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【プレイバック#16】IPBL選抜集結‼︎フェニックスリーグ前半戦(2023.10.9-10.17)
こんにちは、サク来です。
今回の回顧録はPリーグ前半戦を振り返って参りたいと思います。
今回Pリーグ(前半)に帯同したサラマン戦士は、
松江優作選手
仲村来唯也選手
有田光輝選手
の3名。
他には、グラチャンで鎬を削った埼玉武蔵HBの町田隼己選手、脱サラ戦士の大分B・猿渡大輝選手などBC・NLB・HBL・KALの4リーグオールスターが揃い踏み。
今回はサラマン戦士の活躍を重点的に紹介して、試合を振り返って参りたいと思います。
※なお、フェニックスリーグでは勝利投手・敗戦投手・ホールド・セーブの記録が公表されていないため、本記事の記載はあくまでもサク来の判断によるものとなります。ご了承ください。
雨天のため試合前中止
記念すべき23シーズンPリーグは雨天中止となってしまいました。
IPBL1-2SB ○ヘルナンデス ⚫︎有水 S三浦 本塁打 町田
実質的初戦となったSB戦は3回に埼玉武蔵HBの町田選手のホームランで先制するも、5回に宮崎Sの有水選手が逆転を許してしまいます。
その後は相手3番手・三浦選手を攻略できずに、初陣は黒星でした。
火の国からは仲村選手が5番・三塁で出場しましたが、無安打に封じ込められました。
IPBL6-2中日 ○松江 ⚫︎松木平 H村上、増子 本塁打 奥村 石川
松江-有田選手と今季序盤で見た組み合わせでスタートした中日戦。
初回に群馬DP・奥村選手のホームランで先制しますが、4回に無死満塁のピンチを背負うと、村松選手のゴロの間に1点、続く星野選手のタイムリーで1点を失ってしまいます。
ですが、直後の攻撃で奥村選手が四球で出塁すると、栃木GBの石川選手がセンター方向へのホームランを放ち、逆転に成功します。
松江選手は6回を投げ2失点、この日もスタメン出場だった仲村選手は4打数2安打と存在感を発揮しました。
先発捕手の有田選手は無安打でしたが、2番手の茨城AP・村上選手、3番手・神奈川FDの増子選手をリードします。
最終9回は信濃GS所属の福田選手を球を受け、ピンチを作りつつゼロに抑えゲームセット。
待望の初勝利を掴みました。
IPBL3-0読売 ○猿渡 ⚫︎田村 H大島 S大江
仲村選手が5番・DHで出場し、先発は猿渡選手と、火の国要素強めで始まった読売戦。
初回、2死1・2塁の場面で仲村選手の打球を処理した相手野手が悪送球してしまい、3試合連続で先制に成功します。
その直後、大分B・川上選手のタイムリーもあって、2点を得ます。
先発の猿渡選手はドラフト1位の浅野選手を空振り三振に切ってとると、5回まで被安打4で無死球と素晴らしい投球を披露しました。
8回に石川選手のタイムリーツーベースで追加点を得たIPBL。
富山GRNの大島選手と北九州Pの大江選手が6回以降をゼロに封じて試合終了。
読売相手に勝利を収め、2連勝としました。
IPBL2-7ヤクルト ○金久保 ⚫︎山科 本塁打 澤井
仲村選手が一塁で、有田選手が先発捕手として出場したヤクルト戦。
先発の山科選手は初回からピンチを作り続けると3回、宮本選手らのタイムリーで5点を失います。
続く4回はランナーを2塁に置いた場面で、澤井選手にホームランを浴び2失点。
打線は5回に宮崎S・平湯選手と美唄BDの鈴木隆選手のタイムリーによる2点のみ。
連勝は2でストップしました。
IPBL6-2KBO① ○有水 ⚫︎チェ
二つ参加するKBO選抜チームのうち片方との対戦となったIPBL選抜。
初回に奥村選手・石川選手のタイムリーで2点を先制すると、3回に川上選手の2点タイムリーツーベースで追加点を得ます。
4回に有水選手がソン選手のダブルプレーの間に1点を返されますが、その裏に新潟ABCの篠田選手がタイムリースリーベースを放つと、続く奥村選手のタイムリーで点差を広げます。
最終回、大江選手が1点を失いましたが抑え、試合終了。
仲村選手は5番・一塁に座り、5回の第3打席に安打を放ちました。
IPBL9-1DeNA ○松江 ⚫︎今野
松江-有田バッテリーに5番・三塁で仲村選手が出場し、火の国戦士総出となったDeNA戦。
2回にヒットと四球で満塁とした場面で、8番・北九州Pの高橋選手が走者一掃となるタイムリーツーベースを放ち3点を先制。
3回にも再び満塁の場面で高橋選手が走者一掃タイムリーツーベースを放ち3点を追加します。
4回には北九州Pのコウキ選手、こと松田選手のゴロの間に1点、三度高橋選手のタイムリーで2点を加え、9-0と大量リードを得ます。
先発の松江選手は初回から3回までを3人で締める好投を見せると、7回まで投げ抜き、失点は1のみ。
8回からは福田選手と大江選手がシャットアウトし、試合終了。
有田選手・仲村選手にもヒットが生まれ、火の国戦士が大健闘した試合でした。
IPBL6-8楽天 ○清宮 ⚫︎福田 H内間 S宮森
前半組最終試合となった楽天戦。
IPBLは初回、相手先発の松井友選手のバッテリーエラーを誘い出し1点を先制します。
4回に味方のエラーで失点してしまいますが、直後に大分Bの久保田選手、石川MSの阿部選手らによる連続タイムリーで勝ち越し、尚も満塁の場面で大分B・新太郎選手の走者一掃タイムリーツーベースでこの回5点を入れました。
しかし、5回に柳澤選手に1点を返されると、6回は代わった2番手士別SB・佐藤慶選手が3失点。
7回は福田選手が味方野手のファンブルと後逸で2失点してしまい、逆転を許します。
9回に登板した増子選手も澤野選手にタイムリーを打たれ向かえた最後の攻撃。
代打・有田選手が打席に立ちますが、凡退。
続く平湯選手、松田選手も倒れ試合終了。
この日一塁でスタメンだった仲村選手は、4回の第2打席に四球を選びました。
【まとめ】
7戦4勝3敗
(記事執筆時現在)フェニックスリーグ5位
(首位西武とゲーム差3.0、3位日ハム・読売とゲーム差1.0、11位広島とゲーム差0.5、最下位楽天とゲーム差6.0、サク来調べ)
NPBの若手有望株らと切磋琢磨し合ったIPBLは、5位タイで前半戦をフィニッシュ。
サラマン戦士では、松江選手が素晴らしい投球を披露し2勝、仲村選手は全試合にスタメンで出場し存在感を発揮すると、有田選手も過密スケジュールの中でも投手陣を引っ張っていきました。
昨年14チーム中9で終わったPリーグ、後半戦は好調の阪神・西武らを相手にしなければなりません。
後半戦、火の国からは瀬井選手が外野手登録で、そして退任が発表された西コーチが帯同することがアナウンスされています。
茨城AP・巽監督のもとでどう戦うのか、注目です。
後半戦は明後日、四国IL選抜との一戦から幕を開けます。