【考察】もしもKALがオーバーエイジ枠制を導入したら
オーバーエイジ/OA。
サッカーでよく耳にするこの言葉は、ある一定の年齢の選手をn名まで選出できる制度のことです。
裏返すと、その年齢以上の選手は限られた数しか起用できないことを指します。
昨年開催さえたアジアプロ野球チャンピオンシップでは西武の今井選手やヤクルトの田口選手がOA枠として選出されました。
独立リーグではBCが導入しており、「27歳以上の選手を6名まで保有できる」という内容。
若手のチャレンジが激しいBCにおける特徴の一つであるこのOAですが、もしKALもこれを導入したらどうなるのでしょうかーーー
こんにちは、サク来です。
今回はKALがOAを導入したらどうなっちゃうのかについて、考えて参ります。
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今回の説明
今回の考察では、KALでOAが導入されたら誰が対象になるのか、編成やその影響について考えていきたいと思います。
OAはBCの基準に従い、27歳になる年:1997年度生まれの選手とOA前ラストイヤーとなる1998年度生まれの選手をリストアップした後、該当する選手が抜けた場合にチームにどのような影響が及ぼされるのかを見ていきます。
今回は、フリーペーパー今年度の選手名鑑を参考にしました。
途中入団選手などもあるため、各球団の公式サイトも参照しております。
該当選手一覧
火の国
OAに該当するのは7名。
特に主砲のモタ選手やキャプテン山本選手、帰ってきたアルバレス選手など主力級が多く該当しています。
ここからさらに大河選手・丹選手があと1年でOA入りすることなり、ベテラン頼りになっている側面が伺えます。
大分B
大分Bは守護神・福地選手や脱サラ戦士の水本選手が該当。
ラストイヤーに該当したのは先発ローテを担う猿渡選手と越智選手が対象となります。
全体的に若い力が躍動しており、新太郎選手や久保田選手、中川選手など歴が長い選手がメインになっている印象があります。
北九州P
現時点で最多の人数・最もダメージを負いかねない北九州P。
ベテラン陣がいかに支えているのかが伺えます。
ちなみにGINTA前監督兼任選手もOAの対象となります。
宮崎S
意外や意外、宮崎Sで27歳以上の選手はわずか2名のみでした。
昨年からの年齢層が高めなイメージがありましたが、今年はそうではなさそうです。
ラストイヤー枠も0人で、KALで最もフレッシュな球団と言えるでしょう。
佐賀IDははてしないので割愛いたします。
OA導入したら、どうなるKAL
もし若い人材の活躍を推し進めるためにKALがOAを導入したらどうなるでしょうか。
一つは著しいレベル低下が起こるでしょう。
BCには多くの素質のある選手たちが高卒ルーキーとして入団しています。
昨年投稿したnoteでも書きましたが、ただでさえ高卒選手が少ない中、さらに年齢の上限を設けるとなると、結局はBCの下位互換的役割となってしまい、それに伴いリーグ全体のレベルが下がってしまいます。
現状のKALにおいてOA枠に該当する選手はいずれもチームの第一線で活躍する選手で、彼らを制限すると野球のレベルに大きく関わってくるでしょう。
ファーム球団新規参入に関するnoteを投稿した際、火の国について
とサク来は今後の道筋についての考えを示しましたが、現在のKALはこの傾向が強くあります。
もしOAを導入したらば、それはKALの存在自体を揺るがす事態となりそうです。
ま、そんなこと(導入すること)はなさそうですが。
今回、一番考慮していただきたい点は、若い選手が少ないということは、ドラフト指名に大きく不利となるということです。