【プレイバック#28】土俵際の戦い(2024.8.23-9.2)
こんにちは、サク来です。
8月21日に北九州Pにマジック7が点灯しました。
今回はその後に行われた南郷での4連戦、藤崎台での北九州Pとの3連戦、大分Bとのダブルヘッダーを振り返ります。
南郷で行われた宮崎Sとの4連戦。
火の国は初回、小林選手の押し出し四球で先制すると、3回は三連続四死球から有田選手が押し出しを選びます。
さらに山口嶺生選手と日下部選手にも連続でタイムリーが生まれ4-0、相手先発の稲葉選手をKOします。
さらに大河選手も押し出しを選ぶと、続くモタ選手の打球はレフト中段まで飛ばすグランドスラムを叩き込み、主導権を確かに握りました。
先発の田島選手は4回に失点してしまいますが、5回1失点。
6回には有田選手がタイムリーを放ち、コールド勝ちを予感させます。
しかしその裏に2番手・古殿選手が失点すると、7回はモタ選手の犠牲フライで再び点差を広げますが、3番手・小江選手が藤川選手のゴロの間に失点。
なかなか10点差まで広がらない中、8回に無死満塁のチャンスを作ります。
今津選手に投じた4球目、暴投となり1点を追加。
さらにモタ選手に犠牲フライが生まれ、13-3とコールド勝ち圏内に。
裏は4番手・山田選手が登板、宮崎S打線を三者凡退に抑え、4連戦の初戦をものにしました。
先制は2回の火の国、先頭の4番・モタ選手が2球目を振り抜くと、打球は左中間へ飛んでいくホームラン。
自身が持つKAL本塁打記録を更新する19号ホームランとなりました。
さらにアルバレス選手にもタイムリーが生まれ、この回2点を先制します。
先発の丹選手は直後に藤川選手の犠牲フライで1点を失いますが、4回に日下部選手と今津選手にタイムリーが生まれ3点、6回に今津選手のタイムリーなどで2点を加え、7-1とします。
丹選手は7回にも2失点しますが、結果的に7回を投げ3失点。
8回は山科選手が久々の登板を四者凡退で抑えるピッチングを披露します。
9回は日下部選手にタイムリーが生まれ8点目を入れた火の国。
最後のマウンドは遠藤選手に託されましたが、先頭の藤川選手に死球を与えると、続く梶山選手にタイムリーツーベース、さらに筒井選手にもタイムリーを打たれ、スコアは8-5に。
ただ代打・渡嘉敷選手を併殺に抑えると、最後は大豊選手を抑え試合終了。
なんとか大きく崩れることなく試合を締めることができました。
24シーズン 8/25 vs宮崎S:ダブルヘッダー第1戦@南郷
ダブルヘッダー初戦も先制は火の国。
初回、先頭の日下部選手がヒットで出塁すると、続く今津選手もタイムリーヒットを放ちます。
4回にオマール選手、山口嶺生選手、日下部選手、今津選手にタイムリーが生まれ、5-0と試合の流れを掴みます。
先発の松江選手は初回を三者連続三振に打ち取ると、そこから5回まで毎回奪三振を記録します。
6回に大河選手、モタ選手、オマール選手の連続タイムリーなどで4点を加えた火の国。
松江選手は最後までマウンドに立ち続け、7回はヒットこそ許しますが、アウト3つを三振で奪い、初戦を勝利。
優勝への執念を感じさせる1戦でした。
24シーズン 8/25 vs宮崎S:ダブルヘッダー第2戦@南郷
先発は吉村選手でしたが、大不調。
先頭の城戸選手に死球を与えると、そこから無死満塁とピンチを作り、4番・野田選手に押し出しを与えます。
さらに続く岡田選手にタイムリー、8番・梶山選手に走者一掃のタイムリースリーベースを打たれ5失点、この回限りでの降板となりました。
反撃は3回、2死2塁のチャンスから今津選手がタイムリーヒットを放ち1点を返します。
さらに5回にモタ選手の20号となるツーランホームランが飛び出し、2点差で最終7回を迎えます。
先頭のモタ選手がヒットで出塁すると、続くオマール選手にツーベースが飛び出します。
小林選手が四球を選び、1死満塁のチャンスを作ると、8番・有田選手が押し出し四球で1点を返すと、アルバレス選手も四球を選び同点に追いつきます。
この流れに乗ったのは、1番・日下部選手。
走者一掃のタイムリーツーベースで8-5と勝ち越しに成功しました。
裏の宮崎Sの攻撃に立ち向かったのは、5番手・山口翔選手。
しかし先頭の目黒選手にツーベースヒットを打たれると、5番・岡田選手にストレートの四球を与え、1死1・3塁とします。
代打・大豊選手に2点タイムリーヒットを浴びた所で一度マウンドに輪ができます。
7番・糟谷選手は凡打に打ち取りますが、続く梶山選手に今日2本目となるタイムリーを浴び、これで1点差。
9番・豊浦選手との対戦では全球直球で挑み、三球三振でゲームセット。
火の国、宮崎Sに辛勝となりましたが、南郷開催を4連勝、マジックを減らすことを阻止しました。
台風10号の接近に伴い、藤崎台での2連戦は中止に。
9月に振り返られ、9月も死を覚悟する1ヶ月となりそうです。
なお8/26に行われた北九州Pvs佐賀IDの試合で北九州Pが勝利したため、マジックは6となりました。
台風が九州を直撃、福岡も雨風がひどく、外に出るのもやっとでした。
皆さんも非常時に備えて、備蓄と防災グッズを買いましょう。
24シーズン 8/31 vs北九州P:ダブルヘッダー第1戦@藤崎台
試合数の関係で北九州Pのマジック対象チームとなっている火の国、負けられないダブルヘッダーの初戦は田島選手が先発しました。
初回に1死1・3塁のピンチを背負い、和希選手のタイムリーで先制を許します。
ですが直後に先頭の日下部選手がヒットで出塁し、1死3塁のチャンスで大河選手にタイムリースリーベースが飛び出し、同点に追いつきます。
火の国は3回に今津選手の犠牲フライで勝ち越しに成功。
田島選手も2回以降は持ち直し、4回以外を三者凡退で抑え込みます。
2-1で迎えた最終7回。
先頭の和希選手をゴロに打ち取りますが、続く中村道選手に高めの失投を捉えられ、同点となるホームランで試合を振り出しに戻されます。
引き分けにもしたくない火の国、先頭のアルバレス選手は三振に倒れますが、続く日下部選手がヒットで出塁。
続く今津選手の打席ですかさず盗塁し、絶好のサヨナラのチャンス。
直後のボールを弾き返すと、打球は前進守備を敷いていた外野の頭を越え、2塁走者の日下部選手が生還。
劇的なサヨナラ勝ちで首位に追随しました。
24シーズン 8/31 vs北九州P:ダブルヘッダー第2戦@藤崎台
先発はここのところ好投が続いている丹選手。
初回から危なげない投球で抑えますが、2回に満塁のピンチを作ると、1番・中田選手の打球は三塁・オマール選手のグラブを弾き、先制の2点タイムリーヒットとなります。
打線は相手先発の川﨑選手に要所を抑えられ、なかなかチャンスを作ることができません。
丹選手は6回を投げると、7回は神田選手が登板。
しかし先頭の中田選手にストレートの四球を与えると、続く横山選手の打球は不運な形でヒットとなり、1・3塁。
ここで荒西監督代行は小江選手にスイッチしますが、平間選手にタイムリーツーベースを浴びます。
続く和希選手に犠牲フライを浴び、さらに失点。
4-0で迎えた最終回は中村総選手に三者連続三振で試合終了。
投打共に封じられた火の国、北九州Pのマジックは4に減りました。
松江-荒巻の両軍エースの投げ合いは緊迫した投手戦になると予想されましたが、初回からそれは崩れました。
初回の攻撃、先頭の日下部選手から4者連続四球で先制点を奪うと、2回は日下部選手のタイムリーヒットで2点目、さらに大河選手にも2点タイムリーヒットが飛び出し、2回途中で荒巻選手をKOします。
2番手・宮城選手にスイッチしましたが、小林選手と山本選手のタイムリーなどでこの回7点を取ります。
対する松江選手はピンチを作っても、要所を押さえて凌ぐピッチングで切り抜け続けます。
3回に中田選手のゴロの間に1点を失いますが、すぐさま大城戸選手のタイムリーで1点を追加。
4回は河野選手にこの日唯一のタイムリーヒットを許しますが、その裏に2死1・2塁のチャンスを作ると、大河選手がレフトへのスリーランホームランを叩き込み、12-2。
松江選手は5回に1点を失いますが、6回、7回は三者凡退に抑えます。
7回の攻撃、先頭のモタ選手が初球を振り抜くと、打った瞬間確信の当たり。
打球はレフトへのホームランでコールド勝ち。
松江選手はこれで10勝となり、自身初の二桁勝利となりました。
24シーズン 9/2vs大分B:ダブルヘッダー第1試合@藤崎台
大分Bとのダブルヘッダー初戦は山口翔-猿渡の対戦でスタート。
先制は2回、1死1・3塁のチャンスで有田選手にタイムリーが生まれると、続くアルバレス選手もタイムリーヒットを放ちます。
さらに2死満塁のチャンスを作ると、大河選手にもタイムリーが飛び出し、猿渡選手相手に3点を奪います。
続く3回は先頭のモタ選手に二日連続のホームランが飛び出すと、1死1塁から山本選手に4月以来となるホームランが飛び出し6-0。
猿渡選手はこの回限りで降板し、二日連続相手エースのKOに成功しました。
山口翔選手は立ち上がりから素晴らしい投球を見せ、大分打線を抑え込みます。
4回に水本選手にタイムリーを打たれて1点を失いますが、直後にモタ選手のタイムリーで点差を離します。
5回は新太郎選手にタイムリーヒットを打た、山口翔選手は5回2失点でマウンドを降ります。
6回は舘野選手が登板しますが、1死1・3塁のピンチを作り、6番・吹上選手にタイムリー、7番・中川選手のゴロの間に1点ずつ失点。
続く羽立選手に四球を与えたところで、遠藤選手と交代。
代わった遠藤選手は9番・足立選手を1球で仕留めます。
9回は波多野選手が登板。
三者凡退に抑え、ダブルヘッダー初戦を勝ち取りました。
24シーズン 9/2vs大分B:ダブルヘッダー第2試合@藤崎台
ダブルヘッダー2試合目は吉村選手が先発登板。
毎回のようにピンチを背負いますが、要所を抑えて4回まで無失点に抑えます。
しかし5回、先頭の足立選手にツーベースヒットを打たれると、2番・中川選手にタイムリーを打たれ先制を許します。
6回に2死3塁のピンチを作ったところで、遠藤選手と交代。
今日2試合の登板となった遠藤選手ですが、暴投で3塁走者の生還を許すと、8番・羽立選手にタイムリーを打たれ0-3とされます。
7回は小江選手が登板しますが、四球と安打で1死満塁のピンチを招くと、久保田選手・吹上選手の連続タイムリーで失点すると、7番・中野選手にもレフト前のタイムリーを浴び、さらにその打球を捕球したモタ選手が失策。
進塁を許した後、山科選手へ交代しましたが、8番・羽立選手にタイムリーを打たれると、そこから死球と暴投、四球。
1アウトも取れず神田選手にスイッチしますが、岩下選手のタイムリーなどで2失点。
この回8点を奪われ、試合の流れを掴まれました。
打線も相手先発の辻選手に手も足も出ず、6回で放った安打は散発5安打。
7回は守護神・福地選手に対して、オマール選手がヒットを放ちますが後続が続かず試合終了。
5安打無得点で11失点、5エラー。
貧打、投壊、守乱と今年を象徴する1戦を繰り広げた火の国、北九州Pのマジックは3となりました。
【まとめ】
64戦39勝23敗2分
(記事執筆現在)KAL3位、
(首位北九州Pとゲーム差7.5・マジック3、2位大分Bにゲーム差0.5、最下位宮崎Sにゲーム差32.0)
絶対に負けられない首位との直接決戦でしたが、北九州Pのマジックを減らす形となり、優勝の流れは北九州Pに大きく傾きました。
特に大分Bとのダブルヘッダー第2試合は今年を象徴する貧打・投壊・守乱と三拍子揃った1戦でした。
マジック点灯後、土俵際の戦いが続く中、厳しい状況が続きます。
次戦は明日の宮崎Sとのダブルヘッダー。
Xデーは刻一刻と迫ってきています。