【特集】KALシーズン途中退団者でナインを組んでみた
こんにちは、サク来です。
先日、KALベストナイン投票が今年も行われることが発表されました。
その年、そのポジションで活躍した選手を表彰するベストナインですが、KALには表彰の機会すら得られず、シーズン途中でチームを去った選手が多くいます。
今回は彼らに光をあて、シーズン途中でチームを去った選手でナインを組んでみたいと思います。
Title Photo by @KpbProject
企画趣旨
先ほども述べた通り、今回はKALにおいてシーズン途中に退団した選手でナインを組みます。
決してその選手にどうこうと言いたいわけではないことだけ、ご承知ください。
選出はオールスターファン投票の方式を用います。
ですので捕手・一塁・二塁・三塁・遊撃・外野(3名)・DH・先発・中継ぎ・抑えをそれぞれ選びます。
選出基準はサク来個人の印象です。
印象は残したインパクトや退団時のあれこれなど、さまざまな材料から加味したものとなります。
成績はその材料の一つになりますので、圧倒的成績を残しても選ばない可能性があります。
対象外となる選手は国内のプロ球団への移籍をした選手です。
例えば宮崎S・江口選手は自由契約後に大分Bに入団しましたが、この場合は選出対象外です。
また火の国・中川選手はヤクルトへ移籍しましたが、これも同様に対象外です。
退団後に社会人チームや軟式野球チームなど、入団した先がアマチュアである場合はノーカウントとします。
「発表はされていないけど、実はこの選手辞めていました」といったサイレント退団も含めません。
それでは参ります。
ナイン発表
KALシーズン途中退団者ナインは以下の通りになります。
順に見ていきましょう。
(下線部をクリックすると、KALの公示ポストへジャンプします。)
22シーズン7勝をマークし、櫻井選手、荒巻選手と共に先発ローテを形成した豊村選手。
火の国相手に好投した試合もあり、手強い投手だった印象が強いです。
23シーズンの契約更新をしましたが、本人曰く、「肩の怪我」で思うようにいかず、チームを離れることとなりました。
立ち上げ時より監督を務めた金丸監督。
苦しいチーム状況の中、自身が登板する試合もあり、頭も体もフル稼働した1年半でした。
今年6月に退任・任意引退が発表され、台湾の社会人チーム「覇龍隊」の投手コーチ就任が発表されました。
「四大陸」のあだ名を持つ返田選手は立ち上げ時の大分Bに入団しますが、登板機会なく自由契約となりました。
返田選手のSNSを見る限り、次のステージが決まるまでの一時的な入団だったといい、その後ドミニカサマーリーグでのプレーが決まりました。
アパレルブランドも立ち上げており、手広く活動してらっしゃいます。
BC・ILを渡り歩いた福井玲選手。
豊浦選手や宮下選手らと捕手の座を争いましたが、自由契約となりました。
同じく捕手の上村選手も任意引退となったため、宮崎Sは捕手二人体制を敷くことになりました。
22シーズンに唯一の高卒ルーキーとして入団し、22シーズンのグラチャンでは中堅を守った柏木選手。
23シーズンは一塁での出場が多く、高身長を生かしたフィールディングを見せてくれましたが、任意引退。
引退後はアパレルブランド・バーの立ち上げを企画したり、第二の令和の虎就活サバイバルに参戦するなど色々とやっていたりします。
二塁手:フランシスコ・ファハルド(火の国):24シーズン途中に自由契約
オマール選手・モタ選手らとともにドミニカ三銃士と呼ばれたファハルド選手。
キャンプでは特守でいいプレーを見せていましたが、自由契約となりました。
これにより二塁・藤原選手、遊撃・大河選手と、一人でも欠けたらお終いのファイヤー二遊間が出来上がったのはまた別の話。
宮崎Sの創設メンバーとしてプレーした堀選手。
石狩RP時代は強打が持ち味でしたが、宮崎加入後は打率.036。
苦しい中での出来事でした。
前年まで美唄BDにて2年間プレーしていた小野寺選手。
高いアベレージと長打力、ボールをよく見れる能力が九州でどれだけ発揮できるか期待されましたが、開幕すると実力を発揮できません。
5月に入った直後に自由契約が発表されました。
外野手①:ポール・ムロー(大分B):22シーズン途中に自由契約
(上記ポストは香川OGのもの)
サク来がこの企画を行うきっかけになったのは大分Bでプレーしたムロー選手がいたからです。
22シーズンに急にヌルっと入団していきなりヌルっと退団したムロー選手に、当時のサク来は度肝を抜かれました。
今年から香川OGでプレーしており、ポジションはなんと投手。
何がなんだか、どうなってんすか。
高知FDから北九州Pへ移籍した尾野選手。
YouTuberの取材にも真摯に受け答えしていましたが、シーズン途中の自由契約。
現在は競輪選手養成所で鎬を削り、最近では表彰も受けたということです。
火の国初の自由契約選手となった安井選手。
打線の中軸として、21シーズン前半を引っ張りました。
退団後は社会人チームに入団し、話題を呼びました。
1日監督を務めた元Repezen FoxxのGINTA。
試合も勝利し、SNSでもそれなりにインプレを稼いでいたので成功と言えるのではないでしょうか。Xの戦力外のくだりは本当に滑っていましたが、KAL初の試みを任された人物でした。
ボビー・ローズ?
知らないですね・・・。
ナインは以上となります。
皆さんに言えることは唯一つ。
選手が在籍しているうちに感謝の心を伝えることです。