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【選手紹介】#19 小窪哲也

小窪 哲也(こくぼ てつや) 背番号19 内野手 1985年4月12日生まれ
右投右打/奈良県/PL学園高-青山学院大-広島
21年 18試合 打率.421(57-24) 打点12 本塁打1 盗塁0 OPS1.061 守備率1.000

21年シーズン途中、ロッテへ移籍。オフに現役引退

一球速報.comより



【赤い伝説】


6月、突如舞い込んできたスクープはファンを驚かせた。
広島で選手会長を務めたリーダーシップは火の国でも遺憾なく発揮され、打線の軸も担い、更に上昇気流を巻き起こした。
途中加入ながら、18試合に出場し、打率は4割台、OPSは10と打撃でチームに貢献。
8月、期限ギリギリでロッテへの入団が決まるまでの2か月間のみの在籍だったが、火の国のKAL優勝へ導いてくれた。
9月にオリックス田嶋から放ったホームランは火の国ファンの心にも刻まれたことだろう。
「赤い伝説」はチームに活気と夢をもたらした。

Title Photo by @KpbProject


基本を守った勝ち越し打



こんにちは、サク来です。

今回は火の国OBで、チームNPB入団選手第一号の小窪選手をピックアップします。
20シーズンで広島を退団した小窪選手。
NPB球団からは声がかからず、トレーニング施設でオファーを待っていました。
そんなニュースを見て、声をかけたのが神田社長。
小窪選手に独立リーグでプレーするメリット等で説得され、6月4日、入団しました。
目標にNPB復帰を掲げ、新設されたチームで意気揚々と羽ばたくのでした。

先ほども述べましたが、入団から退団までわずか2カ月と短い期間でしたが、与えた影響はすさまじく、優勝に向けてさらにブーストがかかったと思います。

成績に関しては文句のつけるところがなく、打率は.420、出塁率は5割とNPBの力を存分に発揮したと言えます。

サク来はラッキーなことに小窪選手の初試合から初HRまで、その目で見てきました(以下記事参照)。


小窪選手が入団してから観客の入りにも変化が起きたといい、火の国ファンに限らず野球ファンが待ち望んでいたことだったと言えます。

主に上位打線を任された小窪選手は、8月31日に期限ギリギリでロッテとの契約を勝ち取り(当時、東京オリンピックの影響で期限が延長されていた)、当初の目標を達成しました。

優勝争いも盛んになった9月、チーム状況も相まって早々に一軍出場となった小窪選手。

NPB1軍復帰試合の相手は同じく優勝を狙うオリックス。
先発の田嶋投手の直球をとらえて、ホームランとなりました。


ホームランを放った時、サラマン隊のグループLINEが大盛り上がりしたことを思い出します。

ですが、その後は安打が生まれず、同年オフに現役を引退されました。


現在は広島でコーチに就任された小窪選手。
彼が短い期間ながら火の国を選んでくれたことには今でも感謝しています。

そんな小窪選手が活躍した試合として、7月の香川OG戦をピックアップしました。

21シーズン 7/2 vs香川OG戦@藤崎台

火の国5-2香川OG ○宮澤 ●橋爪 H西島 S石森

一球速報より

ILから香川を迎えて戦った一戦。
小窪選手は3番サードでの出場でした。
初回に香川OGの山口嶺生選手のタイムリーで先制されますが、2回のワイルドピッチと、4回の浦木選手のタイムリーで同点に追いつきます。

5回の攻撃。
先頭の髙山選手が四球で出塁すると、宇土選手の犠打で1死2塁のチャンスを作ります。
それまで2タコだった小窪選手に回ってきた絶好のチャンス。

橋爪選手の2球目をはじき返し、勝ち越しタイムリーツーベースヒットとなりました。


伝説と結果を残した小窪選手。試合前のセレモニーで6月の月間MVPを獲得した。
Photo by @KpbProject

広島で若手の育成に努める小窪選手。
今後の活躍にも注目です。

おまけ


凛々しい小窪哲也選手

打席に立つ小窪哲也選手


小窪哲也選手のKAL初ヒット


詳細情報

成績

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