【選手紹介】#0 髙山凌
【三拍子揃ったキャプテンシー】
ホークスjrでは投手だった髙山選手だが、高校以降は内野手として戦っていることが確認されている。
日体大を卒業後、熊本GLにて1年プレー。
21シーズンからは火の国サラマンダーズにてセカンドのレギュラーとして活躍した。
持ち前の打撃力と守備力、さらには頭脳を駆使し、初年度にリーグ初の首位打者・盗塁王に輝いた。
22シーズンからは瀬戸口選手の後任としてキャプテンに就任し、打撃成績こそやや下降するも、守備は安定感に溢れ、スタメンの座を守り続けた。
出塁すれば盗塁で進塁し、グラブをはめれば軽い身のこなしでどんな球も逸らさない。
キャプテンとして選手として、チームの流れを生み続けた。
スランプからの脱却、与えられたチャンスを掴み取る
こんにちは、サク来です。
今回紹介する選手は、今季限りで任意引退が発表された我らがキャプテン・髙山凌選手でございます。
2009年のNPB12球団ジュニアトーナメントにて胴上げ投手に輝くと、長崎海星高へ進学。
日体大では2年時に明治神宮野球大会で優勝するなど、優勝と縁のある人生を歩みます。
20年に熊本GLに入団すると主にセカンドでプレーすると、21年に火の国サラマンダーズへ入団。
引き続き背番号0でプレーすることが発表されました。
初年度は上位打線に固定され、打率.322・29盗塁を記録し首位打者と最多盗塁のタイトルを獲得。
2年目からは二代目・キャプテンに就任し、キャプテンシーを発揮しました。
3年目となった23シーズンは開幕から絶不調に陥り、5月までヒットが打てませんでした。
スタメンから外れる日が増えてきた中で迎えた下関での一戦が、今回私が紹介する髙山選手が最も輝いた試合でございます。
この時点でチームで唯一安打を記録できていなかった髙山選手、この日はおよそひと月ぶりとなる9番・セカンドでのスタメン出場でした。
火の国は2回に8番・山口嶺生選手のタイムリーで先制すると、1死2・3塁の場面で髙山選手の打順に回ります。
2球目を鋭く引っ張ると、ライトフェンス直撃のツーベースヒットで2点追加に成功します。
これで今季初ヒットを記録した髙山選手。
4回の1死1・3塁の場面では一二塁間を抜けるヒットで1点を追加、6回は犠牲フライで1点を追加するなどして、勝利に貢献しました。
この試合3打数2安打4打点とチャンスをものにした髙山選手はその後復調していき、最終的に打率.267まで上昇させました。
火の国から離れることとなった髙山選手ですが、新しい環境ではどう躍動するのでしょうか。
これからの動向にもチェックする必要がありそうです。
おまけ
誇らしげにタイトルを抱える髙山凌選手
さら丸とハイタッチを交わす髙山凌選手
二塁走者の中日(当時)・郡司選手を刺した髙山凌選手
詳細情報
成績