Eternal Sunshine of the Spotless Mind
12/23の5th Anniversary Liveをもって群青の世界は現体制終了となってしまった。
つまりどういうことかというと、現メンバー5人はグループを離れるが、新メンバー募集した上で活動を再開するということ。
いくら楽曲が強いいえど、今のオタクがどれだけ残ってくれるか……
そもそも完全に現場から離れた私がどの口で言うんだと(自己嫌悪)
元々アイドルソング自体そんな聴いてなかったが、今となっては青セカすらも聴くことのなくなった日常……
残業で夜遅くなった帰り道で何となく久々に聴きたくなったんだけど、まさにその時に現体制終了を知らすツイートを目にした。
昔から⚫⚫来日しないかな~とツイートした直後に来日決まったり、このような第六感は働く方と自負してるが、今回は虫の知らせとなってしまった。
群青の世界の活動を改めて振り返ると
・2018年12月~2020年07月
グループ発足~長瀬りみ卒業
・2020年08月~2022年05月
水野まゆ・村崎ゆうな加入~横田ふみか卒業
・2022年06月~2023年12月
4人体制~水野まゆ卒業~横田ふみか復帰・町田ほのか加入~現体制終了
大きく3つのフェーズに区分できる。
私が通ってたのは2つめにあたる黄金期と言っていい時代だ。
期間的に最も長くオタクの質、量的にも隆盛を極めていた頃に思える(オタクの質ってなんやねん)
それ以降は本当に片手で数えるほどしか現場に足を運んでいない。
そんな私でもさすがに現体制ラストライブはいの一番に優先しなければならないイベントだったのは疑いようもない。
ただのアニラだったら昨年と同じく干すという選択肢もあっただろう。
そんな風前の灯に近い脆いモチベで臨んだライブは果たしてこのもやもやしたオタ活に有終の美を飾らせたのか……?
会場となった新都市ホールは横浜のそごう内に位置する特殊なホールだ。
横浜駅直結でアクセス的にはかなりいい。
こうして見ると直線的にはKアリーナはかなり近くにあるんだと実感する(;'ω'∩)
早く終演後の混雑解消されるといいね。
さてさて、前日にBチケットを買うという大変スロースターターな購買行動に出てしまい、入場は開演15分前とかまで待たされてしまうのも計算のうち。
この時間の入場ならもう1軒飲めたななんて1ミクロンも思ってなんかない。
横浜ついでに飲み歩き画策してたなんて股が裂けても言えねえ
Bチケ200番台中盤もはや人権なくて最後方にガラ空きの席を選り取りみどり状態(いやこれは人権あるなw)
下手側の前後左右ゆとりある最後方の前列を確保。
結局最後まで左右両隣と前2席分空いてたからかそこまで視界は悪くなかった。
ここまで露骨に避けられると柿本のアレ(スクショの用意がない)が脳裏に過ぎるよなw
開幕はおそらく9割以上の人が予想してたであろう『アンノウンプラネット』
青セカの始まりの曲でこれまでのワンマンライブでも1曲目に起用してくる事が多かった。
王道な入りで捻りなく思えるが、だからこそこれまでの青セカの歴史の重みを感じる。
そこからの『青い光』へ続く躍動感が心地よい。
うなまゆ加入新体制での一発目の曲で私的にはライブの1曲目はこっち派!
以前やったワンマンではこの2曲逆で入った回あったよね確か。
にしても指差しある曲はやっぱいいね。
『青空モーメント』は後からセトリを見返すと入ってるのが意外といったら失礼だが、まぁそれが率直な印象。
と言ったらいらない曲なのかとなってしまうが、実はゆうなコール起きたとこでじわっときてそのまま泣いた。
正直好きな曲とは言い難いので、この展開は予想できなかった(滝汗)
時期的に青セカのライブでコールを浴びた経験がほとんどないもので> <
『However long』は自分が熱心に現場通ってた中ではラストとなる曲だったので変な意味で印象深い> < ՞
リリース当時はそんな好きじゃなかったが、聴き込むとだんだんよさが染み渡ってくるまさにスルメ曲〈:3 彡
三角作る優しい振り付けすこすこ
その感傷的な空気を打ち砕くかのように『BLUE OVER』を早くもin
間違いなく青セカのアンセムの1つ!
特に初期から支えてきたという意味では青セカといったらこの曲を挙げる人も多いかも分からない。
会場のレギュ的にジャンプ禁止なのは勿体なかった……
続くは『最終章のないストーリー』
曲名からの連想か対バンでもワンマンでも比較的ラストに持ってくる率が高かったイメージ。
推しメンの一宮ゆいちゃんがフェイバリットに挙げてた曲って印象も強いけど、あの子いつからか他の曲に鞍替えしてたよね笑
この曲の特筆すべきポイントは言わずもがな全身全霊のふみかコール!
オタク各々推しメンの名のコールには気合い入るの当たり前だが、ここは全青セカオタクの圧が伸し掛る胸熱熱盛!!
前出のブルオバよりも沸ける曲といっても過言ではない!
そして、ここからはメドレーという名のカオスへ……
流れが変わるからここまでで1章という捉え方もできる。
持ち時間の30分の対バンだと青セカは6曲やるから対バンのフォーマットをジャブとして味あわせてもらった感(個人の感想)
バランスよくて結構ありそうなセトリだけど、モーメントが対バンのセトリ入る事は後期にはなかった気するねぇ。
行ってないから知らんけどさ。
このメドレーではメンバーが通路を練り歩いて撮影可にするというファンサも敢行(一宮発案らしい)
曲順は分からんからどっかしらでセトリを確認してほしい。
くそーこれ読めてたら最後方陣取ってたのにと後悔w
まぁこういうパフォやるならボーカル迷子になる事故起こさない程度のレッスンは積んでおいてほしいと小言。
Questもこのパートでやったんだけど、あのフリコピ現場離れてるとメンバーの手本ないとムズい程度の難度はあるよね←特に最後の手の流し方のライン
あと青セカの中でもクール属性の『ロールプレイ』『夢を語って生きていくの』『COLOR』を全投下はいただけない。
繋ぎを意識するとここら挟むとそれっぽいオシャンな雰囲気満たせるのは分かるけど。
1曲くらいはフルコーラスで残しておいてほしかった。
もはや言及の必要ないが『Nonstop』は入る余地ないのね。
ツアーの名古屋か仙台かで久々にやったって話TLに流れてきたから幾許かの期待はあったが……
逆に私の一押し曲『アイ・ワナ・ビー』はここでの披露なかったから後半にとっておいてるもんだと誤解してしまった笑
そうよね、フルコーラスでじっくり聴きたいよねとガッツポかましてたのにさ……
後半代表曲惜しみなく投下され「もしやお呼びでなかった」という焦りからケツから嫌な汗かいて、もはや脱糞寸前。
アンコールでの披露に一縷の望みを託すも見事セトリ漏れ(;;)
改めて群青の世界の楽曲群の層の厚さに驚かされる(超絶プラス思考)
あと斜め後ろの女オタがうなちゃんとハイタッチしてて超絶羨ましかった(´º﹃º`)
まぁ韓国の某DJの一件があったから、性別オスの私はそのポジいても指ハート送るくらいしかできねぇww
てな感じでやや消化不良となってしまったメドレーパート> <
ここでメンバーは衣装チェンジのためステージ捌けて事前収録の音声垂れ流し……
今回まさかのスクリーンなしなのでほんと音声のみ。
ジャン禁に加えその点でもこの会場は残念極まりなかった。
まぁクリスマス週の土曜で理想の箱なんて易易と取れるもんではないけどさ。
再登場したのっけから披露されたのはまさかの新曲(°Д°)
ちなみに恥ずかしながら次の曲も私は聴いたことなくてそれも新曲だと誤認してたのは埋まりたい失態(『ノエルに君は』)
新曲の『季節は君を見捨てない』はメンバーとオタクのこれからの未来に光を照らすような詞を紡いでいて、まさに今に相応しい曲だった。
音楽の教科書に載せてくれよ、頼む……
メンバーが横並びした「このフォーメーションは!!」と叫びたくなるのはやはり『カルミア』だった
全俺歓喜ᐠ( ᑒ )ᐟヽ(*゚∀゚*)ノ
てかセット位置一宮センターだったはずなんだけどナ
ちなみにこれ1曲目に持ってくるとSE段階で横並びセットで匂わせてからモーション起こして実はシンエモみたいなスペシャルプレーの応用効くからめちゃ面白いのよねw
私事にはなるが、この曲でのマサイが1番気持ちいい。
ふみかパートの後に一宮パート入るんだけど、こっちも一捻り加えたいからセーフティブリッツかって勢いでふみかパートから飛んだり、逆にディレイで入って混声パートまで待ったり遊びの要素が多分にあった笑
てか声出しOKの今ならラスト大サビはシンガロング待ったなし!?と思ってたが、周り誰も歌ってなくて涙目。
うなちゃんマイクフロアに向けてるんやぞ(憤怒)
小心者なので鼻声程度で口ずさんました(文字通り小声)
Sチケのおまいつエリアはまた違ったのかな
その後には今年リリースの神曲『春夏秋冬』を私はようやく生で聴くことができて感涙(՞߹ ߹՞)
これだけキャリア重ねてもまだこんな期待以上の曲を解き放ってくる制作陣すごすぎる。
この曲を初めて聴いた時は青セカは間違いなく第2の黄金期を築き上げられると確信したから、この結果は外部の人間ながら非常に悔しい。
なぜそこまで思わせたかと言うと2番サビでの町田ほのかちゃんのパフォーマンスにあるんだよね。
歌唱部分でいったらグループ内ではくどみが群を抜いてた中でほのちゃんのソロパートの強さはくどみに肉薄してて間違いなくこれからのグループの武器になると胸を踊らせてくれた。
最後の最後にはなってしまったが、それを肌で感じることができたのは自分の中で救いではある。
MCを挟んで披露されたのは『Puzzle』
メンバー5人として大切な曲みたいな触れ方して察知できたことに、私にはまだ青セカブルーの血が流れていたと実感(マジレスすると赤です)
くどみ作詞曲では個人的にいっちゃん好き。
メロに対する詩のハマり方とかもいいのよね。
特に2番の初っ端のうなパートの入り方とか。
2番はコード進行もストレートじゃなくてよりドラマチックさを感じさせる。
そしていよいよの『未来シルエット』
前々からいつかくるであろう最後のライブではこの曲を本編なりアンコールなりのラストに据えると予想してたから、ここで〆は早いなぁとんんんーなってたらintro部でメンバー特に何も言わんから肩透かし食らったよねw
青セカのライブを初めて観ようと新宿BLAZEに足を運んだ時にしっかり目当てのこの曲を回収できてほくほくしてのも今は昔(トオイメ
実は好きすぎて新録MVのロケ地を聖地巡礼したくらい。
ワナビーでもあるんだけど、やはり青セカのフリの美しさは交差部でこそ本領が発揮されるというのが持論。
よもやラジオ体操よりも馴染みのあるサビのフリは老いてボケが始まっても忘れられるわけがない。
そういえばMIXありでは初めて生で聴いたな(どんだけ現場行ってないねんw)
どう考えてもMIXいらなくね?と感じる派だがな!とか虹鱒みたいなグループもそれが当たり前だし地下アイドル現場では逃れられない運命なのよ。
やはりこれこそ音楽の教科書に載せて後世まで残していきたい楽曲。
その後は『ハイライト・トワイライト』『RIBBON』と私にとっては馴染みのない曲で本編は幕を閉じた。
ただこの点は悲観することなく後期の曲を重要な場面で用いるだけの基盤を作り上げてたという評価に繋がる(誰目線やねん)
実際、推しメンのTwitterのリプ欄とかも知らんオタクがばんばん目立ってたからな。
フロア最後方にもしっかり届いた気合いの入った口上からのアンコールで披露されたのは……
やはりやはりの『メロドラマ』
ラストライブのEN一発目でこんな別れをテーマにされた曲を持ってこられたら全オタク涙腺崩壊するに決まってるやろ……
この曲の肝となるのはラストの『届けよう歌に乗せてええええええええええええ』くどみのビブラートなんだけど
余韻をもたすような響かせ方だけど、この日は敢えて切り捨てのような締め方。
ん?って違和感あったけど、シンガーしての芸達者で伏線なのよね。
すぐ分かるから。
結果としてラストを締めくくったのは群青の世界が世界に誇る大アンセム『僕達のスーバーノヴァ』
まぁそらそうよねとみんな納得の選曲。
アンセムの成り立ちは聴き手が育ててその地位を獲得したか、世に放たれた瞬間にその地位を約束されてたかの2パターンがあるが、この曲は割と後者になるんじゃないかな。
元々単独ライブでは天体や星座をモチーフにしてタイトルが名付けられていて2周年アニラではSupernovaが冠付いてわけで。
今思えばその後に曲のタイトルにも使われそれがフィナーレを飾るなんて大円団にもほどがあるよ笑
やっぱ2番のサビ前の腰揺らしはこっちもコピりたくなるよね一生。
やらないオタク多すぎるけど笑
先のメロの伏線の話になるが、くどみの「見えているんでしょうか」は少なくとも私は初めて見たってくらいのシャウトの仕方でオタクがこんな歓声上げるんかって感じのリアクションだったw
洋楽のライブじゃないとこんなリアクションしないのにアイドルオタクにそれさせてしまうのはジーニアスすぎるのよみか様(恍惚)
割と普段のライブから歌い方の変化試みるタイプってのは話で聞いてたが、ラストライブでそれぶっ込むのは可能性しか感じない。
表現面で言うと何かふっきりたかったところあるのかなという邪推。
ここまで演出面ではあまり秀でるものがなかったが、大サビで紙テープ噴射には恥ずかしながらわーってなっちゃった笑
本当に楽しかったな。
その後にメンバー一人一人手紙を読む時間に突入。
涙脆いからずっと涙腺ダム決壊状態だったけど、あの場にいたオタクみんなそうだと信じていいよね?
まぁ贅沢を言えばノヴァ温存して手紙の後にやってほしかったかな。
そのための『アイ・ワナ・ビー』よ(ワナビーおじさん)
終演後には特典会もあったけど、長時間の並びが無理な体質のため離脱……
その後ここ数年仲良くしてもらってるオタクさんと合流して横浜駅近辺で軽く1杯。
そこで推しへの気持ち含めた総括やらを語る事になるのだが、それはあまりにも人(キモオタ)の暗部になる話で……
てわけでライブレポだけで失礼することなる。
オタクの真髄はお気持ち表明にあると思うし、そこを避けては何も締められないしケジメもつかない。
ライブから1週間が経ちそれでも気持ちはぐちゃぐちゃなままだ。
現時点で断言できるのは、会えなくなったアイドルはエターナルサンシャインだということ。
いい思い出だけが最後には残る。
村崎ゆうなちゃんの誕生日当日までにその部分は改めて書きたいかなと思う。
だってライブレポでこんな長くなると思わないじゃん普通。
多分ちゃんと書けるはず……
絶対的信頼!
(もはや誰も覚えてない)