【選手紹介】#30 PIGBOSS/猪口雄大
【火の国のムードメーカー】
熊本GLから入団した猪口選手は、以前から皆を盛り上げるムードメーカーとして活躍した。
プロとして過ごした1年目はベンチを盛り上げるも、実は控えめな好青年というギャップにも人気が生じた。
バッティングでも2割後半を残し、一塁守備の安定感で2021シーズンのリーグ優勝に貢献した。
プロ2年目は”PIGBOSS”と名前を改め、内野守備・打撃コーチ兼選手として、野手陣の強化に奮闘した。
優勝後の胴上げでの一幕からもわかる通り、彼がいかに愛されているかが伺える。
23シーズンもその魅力が爆発することに注目したい。
豚が翔んだ逆転打
こんにちは、サク来です。
今回取り上げる選手は、猪口雄大改めPIGBOSSです(以下、”PB”)。
2021年の年末、現役復帰した藤岡投手以上に話題を呼んだPB、SNSでも話題になりましたね。
特筆すべきは、なんといってもTシャツが展開されたこと。
モタ選手や小窪選手など名を挙げた選手のクールなTシャツの中に並ぶPBTシャツは一際異彩を放ちます。
Tシャツは勿論、sold'out。
私たちもお世話になったぽけるすさんもその様子をUPされております。
22シーズンは成績的に苦しいシーズンとなりましたが、持ち前の元気溌剌なプレーに勇気づけられた方は多くいます。
サク来もその一人です。
本家BIGBOSSが新庄に元通りとなる中、その姿勢を貫くPB。
そんな彼が最も輝いた試合として、タマスタでのSB3軍戦が挙げられます。
SB3軍でのカードに臨んだサラマンダーズ。
当時、PBこと猪口雄大はベンチスタートでした。
この日一塁に座った小窪選手は、2打数無安打に終わり、早くも3回に猪口選手とスイッチ。
0-1とビハインド状態で迎えた5回、この日最初の打席に入った猪口選手は一死満塁の絶好のチャンスで打席に入ります。
その初球、セカンドゴロでゲッツーになるかと思いきや、SB・伊藤投手の失策と暴投で逆転することに成功し、ラッキーな形での得点となりました。
しかし、その後の8回に西島投手が同点を許し、試合は振出しになります。
7回にはフォアボールでチャンスを広げるなど、2打席連続で出塁した猪口選手。
好調の波が来る予感漂う9回の攻撃、髙山選手が出塁し、打席に猪口選手が入ります。
2球目をすかさず盗塁し、一打逆転のチャンスとなった直後の3球目。
降りぬいた打球はセンターの頭上を越えるタイムリースリーベースヒットとなりました。
こうなったら止まらないのが火の国打線。
その後、一挙4得点と大差をつけ、見事勝利を収めました。
ムードメーカーとしてチームに不可欠な存在となったPIGBOSS。
彼が行けば泣く子も笑う、本当に愛される選手です。
おまけ
開幕カウントダウンを告知するPIGBOSSこと猪口雄大選手
Y字バランスを披露するPIGBOSS
審査員席にて真剣な面持ちで神田社長と会話するPIGBOSS
詳細情報
成績
公式プロフィール