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【選手紹介】#14 丹翔也

丹 翔也(たん しょうや) 背番号14(24シーズン)→18(25シーズン) 投手 1998年8月4日生まれ 右投右打/愛知県/東温高-近畿大産業理工学部-大福ロジスティクス
24年 27試合 8勝6敗4H 防御率3.45 奪三振65

Baseball times vol.57、一球速報.comより

【鋼鉄の右腕】


愛知県で生まれ育った丹投手、大学入学を機に九州でのプレーを開始し、社会人では打者との二刀流で戦った。
24シーズンより火の国に入団すると、OP戦では重い球で相手打者を薙ぎ倒し、信頼を勝ち取った。
開幕当初は中継ぎに配置され、波多野投手とともにセットアッパーとしてフル回転。
5月中旬までに3Hを記録し、フル稼働で期待に応えた。
チーム事情により5月下旬に先発転向すると、中継ぎ時のような安定した投球を披露し、13試合の先発登板で7勝4敗。
シーズン通すと、先発ながら27試合に登板、超過密日程だった8月にはリリーフ待機する試合も見られた。
完投試合も記録し、先発3枚目として苦しい投手事情をフル回転で支えた。
急な配置転換にもすぐに順応し、パワフルな投球でファンを魅了した。


Title Photo by @KJtakanami


エナジー全開の8回94球


こんにちは、サク来です。
今回の選手紹介は昨季より火の国でプレーする丹投手を紹介いたします。

大学入学を機に中部地方から九州へ移った丹投手、近畿大の福岡キャンパスで4年過ごした後、大福ロジスティクスへ入社すると、3年間でチームのエース格にまで成長。
二刀流にも挑戦し、登板機会がなくても打者として代打待機していた様子が見られました。


24シーズンより火の国でプレーし、ここでは投手に専念することとなりました。
OP戦では中継ぎとして高い水準のピッチングを見せ、同じ大福ロジスティクス出身の波多野投手とともにセットアッパーとして活躍が期待されました。
開幕2戦目・3戦目に登板すると、使い勝手の良さからか頻繁に登板するようになり、19試合で11登板とシーズン換算でおよそ44試合とハイペースでの起用が続きました。

5月下旬からはチーム課題だった先発3枚目の枠に挑戦すると、転向後初試合で白星をマーク。
そこから3連勝を記録し、その座を掴み取りました。
先発に転向してもリリーフ時に見せた重い球で相手打者を打ち取るスタイルは崩さず、さらに精度を上昇させて挑んでいるように見えました。
特に前半戦の雨天中止続きによる8月以降の過密日程では中5日で投げる試合もあり、夏バテが心配される時期でもフルスロットルの投球を続けました。
最終的にチーム2番目となる27試合に登板し、8勝6敗4Hとどんな状況でも引かない鉄腕ぶりを見せてくれました。

今シーズンはエースナンバー18に変更し、更なる活躍が期待されている丹投手。
そんな丹投手が活躍した試合として、6月の宮崎S戦を紹介いたします。

24シーズン 6/15 vs宮崎S@小林

火の国2-0宮崎S ○丹 ⚫︎田中大 S山口翔

一球速報より

先発転向して挑んだ3試合目、ここまでの2試合は6回、5回でしたが、この日の丹投手は初回から全開でした。
初回に梶山選手、筒井選手を連続で三振に打ち取ると、2回も三者凡退に仕留めます。
3回に初ヒットを打たれ、ピンチを背負いますが、宮下選手、目黒選手、糟谷選手を抑え、この場面を切り抜けます。
その後、打たれても直後に併殺に打ち取ったり、相手のミスをついて火消ししたりとテンポよくアウトを重ねる丹投手。
自己最長となる8回は初の死球と安打でピンチを招きますが、代打・杉選手を抑えて切り抜けます。
この回限りでお役御免となった丹投手、8回を投げ被安打5、四死球1に球数94と最高の形で勝利投手を飾り、先発3枚目の座をそのものにしました。

今シーズンから背番号18へと変更する丹投手。新入団選手たちが多くなる中、その鉄腕は最大のアピールポイントになりうるだろう
Photo by @KpbProject

オフに結婚し、守るべきもののため戦う丹投手。
強くなる男が目指すものは、昨年届かなかった日本一の称号です。


おまけ


ブルペンにて有田選手と言葉を交わす丹翔也投手


丹夫妻による素晴らしい結婚式の様子


練習試合にてDHとして出場した丹翔也選手、その後投手としても登板


謝辞


今回、丹投手紹介noteを作成するにあたって、ナーグリスさんに画像の使用許可をいただきました。
ナーグリスさんは初年度からお世話になっており、画像だけでなくさまざまな情報も提供いただいており、非常に感謝しております。
この場を借りて御礼申し上げます。


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