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【日記】着せ恋展に行って、アクスタを買ったよ

池袋のサンシャインシティで着せ恋(その着せ替え人形は恋をする)展が開催されている(〜1/13(月))ので、年始早々行ってきました。そして、アクスタを買いました。

着せ恋の話

サイン入りパネル

拙僧が唯一毎日忘れずにポイント消費している漫画アプリがマンガUP(スクエニ系列)なので、着せ恋の原作はよく読んでます。あとアニメもこの前のBS再放送で見直してまたハマりました。王道少女漫画っぽいテイストなのにエロが多いのが良いところですね(小並感)。しかもそれがコスプレが題材のお話ということで、男女共々楽しめる良いエロって感じで、けっこうガッツリエロなのに万人が楽しく読める絶妙な塩梅で成り立っているすごい漫画だと思ってます。

拙僧は自分や友人が海外旅行行ったときにお土産で着せ恋を買う/買ってもらうようにしているので、なぜか外国語版のコミックスばかり持っています。それだけワールドワイドな人気があるのか、着せ恋展には非アジア圏のファンもいて、胸熱でした。コスプレが題材なのもあって、海外でもジャパニーズカルチャーとしてウケるのかも。

右は限定版。特典が4種類入っている。

展示もバランスよくまとまっていて良い感じでした。展示のコスプレにも物語が宿りますし、福田先生コメントも多くてためになりました。連載開始前から最終回までの流れと巻数を決めていたとか、けっこうビックリな証言もありました。

でもこういう展示会の一番の楽しみは物販という説もあります。これでもかとイラスト描いてくれるのが福田先生のすごいところで、物販はさすがに充実していました。そして目玉は、やっぱりアクスタでしょう。

買ったアクスタの話

今でこそオタクのマストアイテムと化したアクスタですが、拙僧はやや抵抗感がありこれまでほとんど買ってきませんでした。ただ去年から購入数が増えてきており、最近はアクスタの楽しみ方もやっとわかってきました。

ちなみに去年買ったアクスタは前記事ですべて紹介しています。よかったら読んでみてください。

アクスタを買うようになったといっても、購入ハードルはかなり高めに設定しています。ふつうなら「推しのアクスタが出たらとりあえず購入する」「飾って映えるように関係があるキャラクターすべて購入する」あたりが相場でしょうが、拙僧はそんなヤワか買い方をいたしません。

購入の第一ハードルは好きなキャラクターであることは言うまでもないことですが、第二ハードルとして、「アクスタとしての完成度」を設定しています。「アクスタとしての完成度」とは文字通りの意味ですが、そのアクスタ単体で飾る/持ち運ぶのに耐えられるクオリティということです。

特に拙僧が重視しているのが、そのアクスタの物語性です。「良いアクスタには物語がある」とは拙僧の格言ですが、良いアクスタは単にポーズを決めているのではなく、前後が想像できるようなイキイキとした存在感というものがあります。

そしてそのポーズや表情には、表紙の一枚絵やキャラクター図鑑の切り取りとは違い、アクスタであることの必然性があります。そういう意味で、「アクスタとしての」完成度、つまり部屋に飾ったり、お出かけに持っていって実際の景色を背景に写真を撮ったりする、というアクスタならでは用途にふさわしいデザインをしたものが良いアクスタといえます。

今回着せ恋展のグッズラインナップを見て、どうしても欲しいアクスタがありました。それがこのアクスタです。

サンシャインシティにて

ごじょーくんの痛バを持った、お出かけスタイルの喜多川さんです。お出かけスタイルなので外で写真撮るのに合わせやすいというのが第一の理由です。こっちにピースをしてくれていて、喜多川さんのお出かけ写真を撮れるところがすごく良いです。

今回着せ恋展の会場となった池袋(東口)は、オタクの街であり、街全体が着せ恋の聖地みたいなところがあるので、池袋の街を喜多川さんと一緒にカメラに収めたい欲がムンムンでした。

アニメイト前にて。方向は逆ですが、OPの最後のシーンのところです。

でもこのアクスタ、ディテールもすごく良いんです。それがこのごじょーくん痛バです。

冷静に考えると、着せ恋の世界にごじょーくんのグッズはありません(自作することもできなくはないですが)。なのでこの痛バは「もしも喜多川さんが推し活するならごじょーくんの痛バ作るだろうな」というイフの世界のものなのです。痛バなのもいいですよね、グッズ売り場にごじょーくんの祭壇を作っている喜多川さんもありましたが、お出かけ用のアクスタならこっちの方が断然良いです。

拙僧たちが二次元のキャラクターの痛バを作るのと違って、二次元のキャラクターが同じ世界にいるキャラクターの痛バを作るのはかなり奇妙な現象でありますが、その奇妙さがアクスタとしての価値をさらに高めます。

アクスタの写真を撮るというのは、リアルの世界に二次元のキャラクターを合わせることで、写真の中でこの世界(三次元)にキャラクター(二次元)を溶け込ませるという営為でした。

だからこそそこに映るのは完全に原作(マンガ・アニメ双方含む)世界からそのまま出てきた喜多川さんではなくて、イフの喜多川さんなのです。ここらへんを厳密に言う術を拙僧はまだ持っていませんが、この「ごじょーくんの痛バを持っている、原作の世界にはいない喜多川さん」がアクスタがアクスタたる所以を表しているように思えて、買わずにはいられませんでした。

ゲーセンにて
アニメイトにて。AveMujicaも池袋あたりの話です。中の人つながりは、そこそこ。
アニメ東京ステーションにて。近くで終末トレインのポップアップストアもありました。

このまれびと感がとても良いですね。色んなアニメの聖地になっている池袋ですが、その全てにピースをキメて写真撮影することが許されるメタ=オタクの姿をした喜多川さんです。

もうひとつのアクスタ

あの、実はアクスタもう一個買っていました。一回のイベントで複数個買うのは拙僧史上初ですし、去年の段階ではイベント毎にひとつのアクスタが上限かなと考えていたので、いきなり非常事態です。ニコイチであることを理由に複数個アクスタ買うことはしないと心に誓っているのですが、今回は買わざるを得ないアクスタがもうひとつありました。さきほどの喜多川さんがお出かけ用として素晴らしいアクスタなら、今度は部屋に飾るのに素晴らしいアクスタです。

個人的にリズコスが好きです(直球)

それがこのリズコスの喜多川さんです。このリズというのは着せ恋の世界にある架空の漫画のサキュバスなのですが、エナドリでガンギマリになったその漫画の主人公を眠らせようとして失敗して自分が寝ちゃうシーンが有名だそうな。

というわけでそもそも寝室に馴染みがある姿なわけです。そして着せ恋作中ではこのコスをした喜多川さんとごじょーくんがラブホ撮影会をして、我に帰ったごじょーくんがうっかり勃起してしまうことでも有名です。

そんなわけで枕元に是非とも置きたいアクスタとなっています。これで拙僧の寝室が一気にラブホ(撮影会用)になります。あとコスプレ姿のアクスタと一枚噛んでいるところもアクスタらしくていいですね。このリズコスの喜多川さんはリズとして振る舞っているのか、それともちょっとオフになった喜多川さんなのか判別できないところが好きです。

おわりに

あと拙僧の個人的な趣向として、余計な板がないアクスタが好きです。着せ恋展のアクスタは余計な板がないし、値段相応には物理的に大きくて存在感があったのが素晴らしかったです。

アクスタ購入数を年間1桁に抑えたいところですが、良いアクスタに出会った時は大胆に購入していきたいです。

審美眼を養って、よいアクスタライフを!

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