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【プレイバック#19】九州アジアリーグの幕開け-2024-(2024.3.15-3.24)

こんにちは、サク来です。

今回から24シーズンのプレイバックを開始します。
一発目の今回は開幕戦となった宮崎Sとの3連戦と、今季初のビジター遠征となった大分B戦を振り返って参ります。

※以前のnoteで更新頻度を変更するとお知らせしましたが、今回は2カード消化した後、次の試合までに長いブランクがあるため、キリがいいタイミングでの更新を行いました。


24シーズン 3/15 vs宮崎S@藤崎台

火の国13-0宮崎S(7回コールド勝ち) ○松江 ⚫︎有水 本塁打 モタ1、2

一球速報より

開幕投手は唯一の4年目戦士となる松江選手。
初回をゼロに抑えると、その裏に3番・モタ選手の火の国復帰後初HRを叩き込み、いきなり先制します。
2回には大河選手、モタ選手、山本選手の三者連続タイムリーとオマール選手の日本初タイムリーで5点を追加しました。
さらに3回、今津選手のタイムリーにモタ選手のレフトへのツーランホームランで計3点、5回は中川選手のタイムリーツーベースで2点、6回は代打・藤原選手のタイムリーツーベースで2点を加え、6回裏終了までに13-0と宮崎Sを圧倒します。
松江選手は5回を投げ無失点、6回からは山科選手が古巣を三者凡退に打ち取り、7回は山口翔選手がピンチを作りましたが抑え、そのままコールド勝ち。
火の国は初めてホームで行われたKAL開幕戦を白星で飾ることに成功しました。

24シーズン 3/16 vs宮崎S@藤崎台

火の国8-7宮崎S ○山口翔 ⚫︎松村 H吉村、神田

一球速報より

荒西監督代行が兼任選手として初めて出場したこの日、初回に宮崎Sの5番・筒井選手にタイムリーを浴び、いきなり追う展開となりました。
直後に相手のミスで同点に追い付きましたが、3回に再び筒井選手にタイムリーを打たれ、勝ち越しを許します。
その裏、この日5番に座った中川選手がタイムリーを放ち、まず同点に。
さらにまたもや相手のミスで逆転を決めました。
流れはこのまま火の国ペースに。
5回からは吉村選手が、6回から神田選手、波多野選手、丹選手がそれぞれ1イニングずつ無失点に抑えます。
打線も5回に中川選手、オマール選手、広畑選手の三者連続タイムリーで3点を、さらに6回には中川選手が押し出しを選び、スコアは7-3と優位に試合を進めます。
迎えた9回、2年目の小江選手が登板しますが、いきなり四球を与えると、そこから四球と暴投と安打で1失点、さらに1死満塁の大ピンチ。
急遽山口翔選手が登板しましたが抑えきれず、同点を許してしまいました。
9回の攻撃、1死の場面で今津選手が四球を選ぶと盗塁を成功させチャンスを作ります。
さらに相手の悪送球で1・3塁とし、途中出場の大城戸選手が満塁策で申告敬遠され、迎えるは4番・キャプテンの山本選手。
松村選手の投じた2球目を上手く引っ張り、サヨナラタイムリーに。
開幕2試合目から大変疲れる試合となりました。


24シーズン 3/17 vs宮崎S@藤崎台

火の国0-4宮崎S ○中島 ⚫︎古殿 本塁打 梶山1

一球速報より

本来この日は14:00からのダブルヘッダーでしたが、雨により順延し続け、18:30PBの9イニング制へと変更。
プロ初先発となった古殿選手でしたが、雨で調子を狂わされたのか立ち上がりから四球を連発するなど不安定な投球が続きました。
2回には9番・梶山選手にツーランホームランを打たれるなどしましたが、4回までに4つの三振を奪い、後続に託します。
試合前にモタ選手を欠いた打線は昨日までの勢いを潜め、相手先発の中島選手を前にわずか2安打とバットが湿りました。
中島選手はそのまま9回を投げきり、球団初となる完投完封勝利。
一度も流れを引き寄せられなかったサラマンダーズは藤崎台での宮崎S戦初敗北を喫しました。


24シーズン 3/23 vs大分B@佐伯中央

火の国6-5大分B ○山口翔 ⚫︎福地 H丹 S波多野

一球速報より

今季初のビジターでの戦いとなった大分B戦。
先発の松江選手は初回、味方の守備の乱れなどもあり3失点のスタートを切りました。
打線も5回まで散発の3安打と流れを掴めません。
反撃の狼煙を上げたのは6回、先頭の大河選手が四球を選び、続くモタ選手がヒットを放ちます。
1死1・3塁の場面で5番・中川選手のタイムリーで1点を返します。
7回には満塁の場面から山本選手が押し出しを選び1点差まで追い付きます。
松江選手も初回以降ピンチを切り抜き続け、無失点で抑えます。
8回、先頭の代打・藤原選手がヒットで出塁すると、続く阪口選手の送りバントは相手の送球ミスとなり、その間に一塁走者が生還し、同点に。
さらに続く代打・広畑選手の打席で相手投手の暴投で勝ち越しに成功します。
9回は山口翔選手が登板しますが、先頭の久保田選手にあわや柵越えとなるスリーベースヒットを打たれると、4番・水本選手のゴロの間に生還し、試合は振り出しに。
なおも2死満塁の一打サヨナラのピンチを背負いますが、8番・足立選手を初球打ちで仕留め、決着はタイブレークへ。
先頭の大河選手が一二塁間を破るヒットで満塁とすると、続くモタ選手の犠牲フライで勝ち越し。
さらにランナーを2・3塁と進め、山本選手の犠牲フライでもう1点を加えました。
裏の守備では波多野選手が登板し、1失点するも最後は代打・小野寺選手を抑え試合終了。
尻上がりに調子をが上がった火の国が勝利しました。

24シーズン 3/24 vs大分B@佐伯中央

雨天により試合開始前中止

一球速報より

前日夜より降り頻った雨により、試合前に中止が発表されました。


【まとめ】

4戦3勝1敗

(記事執筆現在)KAL2位、

(首位北九州Pとゲーム差なし、3位宮崎S・最下位大分B共にとゲーム差2.0)


無事開幕したKAL、火の国は2位でスタートしました。
1位は北九州Pですが、これはまだ試合数の問題ですので今は危険視する必要はないでしょう。

野手では復帰後早々に豪快弾を放ったモタ選手、全試合捕手でスタメン出場した中川選手に大河選手・広畑選手など元NPB組が打線の核を形成し、上手く流れを作っている印象です。
大城戸選手やぺ・ミンス選手らはプロ初ヒットを記録し、この流れをさらに大きくしてくれる予感がします。
投手も松江選手がゲームを作ると、丹選手と波多野選手がプロ初登板を果たし素晴らしい投球で勝利へ導いてくれました。
ここへさらに本調子が出せていない選手たちが真価を発揮することができれば、早々に優勝への足固ができそうです。

荒西監督代行は3勝1敗からのスタートでした。
今後新たに就任する監督が誰なのかにも注目が集まります。

次戦は4月12日に藤崎台で行われる大分Bとの三連戦。
少し期間が空くので、その間の動向もチェックしたいところです。

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