【選手紹介】#12 徳橋颯野
【進化するトップオブザレフティー】
熊本GLプロ球団化に伴い、サラマンダーズに移籍した徳橋投手。
試される大地・北海道で培った力は創設したてのチームを支え、左腕リリーバーとしての役割を全うした。
初年度よりリリーフに徹し、シーズン最終年で初ホールドを記録。
2年目となった22シーズンはさらに磨きがかかり、シーズン通じて失点した試合は22試合中1試合のみ。
自責点はなんと1失点のみと、唯一無二の立場を確立した。
22シーズンオフに自由契約となったが、再契約を果たし、23シーズンはサラマンダーズ3年目となる。
唯一の左腕リリーフピッチャーは今も進化をし続ける。
逆境が齎した初ホールド
こんにちは、サク来です。
今回は火の国唯一の左腕リリーフ、徳橋颯野投手をご紹介します。
大学までを北海道で過ごし、熊本GLで可能性を模索した2020年。
火の国サラマンダーズとなって以降、進化をし続けています。
決め球のスライダーは磨きがかかり、22シーズンは前年の課題だった対左打者非打率を.273から.182まで落とし、信頼を築き上げています。
特に安定感に関しては抜群で、22シーズン登板した22試合中、失点した試合はわずか1試合のみで、その内自責点は1点のみと中継ぎで結果を残しています。
圧巻の成績を残した22シーズンはフェニックスリーグにも帯同し、5試合に登板。
ですが閉幕後、自由契約が公示されてしまいました。
火の国ファンは超強力な左腕リリーバーの流出に涙を流しました。
去就が注目される中、11月19日の新入団選手発表会見にて、再契約が発表されました。
最大の魅力をもつ左腕は、3連覇の夢をつかみに立ち向かうでしょう。
そんな徳橋投手が最も輝いた試合ですが、21シーズン最終戦となった大分B戦を選びました。
21シーズンKAL最終ゲームとなった佐伯での一戦は、お互い譲らない投手戦となりました。
火の国先発源選手は5回を投げ、無失点。
対する大分B先発の片山選手は初回に水本選手のタイムリーで失点しますが、その後は1安打すら許さない投球を見せました。
張り詰めた空気の中、徳橋投手は6回よりマウンドに立ちました。
先頭打者の花岡選手にデッドボールを与えてしまい、続く新井選手の送りバント、山下選手のヒットで1死1・3塁のピンチを背負います。
しかし、トップオブザレフティーはここで怯みません。
5番に座る奥野選手を2球で追い込み、余裕をもって空振り三振を奪うと、続く原野選手を4球で見逃し三振に打ち取りました。
サラマンダーズはその後、同点に追いつかれますが、最終回に高橋選手が逆転打を放ち、最終戦を白星で花を添えました。
この試合で、徳橋投手はプロ初ホールドを記録。
22シーズンの活躍を予兆させる活躍を見せてくれました。
KAL三連覇・二年連続日本一を果たす上で必要不可欠な戦力である徳橋投手。
今年も大車輪の活躍を期待しましょう。
おまけ
ペナント争いの真っ只中、心を一つにする徳橋颯野投手
おパーマな徳橋颯野投手
大学卒業間近、スーツで黒髪横流しと今とは180度違う姿を披露する徳橋颯野投手(と今も変わらない宮澤投手)
詳細情報
成績
https://instagram.com/tokkunn12?igshid=YmMyMTA2M2Y=