【考察】荒西祐大投手コーチに求められること
こんにちは、サク来です。
昨日18日、今シーズンまで信濃GSにてプレーした元オリックスの荒西祐大選手兼任コーチとして火の国に入団されることが発表されました。
熊本県玉名市出身の荒西選手、22シーズのグラチャンでも準決勝・高知FD戦に先発として登板し勝利投手となりました。
その日以来となる藤崎台で登板する姿が期待される荒西選手ですが、今回はそんな彼のコーチとしての部分を考察していきたいと思います。
Title Photo by @KpbProject
オリックス・信濃GS時代の荒西祐大選手
玉名工高からHonda熊本に入社した荒西選手は、18年のドラフトでオリックス3位指名でプロ入りしました。
初年度から即戦力先発として1軍戦に出場し、13試合で1勝4敗、2年目は中継ぎに転向して29試合に登板しました。
しかし3年目となった21シーズンは一軍出場なしに終わり、オフに戦力外通告を受けます。
22シーズンからは信濃GSに入団し、投手兼任コーチとしてマルチに活躍しました。
22シーズンはチーム3番目となる7勝を記録し、BCプレーオフ・茨城AP戦でも8回無失点と大活躍。
先述のグラチャンでも勝利投手となりました。
23シーズンも好成績を残すと、BCプレーオフ・埼玉武蔵HB戦では初戦の”松本の死闘”で先発を努め、6回を無失点に抑えました。
サイドスローから145キロ近い直球とスライダーをはじめとした変化球を織り交ぜる投球術は、火の国には今までいなかったスタイルの選手です。
荒西コーチは投手陣にどのような影響をもたらすのか
右の先発として活躍が期待される荒西選手ですが、荒西コーチとしての側面についても考える必要があります。
藤岡コーチと馬原監督が23シーズン限りで退任することで、投手に関するプランは0からのスタートとなります。
荒西コーチにはこの0を早急に1にする役割があります。
残留する投手がどれほどいるのかは予想がつきませんが、馬原監督・藤岡コーチとは違う新しい色をつける必要があるということは、全く違う投手運用がスタートすることが考えられます。
荒西コーチは信濃GSにてコーチ経験がある分、自分の色を持っているのでどう指導するのかは明確だと言えます。
コーチとして、選手として新生火の国投手陣をどう支えていくのか、そして藤岡・馬原の両人がいなくなった火の国にどのような影響をもたらすのか。
来年のキャンプが待ち遠しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?