キングコング西野さんに思うこと
お疲れ様です、サラダです。
今回はキングコング西野さんについて僕が思うことを書き留めておこうと思います。
内容としては、”西野さんが叩かれていたのは、夢を追ってたからだけじゃないんじゃないか?”というものです。
西野さんを叩いていた人
前提として少し話すと、僕は西野さんのオンラインサロンには入っていません。
ただアメブロのブログは無料だし、質の高い内容なのでちょくちょく見させてもらっています。
えんとつ町のプペルは1回観に行きました。1プぺです。
つまりファンでもなく、アンチでもない普通の立場だと言えます。
その西野さんのブログでは、「夢を叶えようとすると叩かれる」「僕は夢を追っていたから日本中から叩かれた」というニュアンスの文言がちょこちょこ出てきます。
プペルにも似通った表現が出てきていて、西野さんのもっとも伝えたいメッセージなんだと思います。
この文言をたびたび見て、僕は少し疑問を抱きました。
たしかに夢を叶えようとする人をうっとうしく思って叩く人はいるだろうと思います。
西野さんはその人たちにたくさん傷つけられたのは知っているし、その点はよく分かります。
しかしそれだけが理由ではないんじゃないかと思っています。
ツッコミ方が苦手だった
西野さんが叩かれていたとされるおよそ2013年ごろ、僕の母は西野さんのことを「ツッコミがうるさい人」と評していました。
その頃の西野さんの声の特徴は、いわゆる”ガラ声”なのですが、たしかに声を大きく張り上げるとガラガラしているので、ツッコミとして聞きずらい部分があったんです。僕もその点は同感でした。
たしか27時間テレビの中で、はねるのトビラの1コーナー「短縮鉄道の夜」をやっていたのですが、ツッコミが西野さん1人に対してボケが4,5人いたんですね。
そうなると西野さんが絶えずツッコんでいるような状態だったのですが、聞いていて少ししんどかったんです。
また、この頃にアメトーークの「好感度低い芸人」という企画があり、西野さんも出演していました。
この回では、各々の「自分の好感度がいかに低いか」というエピソードを笑いに昇華していて、個人的にすごく好きな回でした。
ただ、西野さんはツッコむ際に席を離れ周囲を歩き回るという行動を繰り返していました。
この流れは逆にボケとなり笑いとして成立しているんですが、如何せん1ターンが長くなりがちです。
実際見ていて「このくだり長いな」と思っていました。
つまり僕はアンチではないにしても、あまりいい印象ではない感じだったんです。
西野さんは「自分のアンチ=夢を叩く人」と一括りに捉えている印象がありますが、細分化すると他にも理由はあったんじゃないかと感じます。
もちろん人を叩くアンチが一番悪いのは前提としての話です。
西野さんに感じた変化
これは今思うことですが、この頃の西野さんは余裕がないくらいいっぱいいっぱいだったんだと思います。
ちょうど「芸人交換日記」を批判するツイートをしていたのもこの時期です。
芸人交換日記についてはたしかアメトーークで、「酔った勢いで発言した」と言っています。
それだけ精神的に余裕がない状態だったのでしょう。
まとめると、おそらくこのような流れだったのではないでしょうか。
かねてより西野さんのアンチ達が叩く
↓
西野さんは余裕がなくなっていき、より激しいツッコミ方になる
↓
激しいツッコミ苦手派の人がアンチになる
↓
さらにアンチが増える
完全なデフレスパイラルです。
たしかにこの頃は「西野なら叩いていい」というイヤな風潮が感じられました。
でも、その後アメトーークの「すごいんだぞ、西野さん」という企画で西野さんを見たとき、僕の中の印象は変わりました。
すごく落ち着いていたんです。
前のように歩き回ったり大声でツッコむようなことをせず、落ち着いたトーンで分かりやすく堂々とツッコんでいく姿は単純にかっこよかったんです。
僕は明確に西野さんの変化を感じました。
多分、これは西野さんに仲間ができたからだろうと思っています。
絵本を書く仲間、自分を慕ってくれる仲間、今のサロンメンバーのような人たち。
アンチのたわ言も気にならないくらい夢中になれるものができて、すごく強くなったんだと思います。
そして今ではエンターテイメント活動にとどまらず、様々な社会活動に取り組んでいっています。
もう「元気な大学生」と揶揄された頃の姿は見る影もありません。
最後に
西野さんのブログや本を読んでいて、なんとなく引っかかるところを文章に書き起こしてみました。
活動自体すごく先進的なことをやっていて、なかなか目の離せない人だなあと思っています。
昔に比べるとアンチもずいぶん減ったのではないでしょうか。
今は「詐欺師だ」「信者ビジネスだ」と前とは違うベクトルのアンチがいるように思います。
ものを知らない人というのはいつでも一定数存在するものだと思うので、そこは気にかけず前進してほしいと、陰ながら応援しております。
そしてぜひまた無料で本を読ませてください!
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