【選手紹介】#25 高橋晶寛
【縁の下の力持ち】
21シーズンの合同トライアウトに合格した高橋は前年度HBL3冠王に輝いた巧打者、持前の打棒で打線を支え続ける。
サラマンダーズでは安定した成績を残し続け、21シーズンはクリーンアップに座る吉村選手・水本選手・安井選手らが、22シーズンは水本選手・モタ選手・グスタボ選手らに続きとどめの一撃を差す。
また一時期不振に陥った水本選手・モタ選手に代わってクリーンアップ・4番に座り、復調を後押しした。
本塁打から盗塁、犠牲フライまで大小関係なく仕事をこなす姿にはファンも多い。
まさしくサラマンダーズの縁の下の力持ちと称しても過言ないだろう。
最強のプルヒッター、口火を切る一撃
こんにちは、サク来です。今回の選手紹介は高橋昌寛選手です。
20年の創設初年度HBLの美唄BDで3冠王に輝く屈指の強打者として活躍し、21シーズンから火の国打線の中核を担っている高橋選手。
ある日はクリーンアップから下位打線につなぐ中軸として、ある日はクリーンアップに座り打線を引っ張り、またある日はクリーンアップが逃したチャンスで決める姿。
まさに「縁の下の力持ち」として力を発揮します。
また守備も軽やかにこなし、特に21シーズンは途中交代した小窪選手に代わって一塁を守るように、チーム事情に合わせたプレーをこなし続けます。
特にグラチャンの士別SB戦では初回の2死1塁の場面にて、コントラレス選手の三塁線に刺さった打球をナイスキャッチし、2塁送球フォースアウトにしてみせ、裏からの打線爆発に繋げました。
そんな高橋選手が輝いていた試合ですが、22シーズンの対北九戦があげられます。
前日の試合でチャンスこそつくるもあと一本が出ず敗戦したサラマンダーズ。
この日も3回の2得点のみに留まり、北九の先発北方選手・力丸選手に対して苦戦します。
同点で迎えた6回、三番手金本選手から先頭のモタ選手がヒットと暴投で無死2塁のチャンスを作ります。
この日5番の高橋選手は2打数無安打。3-1の絶好のバッティングカウント。直球をアッパースイングで振り抜き、レフトスタンドを刺す逆転2ランを放ちました。
そこから打線は大爆発。6回以降はまるで別人のように火の国打線が得点を重ね続け、最終9回は脅威の12得点。
高橋選手も本塁打後は全打席出塁し、快勝を飾りました。
ひたむきにチームを支える高橋選手。これからもその体で熊本を盛り上げ、夢であるNPB入りを果たして欲しいばかりです。
おまけ
美唄BD時代、迫真の表情でガッツポーズをする高橋昌寛選手
アイブラックがかっこよく決まる高橋選手
20年、KAL合同トライアウトを受験する高橋昌寛選手
追記(2022年11月20日)
先日、高橋選手の任意引退が発表され、退団が決定いたしました。
新しいステージで頑張ってほしいばかりです。
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成績
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