【プレイバック#22】とかげの祭典、上位浮上のきっかけとなるか(2024.5.22-6.2)
こんにちは、サク来です。
今回のプレイバックでは、別大興産で行われた大分B戦と、SOKKENと藤崎台で行われた宮崎S戦、計7戦を振り返りたいと思います。
連敗が続く火の国、先発は滋賀BやYKSでローテを守った吉村選手が任されましたが、苦しい投球が続きました。
初回に水本選手にタイムリーツーベースを許すと、2回はヒットと四球で満塁のピンチを背負うと、三連続タイムリーを浴び、降板。
2番手・山田選手は2回、3回を抑えましたが、4回に打者一巡の猛攻を受けます。
5回は3番手・遠藤選手が2点を失います。
打線も2回のオマール選手のソロホームラン以降得点が入らず、7回で試合終了。
球団初のコールド負け。
大分B相手に屈辱的な負け方をしてしまいました。
開幕カード以来となった宮崎Sとの3連戦、この試合からアルバレス選手が合流し、早速2番・センターでスタメン入りしました。
先発の田島選手は2回に4点を失い、不穏な空気が漂いますが、3回1死2・3塁のチャンスでアルバレス選手が復帰後初安打となるタイムリーツーベースで2点を返すと、2死満塁の場面で今津選手が押し出しの四球を選びます。
続く7番・山口嶺生選手が引っ張り方向の打球がスタンドに刺さり、グランドスラム。
逆転に成功します。
さらに4回はモタ選手のタイムリーとオマール選手の2試合連続となるホームランで、5回は藤原選手とモタ選手のツーランホームランでそれぞれ2点、スコアは15-5とあっという間に追い越しました。
6回、有田選手のタイムリーで1点を追加した火の国。
裏の守備では2番手・古殿選手が2点を失いますが、7回は大量点差にも関わらず山口翔選手が登板し、三者凡退。
点差によるコールド勝ちとなり、連敗は7でストップしました。
先発の松江選手は初回、三者連続三振を奪い、テンポよく抑えます。
スコアが動いたのは3回、2死満塁のチャンスで有田選手のタイムリーで1点を先制しました。
直後に筒井選手にタイムリーツーベースを打たれ追いつかれましたが、6回のモタ選手の打席中、相手のミスの間に1点を取り、勝ち越しに成功します。
さらに7回に中川選手のタイムリーで2点、8回に今津選手の放ったゴロの間に1点、9回にアルバレス選手の日本復帰後初アーチとなるツーランホームランで2点を追加し続け、松江選手を援護します。
松江選手は3回の失点以降、許したヒットは1本のみと持ち直し、そのまま9回まで投げ抜き、今季初の完投勝利を飾りました。
初回にモタ選手のタイムリーで2点を先制した火の国、先発はここまで中継ぎとして素晴らしい成績を残し続ける丹選手が任されました。
その丹選手は初回、2回を三者凡退に切り取ります。
3回に1死1・3塁のピンチを招き、糟谷選手に犠牲フライを打たれ1点を失いますが、その後の笠井選手の打席時に一塁走者・福田虎選手が仕掛けた盗塁を広畑選手が刺し、このピンチを乗り切ります。
直後の攻撃、広畑選手の火の国初HRとなる一発が飛び出すと、5回に今津選手のタイムリーで1点を、6回に再び今津選手のタイムリーツーベースなどで3点を加え、点差を広げます。
丹選手は5回までは素晴らしい投球を披露しますが、6回に先頭の福田虎選手にスリーベースヒットを打たれると、続く糟谷選手のゴロの間に1点を失うと、さらにピンチを招き、この回3失点してしまいます。
しかし7回を2番手・山科選手、8回を波多野選手が抑え、反撃を許しません。
火の国は7回に大河選手のタイムリーなどで2点、9回にモタ選手のタイムリーで1点を加え、最後は山口翔選手が四者凡退で抑え込み、試合終了。
今季初の同一カード3連勝を飾りました。
ホーム藤崎台に戻っての宮崎Sとの3連戦。
先発の田島選手は毎回のように三振を奪い、宮崎打線を寄せ付けません。
一方の火の国打線は4回、先頭の2番・藤原選手が四球で出塁すると、続く大河選手がヒットを放ちます。
4番・モタ選手が中島選手の5球目をセンターに返して、先制点を挙げます。
さらに7番・山本選手のタイムリースリーベースで2点を追加します。
相手投手の暴投もあり、1点を加え、4点を先制した火の国。
田島選手は6回までヒット3本に抑えましたが、7回に筒井選手にタイムリーを打たれ2点を失い、降板します。
代わった山科選手は代打・上村選手を三球三振に切り取り、ピンチを脱します。
その後は波多野選手、山口翔選手が無失点に抑え、試合終了。
連勝は4に伸びました。
とかげの祭典のマウンドに上がったのは松江選手。
初回をわずか9球で終え、テンポ良い投球を行います。
火の国は2回、先頭のオマール選手の特大ファウルホームランで先制点を挙げます。
止まらない火の国打線は、4回にモタ選手と中川選手のソロホームランで2点を加えると、5回は大河選手の犠牲フライなどで2点、7回に今津選手のタイムリーなどで4点を追加し、9-0とします。
8回に目黒選手にタイムリーを打たれ、9-1となり迎えたその裏の攻撃。
先頭の大河選手が四球で出塁すると、4番・モタ選手が打席に入ります。
阿部選手が投じた4球目、打ち砕いた弾丸ライナーはそのままスタンドイン
11-1でコールド勝ちとなり、連勝は5となりました。
丹選手2試合目の先発登板となった宮崎S戦。
初回、先頭の福田虎選手にヒットを打たれますが、続く大豊選手が放った打球を今津選手が上手く滑り込んでキャッチし、そのまま一塁へ転送。
走者戻れずダブルプレーとなり、ピンチの芽を啄みます。
打線は初回に2死1・3塁の場面から、オマール選手と中川選手のタイムリーで3点を先制します。
丹選手は好投を続けるも5回に暴投で失点し、この回限りで降板。
6回からは継投策で神田選手、遠藤選手、小江選手がそれぞれ1イニング任されました。
小江選手が2点を失いましたが、直後にオマール選手がタイムリーを放ち、スコアは9-3に。
最後は古殿選手がランナーを許すも、無失点に抑え、試合終了。
2カード連続となる3タテ、6連勝で借金を返済することに成功しました。
【まとめ】
26戦13勝13敗
(記事執筆現在)KAL3位、
(首位北九州Pとゲーム差6.5、2位大分Bにゲーム差5.5、最下位宮崎Sにゲーム差11.5)
北九州P・大分B戦での借金6を返済し、勝率5割に戻した火の国。
久々に投手陣・打線共に輝きを見せ、モタ選手は早くも二桁となる10号ホームラン、松江選手は2試合連続完投勝利を収めるなど、主力の活躍が目立ちました。
復帰したアルバレス選手も高いアベレージと安定した守備を披露し、火の国の完全復活が期待されます。
宮崎S相手ではありますが、6連勝。
上位の大分B・北九州Pが潰し合ってゲーム差を少しづつ詰めています。
今は3位と苦しい時期ですが、今後行われる大分B戦・北九州P戦を落とさないかが重要となります。
次回の開催は6/8、ひぜしんにて佐賀IDとの初対戦となります。
ここと翌週の宮崎S戦に勝利し、万全な状態で下関での北九州P戦を迎えたいところです。