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【プレイバック#13】3連覇から更なる高みへ(2023.8.30-9.10)

こんにちは、サク来です。
今回のプレイバックは、別大興産での大分B戦、SB3軍戦、直接対決となった北九州P戦、そして優勝を決めた藤崎台ラストゲームとなった大分B戦、計7戦を振り返って参ります。

23シーズン 8/30 vs大分B戦@別大興産

火の国3-2大分B ○松江 ⚫︎ラモス  

一球速報より

先発の松江選手は初回に内川選手のタイムリーで失点をしてしまいますが、3回に1・3塁のチャンスを作ると松本陽雅選手のセーフティスクイズで同点に追いつきます。
さらに4回、先頭のアルバレス選手がスリーベースで出塁すると、続く中山選手がタイムリーを放ち勝ち越しに成功。
続く5回も相手のミスにより1点を加え、宮澤選手を援護します。
松江選手はピンチを作るイニングもありましたが、その都度抑え、6回に犠牲フライで失点して以降は無失点。
最終イニングにもマウンドに上がり、絶体絶命のピンチを招きますがシャットアウト、完投勝利を成し遂げました。
マジックを8に減らし、優勝へ一歩近づきました。


23シーズン 9/1 vsSB3軍戦@藤崎台

火の国7-4SB3軍 ○宮澤 ⚫︎加藤洸 H徳橋 S山口翔 本塁打 晴樹5、6 小林珠1

一球速報より

開幕直後に負け越してしまって以来のSB3軍戦。
初回にSBの3番・桑原選手にタイムリーを打たれいきなりビハインドでの展開となりますが、3回の攻撃に安打と四球で1死1・3塁のチャンスを作ると、相手投手の暴投で同点に追いつき、中山選手のタイムリースリーベースで勝ち越しに成功します。
さらにこの日DHに入った深草選手が犠牲フライを放ち点差を3点に広げると、4回に9番・晴樹選手がレフト方向へのホームランを放ち追撃。
5回には仲村選手のスリーベースからチャンスを作ると、続くアルバレス選手が犠牲フライを放ち、追い討ちをかけます。
宮澤選手は7回に小林珠選手にスリーランホームランを打たれこの回限りで降板しますが、裏の攻撃で再び晴樹選手がレフトへのホームランを放ち、頼り強さを見せました。
投手陣はその後、徳橋選手と山口翔選手が登板しいずれも無失点でゲームセット。
小雨が降り頻る中、マジックを7に減らしました。


23シーズン 9/2 vsSB3軍戦@藤崎台

火の国4-1SB3軍 ○下川 ⚫︎田中

一球速報より

先発の下川選手は初回からSB相手に強気の投球を見せ、打線を機能させません。
かくいう火の国打線は4回、深草選手の犠牲フライで先制すると、5回には中山選手がタイムリーを放ち、幸先良いスタートを切ります。
8回に満塁のチャンスを作ると、押し出しと髙山選手のタイムリーで4点目を追加します。
下川選手は4回以外毎回奪三振を記録し、好調ぶりをアピール。
最終回も登板し、伊藤選手に犠牲フライで1点を失いますが、崩れることなくゲームセット。
宮澤選手と同じく10勝目を挙げ現時点で最多勝となりました。
マジックはこれで6にまで減りました。


23シーズン 9/3 vsSB3軍@藤崎台

火の国6-6SB3軍 引き分け(8回雨天コールド) 本塁打 サンチェス4、石塚6、牧原巧1

一球速報より

SB3軍との最終戦、先発の菅原選手はピンチを背負うも踏ん張り抜く投球で7回を2失点でまとめます。
打線は2回に先発の井﨑選手から髙山選手がタイムリーツーベースを放ち、先制点を得ます。
さらに相手のミスで3点目を加え、菅原選手を援護します。
3回に晴樹選手の併殺間に1点を加えると、5回にはタイムリーを放ち点差を広げます。
続く6回にはサンチェス選手の6月以来のホームランで6点目を加え、勝利を手繰り寄せたかと思いました。
しかし7回、2番手・石本選手が先頭を抑え、3番手・徳橋選手とスイッチしましたが、走者2人を出してしまい水野選手と交代。
その水野選手も四球で満塁とすると、続く牧原巧選手にグランドスラムを浴び試合は振り出しに戻りました。
8回もチャンスを作るも山本選手が凡退すると、急に雨が降りしきりコールド。
引き分けのため、マジックが5に減りました。


23シーズン 9/6 vs北九州P@藤崎台

火の国3-2北九州P 〇山口翔 ●松本直 H荒巻、橋爪、大江 本塁打 平間6、山口嶺生5

一球速報より

首位と2位の直接対決、先発の宮澤選手は立ち上がりから吉岡選手のタイムリーで失点しますが、直後の攻撃で相手のミスにより同点に戻します。
3回も同様に平間選手にホームランを打たれ再び勝ち越されますが、またもや直後に晴樹選手のタイムリーで同点に追いつきます。
4回以降、両軍チャンスを作るも点が入らない状況が続き、粘り続けた宮澤選手は8回を持って降板します。
9回は山口翔選手が登板、三者凡退に抑え裏の攻撃に託します。
裏の攻撃、先頭のサンチェス選手、続く瀬井選手が凡退し2死となった状況で、この日一本も当たりのない山口嶺生選手が打席に立ちます。
松本直選手の5球目を弾き返すと、打球はレフトスタンドに吸い込まれサヨナラホームランとなりました。
スタジアム・スタンドの興奮は冷めることなく、遅い時間にも関わらず大盛り上がり。
マジックを一気に2減らして、マジック2となりました。


23シーズン 9/8 vs大分B@藤崎台

火の国6-2大分B ○松江 ⚫︎江口 本塁打 川上3

一球速報より

試合開始前に行われた北九州Pvs宮崎Sにて、北九州P敗北によりマジックが1になった火の国。
3回にアルバレス選手のタイムリーで先制点をもぎ取り、スタンドは熱狂が渦巻きました。
直後に川上選手のホームランで同点に追いつかれますが、5回に中山選手のタイムリーで勝ち越すと、6回には髙山・晴樹選手の連続タイムリーで2点を得ます。
7回に仲村選手のタイムリーでダメ押し点を入れた火の国、先発の松江選手は3回以降1失点もすることなく、最終回を迎えます。
マウンドには山口翔選手。
中島・グスタボ選手を空振り三振に打ち取り、川上選手をライトフライに打ち取り、試合終了。

火の国サラマンダーズ、3年連続3回目のKAL優勝を手にしました。


23シーズン 9/9 vs大分B@藤崎台

火の国7-3大分B ○菅原 ⚫︎來間

一球速報より

優勝から一夜、先発のマウンドには菅原選手が上がりました。
初回にピンチを背負いながら無失点で切り抜けると、2回に深草選手のタイムリーで援護点をもらいます。
3回にサンチェス選手のタイムリーツーベースで來間選手をKOすると、2番手・北方選手も攻め立て、深草・髙山選手の連続タイムリーと仲村選手のタイムリーツーベースでこの回6点を得ます。
菅原選手は6回に岩下選手のタイムリーなどで2失点しますが、リードを守り抜きます。
継投策に入り、7回は小江選手が、8回は石本選手がシャットアウトし、最後は徳橋選手が満塁のピンチを背負うも、何とか無失点に抑え、勝利を収めました。
優勝で霞んでしまっていますが、火の国はこれで10連勝となりました。


23シーズン 9/10 vs大分B@藤崎台

火の国2-7大分B ○辻 ⚫︎江藤

一球速報より

終始、大分Bに主導権を握られた試合でした。
先発の江藤選手は4回に小田選手のタイムリーツーベースで先制を許してしまいます。
打線は辻選手を中々攻略できず、7回を迎えます。
2番手・古殿選手にスイッチしますが、水本選手にツーランホームランを浴びるなどして2失点。
急遽徳橋選手が登板しますが、久保田選手にツーランを浴びるなどして7点のビハインドを負います。
8回に無死満塁のチャンスを作り、山口嶺生選手の死球で反撃の予兆を見せますが、続く深草選手が併殺に倒れてしまい結局この回は2点しか取れませんでした。
最終回も、2死1・2塁のチャンスを作りますが、得点できず試合終了。
連勝は10でストップしました。


【まとめ】


8戦6勝1敗1分(通算72戦48勝17敗7分)

(記事執筆現在)KAL1位、優勝

(2位北九州Pとゲーム差8.5、3位大分Bとゲーム差19.0、最下位宮崎Sとゲーム差42.0)



ついに優勝したサラマンダーズ、月末に開催されるグラチャンへの出場が決定しました。
投手陣は先発の安定感が増してきており、とくに宮澤・松江・下川・菅原投手らの活躍はめまぐるしいものです。
一方で、中継ぎ陣の防御率が徐々に上がってきており、最終決戦を前に不安要素が生まれてしまっています。
打線は松本陽雅選手の手術が完了したり、大﨑選手が復帰後初となる外野守備に挑んだりするなど、来季に向けた明るい話題がでてきました。
今後の試合はいわゆる消化試合となる火の国ですが、ひと試合も気を抜けません。
特にビジターゲームが多く、大変な移動が続く中でグラチャンまでにどうコンディションをベストに持ってくるのかも気になります。
次戦は本日2時から行われる北九市民での北九州P戦。
更なる高みへ向かう足掛かりにしてほしいと思うばかりです。

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