【臨時特集】中山翔太選手、入団
こんにちは、サク来です。
こんばんはでしょうか。
日付変わって1月13日0時に、22シーズンヤクルトでプレーした中山翔太選手の入団内定が報じられました。
※この記事は、発表後より緊急で作成している為、誤字脱字が生じる場合がございます。予めご了承ください。
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「ガチ予想」の結果
サク来は先日、ガチ予想という考察の名前を被った記事を投稿させていただきました。
サク来の予想は見事に外れました(1/3と決して難しくないのにも関わらず)。
このバカ、本当に慧眼が無いな。
ヤクルト時代の中山翔太選手
それはそれとして。
ここからはヤクルト時代の中山選手について、振り返って参ります。
なお、適宜プロ野球データFreak様のデータを参考に、話を進めてまいりますので、別タブで開きながら閲覧することをお勧めします。
中山選手は18年のドラフト会議にて、ヤクルトから2位で指名されました。
高校野球の名門・履正社高からスター選手を多数輩出している法政大学とエリート街道をまっしぐらに進みました。
大学野球でも評価されたパワーは凄まじく、ルーキーイヤーから存在感を示しました。
初年度は35試合で打率.289、本塁打5本と長打力を発揮。
最下位に沈むチームで村上選手らと共に希望の光を届けました。
翌年の飛躍が期待されましたが、その後は数字を落とし続け、21シーズンは本塁打無し。
22シーズンは1軍出場無しに終わってしまい、オフに戦力外を通告されました。
トライアウトでは、秋吉選手(YSK、前SB)からヒットを放ち、3打数1安打の成績で火の国サラマンダーズとの契約に至りました。
ピースを埋めた補強
この補強はサラマンダーズからしても、中山選手からしても好都合なものだと考えられます。
火の国サラマンダーズは、22シーズンオフに3番水本選手・4番モタ選手・5番グスタボ選手の退団により、外野手不足及び長打力不足が懸念されていました。
そこに豪快なパワーを持つ中山選手が入ったことで、大幅に取り戻すことができると予想されます。
成績が落ち込んだ20シーズンも9月に代打で3本塁打を記録していることから、勝負強さと決定力を持ち合わせる中山選手には火の国ファンの期待が集まります。
正に、空いた穴にピースが埋まった補強といえるでしょう。
一方の中山選手にもメリットがあると考えます。
それは、実力あるチームだから、といった理由だけではありません。
同じKALに属する大分Bーリングスには、23シーズンより内川聖一選手がプレーします。
中山選手と内川選手は共にヤクルトでプレーし、22シーズンはファームで共に居る時間が長くありました。
https://www.sanspo.com/article/20210219-NO6HEB6IENIMXEV6K2JXYJBSTQ/
また以前中山選手は、内川選手より助言を貰う姿が確認されたことから、二人の関係がより強固であることが伺えます。
昨年まで共に戦った仲間と:先輩と競うことでパフォーマンスとポテンシャルが更に引き出されることが期待されます。
屈辱をバネに
山口翔選手に続いて2人目のNPB経験者の補強となったサラマンダーズ。
山口翔選手と中山選手。
生い立ちからポジションまで異なる2人ですが、実は共通点があります。
それは22シーズン、1軍でプレーしていない。
ケガやスランプで思うような1年を過ごせず、戦力外通告を受けた2人。
戦力外から独立リーグに挑戦する選手は数多と居ます。
ですが、そこから返り咲ける選手は一握にも満たしません。
そんな中、屈辱を分かち合える仲間がいることは、お互い起爆剤になり得ます。
その爆発はチーム全体に影響を及ぼすことが期待されます。
高みへと翔く可能性は、中山選手個人の夢だけでなくサラマンダーズの夢も叶えてくれるでしょう。
23年で27歳とまだ若さと伸びしろに期待がかかる中山選手。
数ある野球チームから熊本を選んでくれたことには大きく感謝をしています。
王道を進み、期待された中での戦力外。
雪辱も新天地も、全て自分を後押ししてくれるものです。
だからこそ全力で、23シーズンを駆け抜ける。
肥後で携えた力を基に、夢の舞台へ返り咲くことに期待しましょう。
余談
余談ですが。
冒頭で述べた新入団選手予想キャンペーンでは、多くの名前が挙がりました。
その中で、伊虎会の先輩であるそんちょうさんも予想に参加していましたが、
とんでもない博打を打っていました。