好きな曲 〜 真夏の雨
2018年の夏。人生において、4度目の、精神病棟を退院した。とても暑い夏だったが、退院できた開放感から、嬉しくてたまらなかった。実家での、母の介護のための、家事労働があったが、そのころは、まだ母は自分で歩けたし、話しをすることもできた。父との関係も悪くなくなっていた。
実家には、愛猫が2匹、まだ元気だった。
小さいながらも、好きな庭があったし、実家近くには、大きな河が流れていて、その河には、魚や水鳥がいつもいて、河川敷には緑がいっぱい。堤防の散歩道には、近所の方が手入れされた、季節の花々が、とても綺麗に咲いていた。
自由に外に出れる!嬉しい!
大きな河は、水かさが浅くて、向こう岸まで渡れそう。
真昼。暑さのため、ほとんど人気がなく、すごく広々としていた。靑かった空が、あやしくなってきた。もくもくした、灰色の雲が近づいてくる。
川岸で、歌いたくなった。
誰もいない。叫ぶように歌った。
雨が振り出した。快感… 。
その後、親切なおじさんに、注意されるまで、ずっと歌っていた…… 。
日本語バージョン
その年の冬、5度目の入院となった。すぐ退院できると思っていたが、甘かった。
2019年の秋まで、退院することを許されなかった。主治医のはからいで、実家を出て、いろんな方々のサポートを受けながら、はじめての一人暮らしをすることとなる。その後、主治医が変わり、実家の隣街で一人暮らしすることとなって、今にいたる。自由?不自由?よく、考えてしまう…… 。
☆ 大好きな、NOKKOさんの歌を聴いてくださったあなた ♡ スペシャルサンクスです!
by りまの🐣