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好きな曲 ♪In My Life~創作のきっかけをくれた歌詞

今回ご紹介するのは、この曲。

ビートルズが1965年に発表したアルバム『Rubber Soul』収録の ‘In My Life’ 、もう60年近く前の曲なんですねぇ。動画はベストアルバムから。2023年ミックス、いいですね。

記憶に刻まれた場所がある。
今はもうない場所、変わってしまった場所。
でも心の中の風景は変わることがない。

同じ時を過ごした人たち。
今はもういない人、疎遠になってしまった人。
でも思い出が褪せることはない。

対訳ではありませんが、こんなことを歌ってて、聴くと過ぎ去った時間、かつて過ごした場所やともにあった人たちのことを思い出します。
ビートルズを初めて聴いたのは高校一年の冬。ローカルテレビで放送していた『アニメ・ビートルズ』でした。それ以前にもCMで耳にしていたようですが、ビートルズとして意識して聴いたのは、このアニメが最初です。アニメ自体は取り立てて言うことはないですが、歌はよかった。それでレコードやカセットテープを買って聴くようになったのですが、歌詞を見て驚きました。正直、こんなのでいいのか? と思いました。歌詞というものはプロが書くもので、普段あまり使わない言葉を駆使して日常とは違う世界を描き出すものだと思っていた僕には、ビートルズの歌詞は素朴に映りました。でも逆に新鮮にも感じられ、その素朴さは自身の心情を自分の言葉で綴ったものとしか思えず、かなりの衝撃を受けました。
こんな風に書いていいのか。こういう表現手段があるのか。
文章で表現することは、特別なことではない。誰にでもできる。

才能とは、自分に何かができると信じることだ

ジョン・レノン

伝記本で読んだこの言葉にも後押しされるように、僕は文章を書くようになります。最初は詩、それが小説、童話となり今に至ります。

初めて聴いてから、ずいぶん長い時が流れたものです。主に60年代から70年代の洋楽を聴きますが、長く聴いているうちに色褪せ、そのまま聴かなくなるアーティストがいる中で、ビートルズはいつも僕とともにあります。少し離れても、戻ってくると聴きなれた曲が別の魅力をみせます。好きな曲はその時々で変わりますが、♪ In my life は常に3本の指に入る曲であり、僕が創作に目を向けるきっかけとなった曲でもあります。お時間ありましたら聴いてみて下さい。
最後になりましたが、この記事ははると🍰です。今頃言うのも何ですが、
お久しぶりです~。

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