昨今のハードオフ。(2022年5月号)
本編の前にまずは久方振り、今週の二郎系のコーナー!!
令和4年度のファーストロット「阪神国道 これが好きだから」が誇る夏の王様、ギョポン並ニンニクアリ全マシ+一味。10年通い詰めたからこそわかる、麺上げ主の個性が反映される一杯。カエシ魚粉ポン酢の巴戦そのどこに勝ち筋を見出すか。勝負勘あるいは審美眼、ラーメンは生き物でありムラの美学!!冷え込んだ5月の一日、心も体も芯から温めてくれた川島さんに拍手。
''最悪の事態''はひとまず免れましたが…!?
なんとか改編期を乗り越え、複数階を有する店舗として存続した。これもひとえに当記事のおかげか、なんて口が裂けても言えませんがしかし依然として相応の懸念は消えず。つまり階段の踊り場に所狭しと並べられていた大型家具あるいはパチスロ筐体の類がごっそり撤去され、それはとても年度末で売り切れる分量ではなかった。果たしてその真意とは。
つまり、昨今のコロナ禍が生み出した「リサイクルショップのゴミ捨て場化防止策」の一環であると主催は考えていて。「持ち込んだ時点で金策成立」的発想あるいは「お宅訪問型の査定システム」が生み出した弊害、昨今のコロナ禍によりその手軽さはさらに現場へのしわ寄せを強めたことでしょう。元来廃品回収は有償対応基本、リサイクルショップはゴミ捨て場ではない。
本題。
とはいえ今月のラインナップにまいります。本連載を絶えずご覧頂いている好事家筋にはお馴染み、当方泡沫ジャズドラマーとしてまず売れ残るはずがないと踏んでいた逸品達から、いち早くTurk Jazz Rideの姿が消えました。これはむしろ喜ぶべき点で。あの陳列順、あの価格帯が不良物件化していた事実はもはや異常事態と呼ぶ他なく。
主宰は一家でただ一人弦楽器の才能がなく「カラーチェ」「1929」などとテクニカルタームを並べられたところで太刀打ちできず、つまりnoteにお住まいの有識者各位に問う。ショーケース入りの彼は果たして「買うべき」代物!?コレクター心を揺るがすような逸品か!?11万円也。「格付けチェック」なる新春番組にイマイチ関心を示せないのは、例えばこうした場面から。
往年の名機が通電確認のみで3千円強。これははんだ勢、並びに一部的なガリを解消できる猛者達が整えば断然お買い得な機種。別連載をお楽しみの好事家にはお馴染みですが、当方齢30過ぎてようやくDAW活動を再開しまして。なんだか手元にアナログミキサーを置くほど落ち着くというか変にテンションが上がるというか、ある種の禁断症状に近いかもしれない。
大小様々な疑念が頭の中を駆け巡る。iPadでの動作確認が取れたとする者、また一貫して取れないと嘆く者。あるいは「果たして49鍵も要るかね」「乗りこなせるのかね」どこからともなく聞こえてきたDAW神の囁き。最近、また再開したんすよ。詳細は是非別連載の方で。とはいえ6ヶ月でお馴染み13,200円の価格設定、超美品とお見受けしまして。買わない手はないのか!?
とか思ってたら、来ちゃいましたよ61鍵モデル6,600円。あ、一応3ヶ月保証ですけれどね。このいかにもな地雷臭がハードオフ探訪記最大の魅力でもあります、つまりあと幾らか積めば新品が買えるはずの価格帯なのにも関わらずコレクター連中はいっちいちうろたえたじろぐ。買っといた方が良いんじゃねぇか理論、果たして吉と出るか凶と出るか。
久々に大物登場ですよ。つまりSolid/Ply Mapleの区別はつかないまでも、RemoのRenaissanceヘッド完備で8万2千円とくればこれは問答無用で買いでしょう。身バレ防止の為関西某所としますが、普通に市の吹奏楽団員が流れ流れてリサイクルショップに助けを求めたパターン。たまにこういうガチ勢からの挑戦状が届くのも、また一興。
1万強、悲しいかなHOHNERの50周年アニバーサリーモデルですらこの価格帯。詳細は別稿参照ですが主宰は音階楽器に挫折しドラムを始めた、しかし夢を諦め切れず大学在学中にYAMAHAの37鍵ピアニカを購入。負けず嫌いなんや、Toots Thielemansみたくなりたかったんや。こちらのモデルも勿論選定候補、出音も魅力的でしたが何よりカラーリングにやられた感が強く。
主宰、当noteのポッドキャスト化には割と前向きで。というのも大学時代の後輩とおぼしき子の配信が、しれっとおススメに出てきまして。SpotifyのAIってここまで来たのかと驚くばかりでしたが、つまり相応の配信環境整備に余念がない。6ヶ月保証で1万強ならむしろ買いか。iPhoneの変換ケーブルと合わせて買うのが非常に良いらしいですね。
(次回更新は、7月頃を予定しております)