Panasonic(Technics)-SC-PMX900を使ってみての感想
買った当時のインスタグラムより
購入2022年12月30日
買って良かった点
買ったきっかけ
前述インスグラムにも書いてありますが、数年前、友人達と行ったTechnicsのショールームで出会った、Panasonicから出ているTechnics仕様のハイレゾ対応ステレオシステムの音に触れて忘れられなかったのですが、まずは手始めにハイレゾ対応のWALKMANを買いました。聴いているうちにこれは部屋で聴くのもアリかもしれない、と思うようになりました。それ程ハイレゾの音質は良かったです。
そして、この度部屋でFMラジオ、CDそしてハイレゾ音源を楽しめるステレオシステムを探していたら、SC-PMX900に出会い長い間、買おうか悩んでいましたが、中々踏ん切りがつがなかった矢先、Amazonで丁度セール中だったようで、54,000円代で手に入れることが出来ました。今現在はまた値段が高騰しているようで、どこのサイトでも60,000円位の値段のようです。
「Tuned by Technics」と刻印された辺りもTechnicsに馴染み深い人には魅力的です。ちなみにこのステレオは初期コロナの巣篭もり需要時期にホームリスニング用に発売されたようです。
ハイレゾ音源だけでなくCD音源も綺麗
買って既に手に入れていたハイレゾ音源を聴いてみました。勿論音の鳴りは非常に綺麗です。
そして特筆すべき点としてCDも感動的な程音が良い事が分かりました。
これは、Technicsの技術ハイレゾリマスターという技術によるものです。詳しくは下記引用文よりご覧ください。
というわけでCDも相当音が綺麗に聴こえます。
ハイレゾ音源の簡単な聴き方
写真左側に音源を入れたUSBメモリーを挿すUSBポートがあります。そこにあらかじめ手に入れておいたハイレゾ音源をPC経由でUSBに入れて、そのUSBポートに差し込み入力切り替えで「USB」を選択すれば音源が流れる準備が出来ます。音質等を自分好みに変える事も出来ます。勿論有線経由でも可能なようです。
難点
これはかなり普通のコンポに慣れている人からすると、結構な難点が多くあります。
自分が聴いている曲名どころか何曲目かも表示されない
私の使い方が悪かったら、逆に教えて欲しい位なのですが、ハイレゾ音源、CD共に今自分が、曲名や何曲目を聴いているのか表示される事はありません。最初にチョロっと何曲目か表示される程度。これを見逃すと自分が今何曲目を聴いているのか、例えば初めて聴くハイレゾだったり、CDだったりすると先ず分かりません。せめてトラックのナンバーか曲名でも表されると良いのですが。
逆にあまり一々気にしないでBGMで聴くスタイル、例えば、部屋やお店の中で何となく音楽が気持ちよく鳴っていて欲しい人には向いていると思います。
リモコンが使い物にならない
よくレビューで見かける意見ですが、リモコンが他所で売っているものに比較出来ない位、大雑把な作りになっています。細かい操作は結局本体を触りながら操作する、みたいな感じです。コレはリモコンだけでも最新版を出して欲しい位です。
ハイレゾ音源の操作も意外と雑
これも私の設定がおかしいのかもしれませんが、USBに入ったハイレゾ音源のアルバムを自由にアルバム毎に飛ばしたり、選ぶ事が困難です。試しにPCでUSBの中にディレクトリを作ってみましたが、それこそ曲順かバラバラになり失敗に終わりました。PC接続をすれば良いのかもしれません。
ネットワーク接続、例えばストリーミング音源は音質があまり良く無い
この商品の売りの一つとして、ストリーミングサービスを飛ばして聴く事が出来るとありましたが、これは特筆すべき点は無く、あまりハイレゾ級の音が鳴るとは考えない方がいいかと思います。
聴く音楽によって大分違う
とまぁ、良い点、難点両方の見方から書いてみましたが、やはり音質に関してはは特筆すべきものがあります。
特に違いが分かり易いジャンルとしては、ダンス・ミュージック系、エレクトロニクス系やポップミュージックよりは断然、Jazz、Bossa Novaやクラシック系のアコースティックなものの鳴り方が綺麗に聴こえると思いました。
以上の事を、この商品を買うか買わないか悩まれている方の参考になればいいと思っています。
結局のところ
結局のところ、満足しているかどうかで言うと、私的には、ハイレゾ音源の鳴り方、CDの鳴り方が非常に綺麗なところには満足しています。
チッ、ここがこうなればいいのに、と思う事も沢山ありますが、この価格帯でこの音質はまぁまぁの出来かな?と自分を納得させております。
ま、なんで言ったって、
「Tuned by Technics」
ですからね。Technics信者でした。
(2023/07/28加筆)
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