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【選手紹介】#57 宮澤怜士

宮澤 怜士(みやざわ れいじ) 背番号57 投手 1997年11月11日生まれ 右投左打/北海道/遠軽高-東海大札幌キャンパス-熊本GL
21年 15試合8勝1敗 防御率2.27 奪三振92
22年 22試合9勝7敗1H 防御率2.91 奪三振107
23年 27試合10勝8敗1S 防御率3.32 奪三振127

21シーズン、最優秀防御率、最多勝、最多奪三振獲得
23シーズン、最多勝獲得
23シーズン終了後、任意引退

Baseball times vol.57、一球速報.comより

【小さな巨人】


大学生まで北海道で過ごした後、徳橋投手と共に熊本GLでプレーした宮澤投手。
火の国の初年度戦士として活躍し、右のエースとして3年間チームを支え続けた。
プロ1年目の21シーズンは8勝1敗、防御率2.27で92奪三振と投手三冠のタイトルを総なめ、チームのリーグ優勝に大きく貢献した。
22シーズンは芦谷投手の影に隠れタイトル受賞を逃すも、計算できる右腕先発として重宝され、9勝をマーク。
グラチャンでは士別SB戦に登板し、4回を無失点に抑えた。
23シーズンも先発としてプレーすると、10勝をマークし下川投手と共に最多勝に輝いた。
グラチャンでは決勝戦に登板、小野寺投手との投手戦では幾多のピンチを乗り切り、連覇へ導いた。
140キロ後半の直球と鋭いスライダーを武器に、相手打線を封じ込んだ火の国の右腕エース。


Title Photo by @KpbProject


火の国の初白星


こんにちは、サク来です。

今回は23シーズンまでプレーした宮澤怜士投手を紹介いたします。


初年度から火の国でプレーした宮澤投手は、初年度から勝ち星を計算できる右腕先発として活躍しました。
21シーズンは大分B相手に圧倒し、投手三冠を獲得。
22シーズンはエースの座を芦谷投手に譲りますが、チーム内右腕で最多の9勝をマークします。
グラチャンでは準決勝の士別SB戦で先発を努めると、4回を投げ被安打2の好投を見せました。

3年目となった23シーズンは開幕投手を下川投手に譲り、自身はリリーフでスタートしましたが、途中で先発へ戻ると下川・松江投手らと共に先発3枚柱を形成しました。
最終的に10勝8敗で自身初の二桁勝利を記録し、下川投手と共に最多勝のタイトルを勝ち取りました。

この年限りで任意引退となり、24シーズンからは地元・北海道のクラブチーム、札幌ホーネッツでプレーされています。


火の国を語る上で欠かせない右腕エースの宮澤投手ですが、彼が最も輝いた試合として、火の国が球団初勝利を挙げた21シーズン開幕戦を紹介いたします。

21シーズン 3/27 vs大分B@佐伯

火の国3-2大分B ○宮澤 ⚫︎岡部 H石本、水野、橋詰 S石森

一球速報より

雨でスライドしたKALのファーストゲーム、宮澤投手は火の国サラマンダーズ先発第1号としてマウンドへ向かいました。
初回は四球を出すも後続を抑えますが、先制した直後の2回に渡邊武蔵選手にタイムリーを打たれ、同点に追いつかれてしまいます。
打線は直後、吉村選手がタイムリーを放ち、再び勝ち越すと、3回の宮澤投手は四者凡退、4回はヒットを打たれはしたものの、捕手・深草選手が走者を刺し、追随を許しません。
宮澤投手は5回を投げ失点1。
6回からは継投策で石本投手、水野投手、橋詰投手が投げ、9回は守護神・石森投手が抑え試合終了。
宮澤投手は火の国の記念すべき初白星を手にすることとなりました。

2年連続でグラチャンにて先発を託された宮澤投手。23シーズンは投手陣の中の年長者として精神面からも支えた
Photo by @KpbProject


札幌のクラブチームでも大事な試合を任されている宮澤投手。
スライダーと直球のコンビネーションは火の国ファンの脳裏に今でも焼きついています。


おまけ


ファン感謝祭の運動会でピンク組に割り当てられた宮澤怜士投手


タマスタのマウンドで躍動する宮澤怜士投手


宮澤怜士投手が21シーズンに投手三冠を獲得された時のご様子



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