【回顧録#6】小窪が来た!!
こんにちは、サク来です。
今回の回顧録では、火の国に刺激をもたらしてくれた「赤い伝説」こと小窪哲也選手の初出場試合の話です。
6月に入団し、8月に巣立ち、オフに引退された小窪選手。
僅か2か月と短い期間ではありましたが、選手やファンの記憶に残った彼を初めて見た時のお話です。
2021年6月4日昼頃@サク来の自室
大学のリモート授業の最中、サラマン隊のLINEグループが騒がしくなりました。
なんと、前年まで広島でプレーしていた小窪哲也選手のサラマンダーズ入団が発表されました。
読売ファンだったサク来は、謎の頭痛を起こして死にかけましたが、間違いない補強に、創設間もない火の国サラマンダーズを選んでくれたことに大きな喜びを感じました。
2021年6月6日15時@藤崎台
その姿を是非一度目に焼き付けたかったサク来は、急遽予定をやりくりして、緊急現地参戦しました。
また1人電車に揺られて再び熊本へ向かいました。
今回は、北熊本駅から徒歩で向かい、道中のマクドナルドで一服し、球場入りしました。
球場にはサラマンダーズのファンだけでなく広島のファンも見受けられました。
サク来の目の前には広島時代のユニフォームを着用されている方もいらっしゃいました。
プレイボールは16時でしたが、15時30分ごろに小窪選手の入団セレモニーが執り行われます。
セレモニーは進みますが、球場スピーカーが作動しないトラブルが発生し、肝心なところが聞けずに終わってしまいました。
スタンド皆ツッコんでいたことを思い出しました。
同日4時@藤崎台
プレイボールです。
小窪選手はベンチスタートでした。
ベンチでも積極的に選手と絡み、暇があれば練習の付き合いをお手伝いしていました。
今思えば、彼がもたらしたビッグウェーブは計り知れないものでした。
この日の大分B戦は、終始火の国がリードを保って勝利しました。
ラッキーセブンの七回、吉村選手の代打でKAL初出場を果たしました。
熊本県民に広島ファンまで、皆が割れんばかりの拍手で迎えたことを鮮明に覚えています。
大分の海斗選手との対戦で4球見逃して2ボール2ストライクとなった5球目を打つと、流し方向へ飛んでいきました。
勢い的にはアウトでもおかしくなかったのですが、これを二塁手が取り損ねて、KAL初安打。
更にその間にランナー生還し初タイムリーを記録しました。
その後、代走瀬戸口選手とスイッチし、ファン待望の初試合は喜びに満ち溢れました。
同日20時@北熊本駅
撤収作業も終了し、サク来は日帰りのため歩いて北熊本駅まで向かおうとしたところ、上原さんのご厚意でタクシーしてくださいました。
20時ごろに北熊本駅から大牟田駅まで向かい、その後西鉄に乗り換えて無事帰宅しました。
今回は、以上となります。
この時、熊本の地を選んでくれた小窪選手がチーム全体に想像以上のシナジーを齎すとは思いもしませんでした。
次回は、そんな小窪選手がKALで残した唯一のホームランを放った試合について振り返りたいと思います。
お楽しみに。