【回顧録#31】「行きましょう、絶対」
こんにちは、サク来です。
今回は昨年8月にタマスタで行われたSB4軍戦について振り返って参ります。
この試合は前回の回顧録で埼玉武蔵HBを見た直後のことでした。
決して何か大きな記録が更新されたわけではありませんが、応援のギアが一段階高まった日だと思います。
2023年8月15日15時半ごろ@タマスタ
埼玉武蔵HBの応援を目にして約10日後、今度はタマスタにて4軍戦が行われました。
タマスタはNPBのアレがあるので鳴り物や応援の扇動ができないため、財布と「行くぞ!! 愛媛 GO!!サラマンダーズ!!」のボードとともに向かいました。
15時半ごろに到着し、駐車場へ。
タマスタはファーム戦以外:3軍と4軍の試合はチケット代が500円、駐車場代もMAX500円、計1000円で楽しめる非常に良心的な球場です。
この日はコーチに焦点が当たる「おじ鷹デー」で、試合開始前に開催されたサイン会で森笠コーチのサインをいただくことができました。
ゲートの階段を昇ると、多くの火の国ファンがいました。
正直そんなに来るとは思っていなかったので、これには驚きました。
この日は全席自由席だったので、ひーさん一派と一緒にフィールドシートへ行きました。
グラウンドレベルとは縁がなかった人生だったので、驚くことばかりでした。
ひーさんとお話ししていた際、グラウンドから徳橋選手が通り道がてらに挨拶されたので、こちらも頭を下げます。
試合前で選手たちは気が引き締まっていて、こちらもそれに呼応するように心が高まりました。
試合開始まではどの席に座るか試してみたり、ボードを置く位置を調整したりとかなり右往左往としました。
結局陣取ったのは3塁側スタンド。
やっぱりここが一番落ち着きます。
同日18時@タマスタ3塁側
試合開始時には多くのお客さんが詰めかけていて、火の国ファンとSBファンが丁度5-5ほどの割合でいたと記憶しています。
3塁側からバックネットにかけて火の国ファンと思しき観客でいっぱいという事実に驚きつつ、プレイボールとなりました。
試合は初回に中山選手が豪快なスリーランを放ち、そのリードを宮澤選手が最終9回まで守り抜き、4-0での勝ちました。
ヒットを打つたび、三振に打ち取るたび、タマスタに歓声が沸く異様な光景を覚えています。
久しぶりに火の国の野球に集中してみることができ、普段では気付けられない一面を見ることができました。
同日21時ごろ@タマスタ選手出入り口付近
あたりもすっかり暗くなった21時ごろ、選手たちの出待ちに向かったファンたちと一緒に入り口で駄弁りに行きました。
試合のあれこれを話していると、選手たちが出てきて、ぞろぞろとバスの周りに集まってきました。
サク来はサインを求めようとして、先ほどのボードに書いてもらうことにしました。
サク来が有田選手にサインを求めた際、ボードについて触れられました。
「これ、書いたんすか?」
「いや、隊長がこないだ急拵えしたものを奪ってきました」
「そうなんすね。
行きましょう、絶対」
心が奮い立った瞬間を覚えています。
最後に出てきた、松本陽雅選手とはファンを含めて数人で写真を撮らせていただきました。
ボードを一目見て、「行きましょう、愛媛」と話してくださったことを覚えています。
その後、一番最後くらいに駐車場を出て、23時前に家に到着しました。
ハンドルを握っている間、有田選手と松本陽雅選手の言葉が頭から離れず、高揚感覚えたままでした。
今回は以上となります。
次回はホームでKAL優勝を決めた試合を振り返りたいと思います。
お楽しみに。
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