詩『届け! ぼくの歌』
寂しい時 青い空の下で
ぼくは歌を歌う
大きな空に寂しさが吸い込まれる
楽しい時 道を歩きながら
ぼくは歌を歌う
太陽がいつもより眩しい
悲しい時 真っ赤な夕日に向かって
ぼくは歌を歌う
悲しみが涙に流れていく
歌を歌っていると
嬉しい時はもっと嬉しく
悲しい 寂しい気持ちが半分になる
だからぼくは歌が好き
誰かに聴いてほしいけど
上手くないから恥ずかしい
風が吹き抜けた
野原がなびく
草や花が揺れる
ぼくは歌った
風が運んでくれるといいな
遠くまで飛んでいくといいな
ぼくの歌
誰かに届くといいな