詩『太陽』
ぼくは風
空をひとっ飛びして
西の空に沈んでいく
太陽を眺めにいくのさ
ぼくは雲
空を流れていって
東の空から昇ってくる
太陽を迎えにいくんだ
空を見上げれば
風の歌が聴こえないかい?
雲の足跡が見えないかい?
太陽はぼくらの行く先にある
ぼくは雨
草木を洗い流すんだ
また太陽が顔を出した時に
きらきら輝くようにね
太陽が顔を出したよ
暖かな日差しが降り注ぐ
ほら 何もかも輝いてる
もちろん君も
ずっと雨の下にいたこと
ぼくは見ていたからね
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