【特集】火の国サラマンダーズタイトルホルダー&B9選出選手まとめ2024
こんにちは、サク来です。
先日11月11日に24シーズンKALタイトル授賞式、『ヤマエグループ九州アジアリーグ AWARDS 2024』が開催されました。
我らが火の国サラマンダーズからは4名の受賞者(タイトル:2名(4項目)、B9:3名、特別賞)が表彰されました。
タイトルでは2年ぶりの野手のタイトル獲得、投手では過去3シーズンで獲得し続けていた最多勝利投手を獲得しそびれましたが、2年ぶりの最多奪三振・最優秀防御率に輝きました。
B9も3位ながら3人が選ばれました。
今回の特集では、受賞タイトルと受賞者・B9選出者を紹介して参ります。
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1.松江優作(最優秀防御率投手賞、最多奪三振投手賞、特別賞)
自身初のタイトルとなった松江投手。
獲得したのは最優秀防御率と最多奪三振の2項目で、22シーズンの芦谷投手以来の受賞となります。
同じ左腕で背番号47が、過去に共に戦った仲間が打ち立てた記録を塗り替えて見せました。
また2位・3位はそれぞれ大分Bの猿渡投手、北九州Pの荒巻投手が受賞し、KALで長らく鎬を削り合っている3人が結果を残していることが伺えます。
そして特別表彰として、完全試合も表彰されました。
名実ともに火の国のエースとして活躍しました。
2.イスラエル・モタ(最多本塁打者賞、最多打点者賞、ベストナイン:外野手)
2年ぶりのチーム復帰となったモタ選手、今年も本塁打王に輝き、3年連続の獲得となりました。
また最多打点者賞も獲得し、2冠に輝きました。
ベストナインも外野手として選ばれ、別次元の打球をかっ飛ばすモタ選手。
オマール選手との強力な助っ人コンビは長打力・得点力で確かな実力を発揮してくれました。
3.有田光輝(ベストナイン:捕手)
開幕直後は中川選手との併用が続きましたが、正捕手の座をそのものにすると、打撃・守備でチームに貢献しました。
打率.340、27打点はキャリアハイの数字。
北九州P・宮本選手や大分B・久保田選手など実力者を凌いでB9を獲得しました。
深草選手が抜けた穴を見事に塞いで見せました。
4.大河(ベストナイン:三塁手)
昨シーズンはリーグ最高打率を更新し、首位打者と最多安打のタイトルを獲得した大河選手。
その数字には届きませんでしたが、安定した守備と打撃で内野全般を守り切りました。
三塁での表彰となり、2年連続での選出となりました。
その他記録
タイトル
最多勝利投手賞:辻興聖(大分B)、荒巻千尋(北九州P) 16
最優秀中継ぎ投手賞:行木俊(北九州P) 17
最多セーブ投手賞:福地元春(大分B)、中村総一郎(北九州P) 14
首位打者賞:中田航大(北九州P) .436
最多安打者賞:中田航大 125
最多盗塁者賞:平間隼人、中田 航大(北九州P) 41
ベストナイン
先発:猿渡大輝(大分B)
中継ぎ:行木俊(北九州P)
抑え:中村総一郎(北九州P)
一塁:水本大志(大分B)
二塁:河野颯太(北九州P)
遊撃:平間隼人(北九州P)
外野手②:中田航大(北九州P)
同上③:横山晴人(北九州P)
最優秀審判賞:川越博議
特別賞:荒巻千尋(ノーヒットノーラン)
タイピングし疲れました。
佐賀IDは選考対象外、宮崎Sは2年連続の獲得者なしでした。
B9に猿渡投手、中村総投手、最多セーブに中村総投手が選ばれ、脱サラ戦士の躍動が目まぐるしいです。
火の国タイトル受賞者は2名。
計4項目においては高い水準を保っていますが、獲得した以外の選手に目を向けてみると、多くの選手は苦しんでいる様子でした。
特に盗塁数の減少や、本塁打は増えても打点数が伸び悩むなど、チグハグな現象も起こっており、特定の選手しか好成績を残せなかった今年の低迷した要因が浮き彫りとなったと言えるでしょう。
これについては以前投稿した有料noteに詳しく書いておりますので、そちらをご覧ください。
また以前、B9で問題提起した大分B選手への組織票でしたが、こちらの選出は順当になったと言えるでしょう。
公式Xのポスト後に投票が多く合ったのか、それとも何かしらの是正が入ったかは定かではありませんが、少なくとも打率が2割を切った野手が選ばれるような異常事態は起こりませんでした。
SNSでこうした投票を行うことは良くも悪くも話題を呼びます。
今後B9の投票方法については別の方法:紙媒体での投票とし、球場で入場チケット1枚につき1票投じられる方法やファン投票を撤廃して選手・関係者間投票でのみにするなどにシフトチェンジするべきでしょう。
今回はタイトル・B9受賞者についてまとめました。
来シーズンはどうなるのか、注目です。