KBO・斗山ベアーズとの試合でしたが、雨により試合中止となりました。


24シーズン 10/15 vsオリックス@ひむか

IPBL3-4オリックス ○前 ⚫︎大生 本塁打 大里

Pリーグ公式サイトより

昨年は雨天中止のため対戦できなかったオリックスとの一戦。
2回、オリックス・内藤選手がファーストのファールフライを捕球した際、一塁ベンチへ突入したため、走者が進塁し、1点を先制します。
3回に大里選手が神奈川FD・誉田選手からツーランホームランを放ち逆転されますが、7回に路真選手のゴロの間に1点を加え、その後陽選手のタイムリーで逆転しますが、その裏に堀選手に逆転タイムリーを浴び敗戦となりました。


24シーズン 10/16 vs IL@アイビー

雨天により試合前中止

Pリーグ公式サイトより

IL&新潟ABCが揃う独立リーグファン向けの濃ゆい試合は、雨で中止となりました。
この試合が前半戦最後となるはずでしたが、雨で終わりました。


【まとめ】


7戦2勝5敗

(記事執筆時現在)フェニックスリーグ13位

(首位読売とゲーム差4、11位広島・ハンファとゲーム差0.5、最下位サムスンとゲーム差0.5


今回のPリーグにおける順位は公式サイトから、ゲーム差はサク来が計算した独自のものとなります。

4勝3敗で折り返した昨年と比べると順位も下位に沈んでいますが、ハヤテ戦以外一方的にやられた試合がなく、NPB相手に健闘しているのではないかと思います。
サラマン戦士に注目すると、松江投手はSB戦では3回まで無安打に封じ、リチャード選手の本塁打以外の失点はありませんでした。
ハヤテ戦でも試合を作り、旧友との戦いでは三振に打ち取るなど、熱い投球を見せてくれました。
波多野投手も再三のピンチを背負いましたが、粘りの投球を見せてくれました。
特に他球団の捕手や投手とコミュニケーションを取るようになり、一つ落ち着きを作られるようになったと感じます。

昨年は勝率5割で幕を閉じたPリーグ。
2勝5敗と苦しい状態ですが、白熱した後半戦が幕を開けます。

後半戦からは丹投手と荒西投手兼任コーチが参加します。
監督は今季宮崎Sに途中入団した本村ヘッドコーチ。

地元宮崎でどのような手腕を見せるかにも注目です。

後半戦は本日12時30分からのPBです。

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