目の見えない人を手助けすることについて
ふと思ったこと。
◎困っている人を助けないで見ている人に怒りを感じていること
◎自分の無知を恥ずかしく思ったこと
なんで見てるだけなの!?
子供と一緒に家の近くの最寄駅までに出たときの話である。
20メートルくらい離れたところに目の見えない視覚障がい者の女性が歩道からそれて車道にでてしまっていた。
ガードレールがあって、その人はそれが障害物だと思っていて、車道に出たことに気が付いてないのだ。
危ない!!
その場にいる誰もがそう思ったに違いない。
私も思ったし、一緒にいる息子も同じだった。
だけど、
その女性のすぐ近くを歩いている男性は、女性が車道に出たところを黙ってみているのだ。
通り過ぎるところを立ち止まってじーーーーっとみているだけ。
他の人たちも通り過ぎながら見ていて、
なんで見てるだけなんだ!
みんなその人が目が見えないのを知っているのに、
時が止まったかのように
立ち止まってじーーーーっとみつめているだけ。
異様な光景だった。
怒りがわいた。
なんで見てるだけなの!?
なんで見えてないのを知っていて助けないの!?
「そっちは車道だから危ないよ」と声をかけて危険を教えることくらいできるでしょう。
私たちはその女性と違って目が見えているのだから。
※家に帰ってから息子も「ぼくもなんでみんな見てるだけなんだろうって思った」と言っていたので、子供の目からしても異様な光景だったようだ。
自分の無知を恥ずかしく思う
なんにしても危ない!!今すぐ車道に出ていることを教えなければ!!
慌ててその女性に近づいて、
「そっちは車道だから危ないですよ」と声をかけた。
本人も、点字ブロックが消えたのをおかしいなと思っていたのか、白杖(はくじょう)で探していたらしい。
よかった!とほっとしたが、
そこでハッと気が付いた。
今まで私は
耳が聞こえなかったり、話せなかったり、車いすだったり…
街中で困っている障害のある人のお手伝いをしてきたが、目が見えない人のお手伝いは初めてだった。
白状でブロックを探しながら歩いてくるのをこちらから避けたり、ブロックの上に止まっている自転車や障害物があればその人がスムーズに通れるようにどかしたり、目の見えない人の事情を知らないその上に立っている人に移動してもらったり…
というのはやってきたが、
「こっちですよ!」と直接誘導するは初めてだったのだ。
子供の頃から障がい者が身近にいたせいか、困っていそうな障がい者に手を差し伸べて手助けすることに全く抵抗はないが、
さっと動けたのはこの漫画の影響もある。
私がいま読んでいる漫画で、弱視の女の子とヤンキーの恋愛マンガである。
目が見えない人がどうやって生活しているのか?
目が見えないことをどんな気持ちでいるのか??
とくに、お化粧の仕方は必見!
目が見えなくても綺麗にお化粧できる方法が載っているので、試しに目をつぶってやってみたら綺麗にできておおおお(゚Д゚;)すげえぇと思った。
普段この漫画を読んでいて、目の見えない人が身近に感じられるせいか
そんなに難しく考えずに手助けに入ったが、、、
イマイチ誘導の仕方がわからず、
私の言葉が少ないせいでたった3メートルほどの距離なのに、なかなか歩道までたどり着けなかった。
車道と歩道の間にはガードレールがあって、それでこちら側に来られないようになっていることをどうにか伝えながらも、
それでもなんとかしてコミュニケーションをとって、歩道まで誘導することに成功したが、
自分の無知を恥ずかしく思った。
家に帰ってからさっそく、視覚障がい者をどのようにして誘導すればいいのかを調べたら、、、
なんと、私のしていたことは視覚障がい者にとって不安になることばかりだった・・・
女性に不安にさせてしまったことを申し訳なく思った。
ああああ、猛省…( TДT)ゴメンヨー
+++あとがき+++
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