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【選手紹介】#22 江藤奨真

江藤 奨真(えとう しょうま) 背番号22 1998年10月30日生まれ 大分県/右投右打/日田高-名桜大-大分B
23年 12試合 0勝2敗1H 防御率3.26 奪三振19

23シーズン終了後、任意引退

Baseball Times vol.53、一球速報.comより

【大分発ハニカミ王子】


KAL初年度より大分Bにてプレーし、22シーズンは先発として5勝をマークした江藤投手は、23シーズンより火の国でのプレーとなった。
145キロに迫る速球と変化球を織り交ぜた投球で相手を翻弄するピッチングで、相手をねじ伏せる。
火の国では当初、中継ぎとして起用されたが、中盤から先発を任される機会が増えた。
火の国で白星をマークすることはできなかったが、先発からロングリリーフまでさまざまな役割を任された投手だった。
趣味はゴルフで、試合前の「サラマンゴルフチャレンジ」ではお手本プレイ・助っ人として出演しており、試合外での印象も強い。


Title Photo by @KpbProject


連勝の灯を紡いだ継投


こんにちは、サク来です。
今回は23シーズンに火の国でプレーした江藤奨真投手を紹介いたします。

21シーズン、大分B立ち上げ時からプレーしており、初年度は中継ぎとして、2年目となる22シーズンは先発として、苦しい時期を支えました。


23シーズンより火の国に移籍し、オフの補強第一号として活躍が期待されました。
開幕当初は中継ぎとしてブルペン待機する場面が多く、先発のマウンドを任されたのは7月。
先発としては序盤から打たれこむ試合が続き、苦しい1年を過ごしたと言えるでしょう。

それでも、リリーフ待機時は敗戦処理からロングリリーフまでさまざまな役回りを担い、アジャストした環境を求めていたことが伺えます。

そんな江藤投手が最も活躍した試合として、とかげの祭典翌日の北九州Pをあげたいと思います。

23シーズン 4/9 vs北九州P@藤崎台

火の国4-3北九州P ○石本 ⚫︎松本直 H江藤、本野

一球速報より

前日のとかげの祭典では、劇的な勝利で白星を収めた火の国。
それから一夜明けた一戦は松江投手とタバーレス投手の投げ合いとなりました。
先発・松江選手は北九打線を抑え込み、6回1失点と素晴らしい投球を見せました。
ブルペンで待機していた江藤投手は、7回に2番手として登板。
タマスタでの登板以来となる火の国2試合目のマウンドは、藤崎台初登板。
ホーム連勝の期待が高まる中、先頭の中村道選手にいきなりヒットを打たれます。
イケイケムードが高まる北九州Pでしたが、江藤投手は続く武蔵選手を併殺に打ち取り、2アウト。
9番・横山選手にもヒットを打たれましたが、先頭の宇土選手を凡打に打ち取り、冷静さを持ちながらベンチへ戻りました。
この後、後続が打たれ松江投手の白星は消滅しましたが、9回に小林選手のサヨナラタイムリーでシーズン初の連勝を記録。
江藤投手は移籍後初となるホールドを記録し、火の国はここから10連勝まで伸ばしました。

サラマンゴルフチャレンジでの印象が強い江藤選手。お手本プレーではナイスショットを連発した
Photo by @KpbProject


たまに不意に見せる笑顔に心打たれるファンが多かった江藤投手。
長きにわたりKALに携わった右腕でした。


おまけ


笑顔でピースの江藤奨真投手


グラチャン・坊っちゃんにて寄せ書き球団旗の前で人差し指を立てる江藤奨真投手


戦友・岡部氏と江藤奨真投手のツーショット


詳細情報


成績


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