詩『いつも ともに』
いつも ともにある
時に見えなくなるだけ
それが希望
厚い雲に遮られて
日が差さないように思う時にも
光が届いているように
いつも ともに歩いてる
時に見失うだけ
それが希望
霧が深すぎて
見えなくなることがあっても
道が続いているように
どんな思いを抱えていようと
どこで暮らしていようと
精一杯の日々を生きている
そんな今の自分のために
明日や未来につながる今を諦め
捨ててしまわないように
希望は ある
朝夕の空を赤く染める太陽や
夜を優しく照らす月のように
心の琴線に触れる言葉に出合う本や
荒れた心を鎮めてくれる歌のように
希望はいつも ともにある