Macユーザーがハイレゾウォークマンを使ってみた!NW-A100シリーズ編
ハイレゾという概念が出て来たのか2014年頃かららしいのですか、そもそもハイレゾって何って話ですが、
ハイレゾリューションオーディオ (英: High-Resolution Audio) とは、CD-DAのサンプリングパラメータ(44.1 kHz, 16bit)よりもレゾリューションが高い(デジタル)オーディオのこと[1]。略して「ハイレゾオーディオ」、「ハイレゾ音源」または単に「ハイレゾ」と呼ばれることもある(高分解音質・高解像度音質)
(Wikipediaより)
要はCDクオリティより解像度が高く音が細かくまてカバーできてるよ、って事です。音楽好きとしてはそんなに音が良いなら聞いてみたいというのが本音でしょう。
以前友人が、Technicsのショールームを予約してくれて、ハイレゾに初めて触れたのですが、あ、これはこれでアリだな、と思い手軽に始められないだろうか、考えていました。
Macユーザー歴30年弱、iPhoneユーザー、ハイレゾとの出会い
iPhone、iTunesに縛られていましたが、もしもっと違う音源と出会えるなら、ちょっとApple以外のデバイスを使ってみようと思い始めました。
色々ハイレゾを楽しむための機器はありますが、多分一番安価で、自分だけで、楽しめるとしたら、色々考えた挙句、
某量販店のポイントが10,000以上あったので、
SONYのWALKMANシリーズが良いのではないかと言う結果に至り、今回、SONYのWALKMAN、NW-A100、ヘッドホン付きの16GBモデルを選びました。ポイント使ったので葯20,000円でゲット出来ました!
Bluetoothにも対応しています。
それに対応したハイレゾ「級」の音が出せるBluetoothヘッドホンもSONY製品など各種ありますが、何故ここで敢えて有線のヘッドホン付きを選んだ理由は、Bluetoothだとどうしても音の信号を圧縮、間引いて再生してしまうらしいのです。ハイレゾWALKMANを買っても音が間引かれていたらiPhoneにBeatsやAirPodsで繋ぐのとも、さして変わらないでしょう。個性死んじゃう!なので敢えてノイズキャンセリングの有線ヘッドホン付きをチョイス。
ここまで読まれた方、え?ハイレゾってデータ量相当ありそうじゃない、でも16GBで良いの?という疑問を持たれた方多いと思いますが、
良いんです。
WALKMANに対応しているmicro SDカードで、容量は増やせて自分の知る限り256GBのSDカードにも対応しています。SONY純正のSDカードはかなりのお値段がしますので、特にAmazonのレビューで評価の高かったSAMSUNGの256GB EVO Plusをネットで注文。因みに約4,000円。写真がパンツに似てますが違います。
WALKMANのmicro SDカードスロットに、差し込みます。差し込むだけではダメです。
WALKMANの「設定」画面から「ストレージ」を選択します。
選択すると、WALKMANの内蔵メモリーと、差し込んだSDカード、(自分の場合はSAMSUNGの256GB EVO Plus)が現れます。
差し込んだSDカードを選んで、「ストレージの設定」を選び、「フォーマット」します。
Spotifyなどのサブスクリプションをハイレゾ級音源で聴ける
Spotifyをせっかくやっているのだから、もっと良い音で聴いてみたい。WALKMANはSpotifyやApple Musicの音源もハイレゾ並みに信号を変換してくれるそうです。
CDやダウンロード購入した楽曲だけでなく、Spotifyや YouTube(TM)、Apple Music、mora qualitasなどのストリーミングサービスに対応。AI(人工知能)技術が楽曲のタイプを解析し、自動的に最適なアップスケーリングをすることで、普段スマートフォンで聴いていた音楽もハイレゾ級(*)高音質で楽しむことができます。
https://www.sony.jp/walkman/products/NW-A100_series/
勿論WALKMANはSIMがある携帯端末とは違って、ハコモノですので、Spotifyの音源を外で聴く際にはオフラインでも聴けるように設定しておく必要があります。
まずはWALKMANにWi-Fi設定して、ネットに繋げますね。Spotifyをダウンロード、サインイン。
そんな事分かってるよ、
という方ちょっとお待ちください。
WALKMAN上のSpotifyの「設定」画面に行きます。良い音で聴くのが目的なので、当然、
「ストリーミング」「ダウンロード」の項目は「最高音質」を選びます。
Spotifyの気に入っているプレイリストをオフラインで聴けるように、WALKMAN上でダウンロードしておきます。
これだけでも容量は16GBでは足りないので、
★ここが大事。ダウンロードする前に、Spotifyの「設定」の一番下にある「ストレージ」という項目にSDカードを選択します。
ちょっと時間がかかりますか、移行していきます。終わったら、「最高音質」の音源がSDカードに記憶されている事になります。
でも実際のところハイレゾ音源を聴いてみたい
幾つかハイレゾ音源を売っているサイトはあるようですが、自分は「mora」というWALKMAN公式ミュージックストアに登録してみました。
手始めに何が良いかなぁ?ハイレゾ感のあるもの、ライブ感のあるもの、何だろ、知っていて臨場感のある、
ん、これ、良いかも!
しかし、如何に曲数が多いとも¥4,481とは最近配信サービスではあまり見た事の無い値段…。
YMOの伝説の1983年の散会ライブの「After Service」をWALKMAN上でダウンロードしてみましたが、しかし、Appleユーザからしてみると、WALKMAN上でダウンロードしてもディレクトリが複雑過ぎて、一体どこにダウンロードデータがあるのか、さっぱり分からない。
あ、これはAndroid端末だったと初めて気が付きます。
iTunes Storeのようにダウンロードしたら、あまり考えなくてもハイレゾ音源が聴けるような仕組みでは無いのです。
そこで、まずMacを使います。
Mac君登場。
Macに「mora ダウンローダー」なるものをダウンロードして、インストールしてみました。サインインして、ちゃんとYMOの音源もMacの「ミュージック」フォルダの中に「mora」というフォルダにYMOの「After Service」のフォルダが形成されておりす。
さあ、これでWALKMANを付属のUSBケーブルでMacに繋いでみました。
ん?
何も反応がない。
そう、自分が勉強不足で、MacとAndroid端末を接続するには、接続するソフトウェアがMacにインストールされていないといけないのです。
あ、面倒くさくなって来たぞ!
でもハイレゾを体験するまでもう少しだ!
「Android File Transfer」
というソフトウェアをMacにインストールする必要があります。
https://www.android.com/filetransfer/
インストールしてみました。
お、Mac君がWALKMAN君を認識したようだ!ここからは簡単。まず保存先を、ファインダーで、WALKMANか、SDカードを選ぶ事が出来ます。勿論データ量が大きいので、SDカード、自分の場合はSAMSUNGのSDカードを選択して、
Macの「mora」フォルダに入ったYMOの曲を全部選んで、SAMSUNGの中に形成されてる「Music」フォルダにドラックアンドドロップするだけです。
★ここで注意!「mora」のフォルダが作成されますが、フォルダ毎ではなく曲を選択して、ドラッグ&ドロップ。
iTunesに入っている曲も、同様にドラックアンドドロップで行けるそうです。
MacユーザーでWALKMANを使うなら、
「Android File Transfer」
https://www.android.com/filetransfer/はMacにインストールしておかないとダメです。
さて自分で触れたハイレゾはどうだったか?
まず、Spotifyですが、Spotifyと思えない位音が良くなっていました。さすが、ストリーミングWALKMAN。まぁ、設定も良かったからかな?
さて、肝心のYMOのハイレゾ音源の感想です。
確かに今までiPhoneなどから聴いていた音とは明らかに違います。ビットレートも高くなって、凄いクリアになっています。特に今回購入したYMOの「After Service」は、昔から舐めるように聴いてきたアルバムです。
あ、こんな音がなってたんだ!と思うことが沢山あり、高音、中音、低音の鳴り方が本当に違い、目が覚める思いでした。
ただ、こういうツールがあるんだよ、という事を知っておくのも今の時代、One of Themとして、面白いのかな、と思ってます。さらっと聴く時や、解像度の高い音楽にじっくり触れたい時を自分の気分でその時その時で選べば良いのかな、と思ってます。
Apple製品に飼い慣らされた僕たちには
Android製品に慣れている方は、これくらいいつもやってるよ、というような事なんでしょうけれど、Appleネイティブの人々からしたら、iTunes Storeで曲を購入すると、Apple Musicに曲がダウンロードされているという方式を改めて考え直さないといけない、のは非常に大変です。正直、面倒くさいね〜、音が良くても〜、とは思います。
SONYは元々WALKMAN を作った会社だよね
ここまで色々と書いてきましたが、最後に書きますがSONYは元々オリジナルのプロダクトを作って来て、評価を得てきた会社でしたね。OSをAndroidに頼らず、SONY独自のOSを作ってWALKMANを作ってもらいたかったな、とも、思いました。
追記) 多分SONYの小さい意地なのでしょう。曲がなっている間、カセットテープの回っているスクリーセーバーを選べます。こういうとこは可愛いね。
こんな感じ。
2020 6/02
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