『ぼく達のアルバム』
思い出を一つ一つ
閉じ込めたアルバム
でもそのアルバムは
形として残るものじゃない
ぼく達のアルバムは
記憶の中にしかない
心の中に綴じ込んで
色褪せることもない
降り注いでいた日差し
吹いていた風の肌ざわり
交わした言葉に紛れていた
BGMのような周囲のざわめき
アルバムを開くと甦る
風景や音 言葉や思い
共に過ごした時間の
温かな記憶
楽しいことばかりじゃないけど
どれも等しく大切に思えるのは
乗り越えて知ることがあり
思いも深めたからだろうか
大切な ぼく達のアルバム
これからも同じ景色を見て
ページを増やしていこう
いつもありがとう