【プレイバック#14】九州の心を胸にいざ愛媛へ!!(2023.9.12-9.24)
こんにちは、サク来です。
今回は北九市民及び山鹿市民での北九州Pとの最終戦、小林総合での宮崎S最終戦、そして臼杵での大分B最終戦、計5戦を振り返ります。
今シーズン最初の北九市民開催となった試合は初回にアルバレス選手のゴロの間に1点を先制します。
しかし直後に吉岡選手と中村道選手の連打で勝ち越しを許します。
4回に山本選手の逆方向へのホームランで同点に追いつきましたが、またもや直後に連打を許し勝ち越しを許します。
6回に髙山選手のタイムリーで1点様で追いつきますが、8回にモタ選手のツーランホームランで完全に叩きのめされた火の国。
宮澤選手の力投虚しく、連敗となりました。
鳴り物が18:30に実質的に禁止となったクソクソ北九州市民一戦。
2回に相手のミスで1点を先制すると、4回に仲村選手のタイムリーで2点目を加えます。
しかし直後に高橋選手のタイムリーなどで2点を入れられ同点に追いつかれると、7番・宇土選手、続く中田選手のタイムリーで2点差が2点差になりました。
火の国も5回に髙山選手のタイムリーで1点差に迫ると、試合中断を挟んだ6回に仲村選手の犠牲フライで同点に追いつきます。
7回に大河選手に勝ち越しを許しますが、8回に相手のミスで三度同点に追いついた火の国。
8回のマウンドにも松江選手が登板しますが、先頭のモタ選手に浮いた変化球を捉えられ、勝ち越しホームランを被弾。
ここで石本選手と交代し、後続を打ち取りましたが、9回の攻撃は松本直選手に抑えられ試合終了。
久々の3連敗を喫しました。
今シーズン最後の宮崎S戦となったこの試合。
連敗阻止がかかった試合で先発の菅原選手は、出塁を許しても崩れない投球で宮崎打線を抑えます。
3回に中山選手の犠牲フライで先制した火の国は4回に9番・髙山選手、先頭バッターの晴樹選手、そして大﨑選手の三者連続タイムリーで3点を加えます。
さらに7回に中山選手のタイムリーツーベースで6点目を加えたサラマンダーズ。
7回から登板した水野選手が味方のエラーとゴロの間の得点で計2失点してしまいますが、8回は小江選手と石本選手が、最終9回は山口翔選手が走者を許しつつ無失点で試合終了。
火の国サラマンダーズ、なんとか4連敗を阻止して、対宮崎戦を20勝1敗1分と大貯金を作りました。
今シーズン最後のホーム戦も雨で中止となりました。
山鹿市民は水はけが良くないため、弱い雨が降り続けると途端に駄目になってしまいます。
実際雨天による中断・中止が多かった山鹿市民でしたが、結局最後のゲームも雨に泣かされました。
シーズン最終戦となった試合は内川選手の引退試合ともあってお客さんは超満員。
先発の菅原選手は2回にピンチを作ると、久保田選手に先制点を献上します。
3回からは下川選手が登板し、大分打線を抑えます。
火の国の反撃は4回、サンチェス選手のタイムリーで同点に追いつくと、5回は晴樹選手・中山選手・仲村選手のタイムリーで4点を追加、勝ち越しに成功します。
6回は代打・山本選手がヒットで出塁すると、続く代打・有田選手が右中間破るタイムリーツーベースとアルバレス選手のタイムリーでその点差を七としました。
投手陣は5回・松江選手、6回は宮澤選手、7回徳橋選手と古殿選手が断ち切ります。
8回に登板した水野選手でしたが、制球難に苛まれ、石本選手と交代。
変わった石本選手がシャットアウトすると、9回は小江選手が二者連続四球で山口翔選手と交代。
見事抑え込み、最終戦を勝利で飾りました。
【まとめ】
4戦2勝2敗(通算76戦50勝19敗7分)
(記事執筆現在)KAL1位(優勝)
(2位北九州Pとゲーム差8.0、3位大分Bとゲーム差19.5、最下位宮崎Sとゲーム差42.0)
臼杵での大分B戦で23年のシーズンが終了、大分で始まり大分で終わりました。
優勝の興奮から北九市民で醒めましたが、その後は安定した戦いを演じ、愛媛での活躍を予感させました。
仲村選手の通算100安打達成や大﨑選手が攻守で復活をアピールするなど野手は目立った話題がありましたが、投手陣が気がかりに思います。
特に北九市民のカードでは、両試合とも先発の飛翔が決め手となってしまっています。
本来であればここは中継ぎ陣に任せたい所ですが、不調から抜け出せない水野選手に徳橋選手、期待の古殿選手や小江選手も与四球が目立ってきています。
現状、安定したリリーフが石本選手や山口翔選手など限られており、グラチャンでどうやりくりするかが気になる所です。
火の国は三日のうち初日に行われる準々決勝をシード権獲得により通過するため、必要な先発は準決勝・決勝の2選手と他球団に比べ余裕が生まれています。
3年連続で素晴らしい成績を残し続けた宮澤選手に松江選手、新規加入ながら活躍した菅原選手に下川選手と、このうち2名を中継ぎに回す策も講じられます。
離脱者が多く限られた手札で超短期決戦を戦い抜く中で、意外な起用がなされるかもしれません。
次の試合は9月30日のグラチャン準決勝第1試合。
ここで勝たないと意味がありません。
王者が再び日本一の座に挑みます。