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大雪渓・白馬岳(前編)

今年のお盆休みは白馬岳に2泊3日の計画でいってきた。
登山中は山小屋での泊まりである。
ルートは猿倉荘から大雪渓を通って白馬山荘で一泊。そこから小蓮華山を通って白馬大池ぞいの大池山荘で泊まり、翌日栂池自然園にいくコースである。
もっとも一般的なルートと言っていい。

前日に白馬で前泊してから翌早朝にタクシーで猿倉荘からスタート。
少し歩けば眼前にみえる山並みがさっそくかっこいい

だがその先には第一関門が待ち受ける。
コース時間2時間半かかる白馬大雪渓は、軽アイゼンはもちろんのこと落石にあいやすい登山道の形状ゆえ、休憩なしにそこを抜けなればならない。

山天気はたいへん変わりやすいので、登り始めは好天でも中盤あたりから霧が発生して視界は悪くなった。

人間関係と一緒で、天気に期待しちゃいけないのだ。
一歩一歩の積み重ねが大事で、振りかえって見る大雪渓はなかなか雄大でした。

そこから先はさすがの白馬岳で、色とりどりの高山植物がいたるところに咲いていて、この時期に来れたことに感謝せずにはいられませんね。

雄大な山と、可憐な高山植物、それをつつみこむ山の霧。
さすが北アルプスだと実感します。

少しきつめの大雪渓を過ぎてしまえば、あっという間にランチ予定の頂上宿舎です。僕はカレーライス。奥さんはカレーうどんを注文。2000mをこえるところで温かいものを食べられるというのはほんとありがたい。もちろん冷たいビールは必須です。

食事を終えたら、少し先にある今夜泊まる白馬山荘まで一踏ん張り。
白馬山荘から見える旭岳や杓子岳を見て、今日来れたことに「うんうん」とうなづく。

明日は小蓮華山を通って白馬大池へ。この時点で明日が待ちきれません。

つづく

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