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丁寧な暮らし方を教えてくれた人・故ベニシアさん

少々悲しいお話で恐縮なのですが、先月21日の朝ベニシア・スタンリー・スミスさんが亡くなりました。京都の大原の古民家での暮らしをテレビで紹介する番組をご覧になっていた方もいるかもしれませんね。今日はベニシアさんを追悼する意味で、彼女のご紹介をしたいと思います。
もしよかったら最後までお聞きくださると嬉しいです。

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ベニシアさんをご存知

でしょうか。もしかしたらスタエフ界隈にもそのライフスタイルに惹かれてらっしゃる方もおられるかもしれませんね。少しご紹介をいたします。

ベニシア・スタンリースミスは1950年イギリスに生まれます。大変由緒正しい家にお生まれになりました。寄宿舎のある女子校で学び、19歳の時バックパッカーとしてインドに渡ります。そこから九州へ渡り、1978年から京都で英会話学校を始めます。その後京都・大原の古民家へ移住。そこでガーデニングを始めます。2002年にNHKの「わたしのアイデアガーデニングコンテスト」で特別賞を受賞したことをきっかけに、ハーブ教室を始めるなど、ハーブ専門家として活動を始め、2007年に初めての著書『ベニシアのハーブ便り』を上梓し、その後エッセイ本やDVDなども出版[8]。また、NHK「猫のしっぽ カエルの手 京都 大原 ベニシアの手づくり暮らし」のスタッフによるドキュメンタリー映画が2013年9月14日に公開された。2021年からは介護施設に入所されています。そして、6月21日72歳で天に召されました。

Wiki pediaより一部抜粋

京都の大原での暮らし

私は建物や美術館などが好きなので、よくEテレで京都の大原の古民家で彼女のライフスタイルをみては素敵だな。なんて思っているファンの1人でした。京都は夏も冬も厳しい環境ですが、そこで住むための知恵が素晴らしいのです。ハーブはもとより、野菜を乾燥させたり、漬け込んだりして保存食を作ったり、一番印象的だったのが柿渋を使ってのお掃除です。なかなか畳を拭き掃除って私はしないのですが、こうすると艶が出て、殺菌作用もある昔の人の知恵を使わない手はないですね。とおっしゃっていたのをよく覚えています。

彼女の台所は

さながらコックピットのようで彼女を中心にパッと手を伸ばすと必要なものが取り出せて、しかし、乱雑ではなく味のある台所でこれがまた大好きでした。人によっては質素に感じるかもしれませんが、都会で雑に暮らしがちな私には大変贅沢な暮らしに見えて、憧れの家の一つでした。

創意工夫

なんでも新しいものを買えば便利に暮らせる世の中ですが、不便だからこそ、創意工夫の余地がある。ということや、日本の古い習慣や暮らし方をイギリス人の女性に教わるというアンビバレンツなところにとても惹かれていました。彼女が残した膨大な映像や書籍は全て読み切っていないので、これからも大事に大事に触れていきたいと思います。

ベニシアさんありがとう!

ベニシアさん日本に暮らして、私たち日本人に「日本てこんなに豊かで素敵なところよ。」と教えてくださってありがとうございました。一つでも多く、あなたの暮らしの知恵を残していけたらと思っています。安らかに眠ってください。

ブログも書いております。最近サボり気味ですがもしよかったらお楽しみ下さい。
ブログにはまだ英語でのカードリーディングと聴いてほしい音楽についてのみ掲載しております。他は随時拡張していく予定となりますので、長ーーーい目でみていただけると嬉しいです。

サラダ

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